蛍の時間。田原温泉体育館から。トットロ~トットロ~
よ~く降りました
これだけ降るとホタルはどうなっちゃうんだろう。
ホタルの季節は静かに始まって、静かに幕を閉じますね。
先週、田原温泉で開かれたホタルと神楽の共演(ある意味)。
子供たちは飛び跳ね、大人は手元に好きなものを広げてくつろぐ。
優雅で贅沢な週末です。
神楽が盛んな地域には、今でもホタルたちが嬉しそうに舞っています。
もともとの季節は違うものだけど、と始まった来賓の方の挨拶。
『神楽とホタル、子供たちに小さいころから美しいものをたくさん見せてあげてください』
良い思い出と、お土産話ができたかな?
中川戸神楽団《土蜘蛛》で幕開け。
この土蜘蛛のくもは若い団員さんの手作りだそうです。
第2幕・都治神楽社中《日本武尊》より。
当日午前2時まで練習されたそうです。
『とにかく一生懸命、舞います!』爽やかでした~
賊首。。悪そーっ
第3幕・中川戸神楽団《瀧夜叉姫》、もう!何度見てもすごい
この日の締めくくり・都治の皆さんの大蛇。
都治の皆さんは、暑さにめっちゃ弱いらしいよ~。
今後攻めるなら、そこ!
祭りが終わって、灯りも落ちて
田原温泉を後にして山を下る途中、ホタルの乱舞に出会い、車から思わず降りて、美しさにしびれておりました。
幻想的な光に四方を囲まれて、宇宙に浮かんでるみたい。。素敵。。。
などと、うっとりしておりましたら、少し前に通り過ぎた一台の車が、遠くから、なぜかバックでピーピー戻ってきた。
変な人だったらどうしよう
勢いよく降りてきたのは、四岐の大蛇の、大町作太さんの息子さん
「貴雄さん」。
『あれ?斉藤さんですか?道に迷ったんですか?』
ふぅ。。。大町さんか~よかった。
でもね、ここ1本道なの。迷いにくいの。
たまーに、友人に『来週の土曜日は何曜日だっけ?』と聞いたりすることもあるけど、まだ大丈夫なの。
大町さんはきっと、何気に通り過ぎたものの、もしかしたら困ってる人かもと思って、長~~~いバックで引き返してこられたんですね。
優しい人だな、と感心してまた一人、ホタルがもっと綺麗に見えました。
来年もその次も、ホタルの輝きが広がりますように。
“神楽好きな人、だーれ?!”に、『はーい』の仲良し兄妹。
小学生のお兄ちゃんと3歳になったばかりのかわい娘ちゃん。
この日はお泊り。また逢おうね
2011,07,08 Fri 23:22