

今年は、今までで一番公演数が多く、充実した年だったという明るい話題から始まり。
しかし忙しさからの練習量の不足を課題として。
来年は稽古重視、足元を固める年にしたいとお話されました。
12月で、発足から33年。
『地域の方、ファンの方、他の神楽団の方々のご支援のお陰です。』と繰り返されます。
「衣裳も何もない状態からのスタート」。この時代を知る団員さんは、油目団長おひとりになりましたが。
時を経て、先輩方の御苦労が、綾西神楽団の源・盛んな勢いに転じているようです。


この日、彦七を舞台初披露。大活躍ですねっ!
~第2幕 大森彦七~
伊予の豪族・大森彦七と、神楽ファンに広く知られる楠正成の物語です。
もともとは、“まつりのつなぎに、少人数で舞えるものを”と6年前に創作され。
その手応えに、徐々に力を注ぐことになったそうです。
同じく綾西神楽團のオリジナル創作神楽『矢取川(やとりがわ)』へと続いていきます。


正成:若林 弘志さん、正季:舛田 竜矢さん。
あらすじ
湊川の戦いに敗れた楠正成・正季は落ち延びていきます。
闘いに勝利した幕府軍の足利尊氏は、伊予の豪族・大森彦七に正成討伐を命じます。
正成らを追い詰めた彦七は、降伏を進めますが、降伏は天皇への裏切りとして、戦いの末に弟・正季は討たれ、力尽きた正成は自害を選びます。
再起を絶たれた正成は、その無念から怨霊となり、・・・矢取川へ続きます。











~代替公演のお知らせ~
8月に中止となりました、宮乃木神楽団の代替公演が決定いたしました。
3月18日(水)午後7時開演。
広島県民文化センター。
チケットの販売が、夕方5時になっておりますのでご注意ください。
演目など詳細は後日お知らせいたします。
2014,12,28 Sun 23:15
