おめでとうございます
土曜日から始まっている
「神楽面と神楽衣装 管沢良典、秀巳 兄弟展」へ行って参りました。
日曜でもあり、沢山の神楽団、社中の皆様のお顔も見えました。
パネルで紹介されるとかっこいいっ
この度の展示会は「神楽を支える」というテーマが付けられており。
観る人の立場や感性で、その奥行きは限りなく広がり、深くなると感じます。
例えば、大塚神楽団で使用されるこちらの姫打掛は
舞台では、滝夜叉姫や紅葉狩の鬼女たちの魅力を盛り立てる脇役ですが。
衣桁にかけられ照明を当てられると、感嘆の溜息が漏れる程の佇まいです。
孔雀に蛇、蛇に彼岸花。
また、こちらの肩切は、琴庄神楽団で使用されるものですが
なんと袖がファスナーになっており、取り外しができるのです。
そうすることによって、汚れやすい玉貫がお洗濯可能となり。
清潔に保て、長く使用できる他。
色違いの肩切を揃えることによって、他の色を組み合わせることが出来、バリエーション豊かに着こなせるということです。
斬新ですが合理的!
ひとつひとつが神楽団の希望、想いとの合作です。
続いて神楽面・・を拝見する前に
「衣裳も面も屋内で作業されるのでしょう。何故、菅沢良典面師は、日焼けしているのですか?」という素朴な疑問があるわけですが。
・・・ちょっと長くなるので、続きます
2014,08,11 Mon 18:23