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ありったけ。
ダイヤ昨夜は広島神楽定期公演ダイヤ

ご来場ありがとうございました。

「その舞台で出来ることを全力で」と掲げられる琴庄神楽団の皆さんの、情熱的な2演目を心と体に刻み込んだ一夜でした。

いよいよ来週は、今年の最終公演。

山王神楽団の皆さんの「滝夜叉姫」「八岐大蛇」で結ばれます。

神楽納めの方もいらっしゃるでしょう。

お誘いあわせの上お越しください四葉




上昨夜の定期公演「土蜘蛛」から。


ダイヤ「第43回 豊平神楽競演大会」続きますダイヤ

毎年、上演前にご紹介するメッセージ文がとても好きなんですよにこっ


~プログラム3番 龍南神楽団 大江山~

この大江山は、先輩の代から続く龍南の代表演目です。

まつりをはじめ他の公演でも一番数多く舞ってきました。

普段よく舞う舞ではありますが、この競演に向けて、いつもの舞をいつものように稽古して舞うだけなく。

太鼓をつけずに所作などひとつひとつを確認しながら動く練習し、初心に返り稽古を重ねてきました。

又、舞子は20代から50代と年齢の幅が広く、どうしても動きに違いが出てしまいますが、今日の舞台では、ベテランが更にひと踏ん張りして、若手を奮起させる底力を見せつけてくれると思っています!

そして、紅葉姫を舞う新入団員の佐々木瑞恵さんは、競演初舞台です。

龍南の大切な団員として育ててまいりますので、皆様も温かく見守ってください。

旧舞の部 準優勝おめでとうございます。


源頼光:畑 和樹さん、坂田金時:花升隆宏さん、
酒呑童子:佐藤修作さん、茨木童子:小川 徹さん、
唐熊童子:沖 貴雄さん、紅葉姫:佐々木瑞恵さん。

大太鼓:佐々木天斗さん、小太鼓:上田康夫さん、
手打鉦:佐々木孝男さん、笛:下梶憲昭さん。





















~プログラム4番 琴庄神楽団 滝夜叉姫~

滝夜叉姫は世代交代を迎え、若い団員が中心となって練習をしてきました。

我々琴庄神楽団は、今から十数年前に、滝夜叉姫が乳母と共に逃げ延びたと伝わる、福島県いわき市の恵日寺を訪問しました。

そして、五月姫・滝夜叉姫が生きた証を心に刻み、土饅頭の墓に手を合わせてきました。

多くの神楽団が舞う滝夜叉姫の物語は、妖術によって鬼となった姿のまま、陰陽師の術によって成敗されますが。

琴庄神楽団の滝夜叉姫は、数珠を胸に昇天します。

父を慕うがゆえに、鬼にならざるを得なかった五月姫は、果たして心まで鬼と化してしまったのだろうか、という疑問を最後の場面に託したものです。

故にこの場面では、滝夜叉姫は何も語らないまま昇天します。

滝夜叉姫の衣装は二段肩切りを使い、怒りや無念、悲しさを表現しています。


大宅中将光圀:石田 成さん、共人:菊本竜乃心さん、
滝夜叉姫:沖田将之さん、夜叉丸:東 成憲さん、
蜘蛛丸:西 康太さん。

大太鼓:菊本靖彦さん、小太鼓:栗栖和昭さん、
手打鉦:菊本 凌さん、笛:平本愛深さん。
























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