寒いから早くお帰り。
THE 大寒ですね
昨日今日と、雪の降り方は如何でしょうか。
今朝は高速の事故で右往左往の影響を受けてしまいました。
自分が当事者にならないように、気を付けないといけません。
雪も凍結も、本当に怖い。
明日の朝も気を付けましょう。
明日(26日)の夜は今年初の満月です。
1月の月は、ウルフムーン。
厳しい冬に食べ物がなく、飢えたオオカミの遠吠えが響くことから名づけられたようです。
月に照らされた美しい雪の景色と、生き物にとって厳しい冬の対比が切ないです。
先日、ご縁を頂いたお祝いの会
新聞などでご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが。
北広島町に日本刀鍛錬道場をお持ちの、三上貞直(さだなお)刀匠が「第80回中国新聞文化賞」を受賞されました。
祝賀会でご挨拶をされる、刀工 三上貞直さん。
この度の受賞をお祝いする会で、刀作りという世界を予習させてもらったのですが、難易度高すぎです。
長い時を経て磨かれてきた作刀の技術は、体感しない限りそうそう理解できるものではありませんね
今回は、炭と砂鉄を三日三晩燃やして作る「玉鋼」を初めて見ることができた!
もう、これだけで感動しました。
貴重な玉鋼。「たたら鋼」とも呼ばれるそうです。
又、三上さんのような方が身近にいらっしゃるということに幸せを感じました。
優しく気さくで、陽だまりのような方。
これからも作品と共に、その人柄にも多くの方が集われるでしょう。
改めて、中国新聞文化賞の受賞、おめでとうございます。
三上さんは現在、奥出雲の日刀保たたらに入り、今年のたたら製鉄を始めておられます。
作業の安全をお祈り致します。
古代よりこの地で、たたらが盛んであったことに思いを馳せ。
そして、もののけ姫の色んな場面も思い浮かんできます
ところで!
祝賀会の会場で、鋭い輝きを放つ一本の太刀。
三上さんと北広島町の安芸吉川会で取り組まれている、国宝「狐ヶ崎(きつねがさき)の太刀」写しの第一刀です。
人の命を奪う武器であったのかと、どこまでも奥深く引き込まれてしまいます。
正治2年(1200年)吉川氏2代目の友兼の武勇を伝える狐ヶ崎の太刀は、800年もの間、守り刀として受け継がれ。
鎌倉初期の作刀時の姿をそのまま伝える太刀として、国宝中の国宝と称される有名な刀だそうです。
岩国の吉川史料館が所蔵していますが、門外不出。
しかも滅多に公開されません。
吉川本拠地と伝わる、北広島町の歴史文化の発信と。
作刀の技術の保存と継承のため、六振りの写し作成が進められています。
日本刀を展示する美術館や観光地は、意外に多いですが。
鑑賞する気持ちが大きく変わりそうです
写し事業のHPを見つけましたので、ご参照までに~
https://aki-kikkawa.kitahiroshima.net/kifu.html
2024,01,25 Thu 23:35