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竹ちゃん率85%。
ダイヤ宵の西の空ダイヤ

今、金星がとても奇麗です。

マイナス4等級で、高度も高くなり目立っています。

いちにちの終わりを労わってくれるような輝きですよ星



上今日、安佐町で出会ったブッポウソウ。
・・・灯台下暗し。




ダイヤでは「~神楽作家 石丸賢太郎の世界 PartⅡ」後半ですダイヤ

梶矢神楽団の上田照明前団長と長尾良文団長が、時々にお話をしてくださる『神楽で舞われる物語は、半分本当、半分は嘘。』

私はこの話が大好きです。

神楽の包容力を感じて安心しますにこっ


しかしながら。

作家さんとしては、一筋立てねばならない時もあります。

例えば、この度の鈴張神楽団の天神記では。

藤原時平の弟・忠平は、改心によって命を救われ生き延びるのですが。

その最大の理由は。

忠平の存在なくして、その後の「親皇宣下(鈴張神楽団)」や「将門記滝夜叉(下五原神楽団)」の物語は誕生しないという・・・地味ながら重要人物だからです。

ここで死んでもらっては困るのです、そんな都合もあるのですねぇ。


しかし、この忠平の改心の場面は、怒りに狂った道真が本来の信条を取り戻す大切な結びとなりますから。

作家さんの作品をまとめ上げる力というのはやっぱり凄いなぁと思います。


~第三幕 鈴張神楽団 天神記~

「牛御前」「関の戸」は神楽のために、いちから書き綴る物語でしたが。

既存の演目を新たに仕上げるという作業も、作家さんの醍醐味でしょうね。


さて、菅原道真と言えば!

その才能と人格を持って、現代に尊敬を集め祀られています。

しかし一方では、日本三大怨霊と語り継がれる・・・

この差異になんとなく違和感を覚える方もあるかと思います。

鈴張の天神記の始まりのシーンでは、道真が「人を憎まず、世を呪わず」と説きながら。

時平に対する増悪が溢れ出て“人は呪わしい、世は憎ましい”と。

やがて怨恨の塊と姿を変える道真の姿が、見所のひとつとなります。


菅原道真(雷神):山中数人さん、菅秀才:石川昌士さん、
藤原時平:竹迫正棋さん、藤原忠平:吉田和哉さん、
藤原兼平:藪本 司さん。

大太鼓:橋原慎也さん、小太鼓:橋原義則さん、
手打鉦:大本 彩さん、笛:沖川茉祐さん。





























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