



良い季節ですね・・・
今夜も芸石の舞台から~。
~プログラム3番 塵輪 川北神楽団~
塵輪を舞う佐々木一紀さんは、これから長きにわたって川北の塵輪を背負う若手さんです。
『場数を踏まにゃあ。場数を踏んで、自信をつけて、初めて自分の味が出てくるじゃろう。』
『自信は指先の所作ひとつ変えるけぇねぇ。指先ひとつの所作が雰囲気を作るんじゃけぇ。』
大倉幸人団長に、身ぶり手ぶりでお話頂きました。
旧舞の部 準優勝 おめでとうございます。

又、楽の部・個人賞、郷田忠孝さん(手打鉦)おめでとうございます。
パートナーでもあるお孫ちゃん・爽(あきら)ちゃんとの共演を楽しみにしています!



仲哀天皇:郷田 亮さん、高麻呂:國本 福太郎さん。



~プログラム4番 山姥 山王神楽団~
主に能から、口上等を参考にし、独自の取材を重ねて仕上げられています。
前回拝見した時とも少し違っていて、新鮮に拝見しました。
又、自他ともに4人の舞子さんの「はまり役」と言われる通り、個々の気持ちが胸を打ちます。
「全員が、体で35分を演じられる演目」というお話もあり驚きました。
『みんな、魂を込めて舞っとるけぇねぇ』と、いつもながらの情熱を込めて!田坂真吾団長です。
新舞の部 準優勝おめでとうございます。


その無念を語り、山姥の物語が始まります。






碓井貞光:井上 亮さん。
続きます。
2014,10,23 Thu 21:04


ではでは芸石を振り返ってまいりましょう。
毎年10月初めの週末に開かれるこの大会は。
夏の続きの秋から。
冬に続く秋へと切り替る節目のように感じています。
そしていよいよ、奉納神楽のシーズンもやってくるという昂ぶりが、静かに広がっています。
~プログラム1番 神降し 山王神楽団~
「祖霊をはじめ、天神・地祇(八百万の神々)をお迎えする舞である」と紹介があります。
神々と共に、66回の大会を脈々と受け継いでこられた先人たちの魂をお迎えして、見守って頂くためのセレモニーと思います。


~プログラム2番 土蜘蛛 原田神楽団~
競演のトップバッターの印象の強さは、そのまま最後のプログラムまで影響するような気がします。
今回、胡蝶の熱演に会場はすっかり呑まれ、染められておりました。
巣帰りの土蜘蛛の用意を整え、花道に控える垣内和久さんが。
『じゃあ、これから暴れてきますから!』と、笑顔で清々しく気合を入れる姿。
この気概が、現在の競演神楽を引っ張っていかれているんだな~と、袖から見送りました。
垣内さん、演技の部・個人賞おめでとうございます



卜部六郎季武:舛田 洋さん、坂田金時:松長 将一さん


胡蝶:垣内 和久さん。


数百年の時を超える恨みだからね~。
続くよ~
2014,10,23 Thu 00:12
