裏方さんの大仕事。
さらさらと、秋の夜長
良い季節ですね・・・
今夜も芸石の舞台から~。
~プログラム3番 塵輪 川北神楽団~
塵輪を舞う佐々木一紀さんは、これから長きにわたって川北の塵輪を背負う若手さんです。
『場数を踏まにゃあ。場数を踏んで、自信をつけて、初めて自分の味が出てくるじゃろう。』
『自信は指先の所作ひとつ変えるけぇねぇ。指先ひとつの所作が雰囲気を作るんじゃけぇ。』
大倉幸人団長に、身ぶり手ぶりでお話頂きました。
旧舞の部 準優勝 おめでとうございます。
又、楽の部・個人賞、郷田忠孝さん(手打鉦)おめでとうございます。
パートナーでもあるお孫ちゃん・爽(あきら)ちゃんとの共演を楽しみにしています!
どこを撮っても、美しい。
仲哀天皇:郷田 亮さん、高麻呂:國本 福太郎さん。
御幣を翳し、神の力で鬼(悪)を一歩下がらせる、力の入る場面です。
~プログラム4番 山姥 山王神楽団~
主に能から、口上等を参考にし、独自の取材を重ねて仕上げられています。
前回拝見した時とも少し違っていて、新鮮に拝見しました。
又、自他ともに4人の舞子さんの「はまり役」と言われる通り、個々の気持ちが胸を打ちます。
「全員が、体で35分を演じられる演目」というお話もあり驚きました。
『みんな、魂を込めて舞っとるけぇねぇ』と、いつもながらの情熱を込めて!田坂真吾団長です。
新舞の部 準優勝おめでとうございます。
かつて帝に仕えていた坂田時行が死に至り都を追われた八重桐(前 翔太さん)。
その無念を語り、山姥の物語が始まります。
“塵積もって山姥”。怪童丸:霜江 勇弥さん。
今生の別れに、亡き時行の形見の太刀を授けます。
『如何に坂田金時よ』と呼びかける、頼光(藤岡 進矢さん)の人間味にホロリです。
碓井貞光:井上 亮さん。
続きます。
2014,10,23 Thu 21:04