みっちりな配役表。
今月も、月いちご来場ありがとうございました
大江山4つ!見応えありました~
話の流れは同じとはいえ。
4幕連続で拝見すると、全体的な印象も、楽も、個々の演技も全く違い、島根・広島の神楽の豊かさを思いました。
・・・それにしても、皆さんおしりは大丈夫ですかっ??
「大江山の構成は、社によって異なりますが・・・
鬼は、酒呑童子を頭に、茨木童子や唐熊童子等。
神は源頼光と渡辺綱をはじめとする四天王の面々。
人便鬼毒酒を授ける、三世ヶ託。
都からさらわれた紅葉姫に、案内役・道化などが登場する時もあります。
舞手・奏楽に加え、演出や採物も多く、裏方・音響なども忙しく。
大江山の舞台は、およそ20名近くが揃って、はじめてスムーズに演じられるのでしょう。」
※筆:石井誠治さん、一部抜粋
~第一幕 山王神楽団 大江山~
昨年仕上げたばかりの、大江山。
何故、昨年だったのか・・・
“舞手の人数”という条件を、子供神楽から長い時間をかけ戦力となった団員さんによって満たされ、ようやく取り組むことができたそうです。
新調した神の鎧には、ぞれぞれの家紋を入れ(源頼光は笹竜胆・ささりんどう)(綱は三ッ星に一文字・渡辺星など)、その存在感を高めました。
又、問答の流れの中で、酒呑童子に刀を取られてしまうのですが。
武勇誉れ高き頼光、酒呑童子より一枚上手です。
刀を「魔除け」と返答しますが、酒呑童子により没収~。
写真で見えるかな?錫杖に仕込まれるのは、燦然と輝く太刀!
続きます。
2013,09,15 Sun 23:48