

第77回 芸石神楽競演大会 結果をお知らせいたします。
団体の部
~旧舞~
優勝 松原神楽団「鐘馗」
準優勝 苅屋形神楽団「塵輪」
~新舞~
優勝 原田神楽団「大江山」
準優勝 大塚神楽団「滝夜叉姫」
個人賞
~旧舞~
演技の部 苅屋形神楽団 酒井拓也さん(塵輪)
奏楽の部 松原神楽団 上手佳也さん(大太鼓)
~新舞~
演技の部 横田神楽団 上岡 凌さん(鬼女大王・鬼)
奏楽の部 原田神楽団 中﨑翔子さん(笛)
奨励賞
津浪神楽団 小林優仁さん(楠木正行)
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(市尻さんおひとり目つむりでした・・ごめんなさいm(__)m)
2025,10,04 Sat 23:55


なかなかブログを更新できません。
せっかく開いて頂いているのにすみません

暫くは、スローなペースで更新致します。
よければ時々開いてみてください


よくこんな緑の中で、緑色のバッタを見つけられるなと思う。


明日のひろしま神楽定期公演は、下河内神楽団の皆様の大江山です。
大江山は現在のところ、今年度は明日のみ(12月の演目がまだ未定なので)
平日・水曜日に滅多に見られない大江山を楽しみにお越しください。
私にとってはフレッシュな配役があり、嬉しい日になりそうです。
10月1日(水)下河内神楽団 大江山
18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
当日券(自由席)は18時からロビーで販売します。
前売り券は当日17時までチケットぴあで販売(Pコード562-446)
ご来場をお待ちしています



伊賀和志神楽団の皆様の鍾馗をご紹介します。
鍾馗とは関係のない話なんだけど。。。
上演前に、小太鼓の下岡さんの袴にクリーニングのタグが付いたままで。
これを団員さんに取ってもらう下岡さんの、はにかんだ笑顔が眩しかったのですが。
私は白衣袴がピシーッとなっているのが、とても好みなので

美しい白衣袴で鐘馗が見られて、清々しかったのであります!
しかし、毎回クリーニングに出すのは大変ですよね。
白衣袴は、一般的にはどうされているのでしょうか??

久しぶりに拝見した、伊賀和志神楽団の鍾馗。
あの口の動く木彫りの面は、伊賀和志神楽団の鍾馗のシンボルですね。
怖くもあり愛嬌もあり!およそ70年に渡って氏子さんたちを見守ってきた宝です。
そして、鬼気迫る合戦のダイナミックさ!!
一神一鬼で魅せる、息を飲む舞でした

伊賀和志神楽団 鍾馗
《鍾馗は600年を誇る伊賀和志神楽団の歴史の中でも、古くより伝わる伝統の舞です。
鍾馗は二人舞で一見地味な神楽に見えますが、見た目以上に体力と集中力を必要とするため、中堅の脂ののったエースがつとめます。
大疫神の面は今どき珍しい木彫りの面で、およそ70年前の面を手直ししながら受け継いでいます。
この面は口が開くように作られています。舞の最中この口を動かし続けるのは、大疫神が生きている証で、表情を作るものでもあります。》
大太鼓:藤岡勝美さん、小太鼓:下岡浩之さん、
手打鉦:岩岡勝巳さん、笛:岩岡奏絵さん。
須佐之男命:佐伯洋哉さん、大疫神:小田将貴さん。
2025,09,30 Tue 13:54


私は所用で家を離れることが出来ず、留守番です。
残念ですが。。。こんな年もあります。
普段訪れる少ない西村八幡さんですが、今夜は大いに賑わって神様もお喜びでしょう。
日本海を一望できる社。
漁火と神楽のお囃子はよく似合いますよ。
帰りたかったなぁ。。。



この度、60回の記念大会となります!
昔話に花を咲かせたり、未来への夢を語ったり。
今年もあの体育館で。
わいわい声援を送りながら、大朝のクセのある神楽で盛り上がりましょう

第60回記念大朝神楽共演大会
11月1日(土)11時開場 12時30分開演
大朝体育館
「潮祓」 郷之崎神楽団
「黒塚」 筏津子ども神楽団
「滝夜叉姫」 大塚子ども神楽団
「八幡」 小市馬神楽団
「土蜘蛛」 宮之庄神楽団
「鍾馗」 郷之崎神楽団
「日本武尊」 枝之宮神楽団
「天慶」 富士神楽団
「鈴鹿山」 八栄神楽団
「大江山」 大塚神楽団
「八岐大蛇」 筏津神楽団
「紅葉狩」 原田神楽団
※入場無料
皆様からの御花で運営しています。
北広島町商工会青年部 大朝支部


2025,09,28 Sun 00:29


下五原神楽団の皆様の「紅葉狩」をご紹介します。
紅葉狩りは、40年以上も前から舞われている演目ですが。
一時期、人員不足で舞われない時があったそうです。
現在、団員さんが増え、近年力を注がれています。
又この日は、新しい鬼着のお披露目となりました。
新しい鬼の衣装は、もう何年振りか分からない!と喜ばれます

新しい衣装の特徴である、新品の輝きと固さが誇らしい。
これから何十年と!世代交代をしながら、下五原のシンボルとなっていくのでしょう。


さて、下五原神楽団の紅葉狩の特徴は。
物語はじまりの、鬼の正体そのままの“鬼ミーティング”。
本当に悪そうで、これからドラマが幕を開けますよっ!とワクワクします。
そして、神剣を授けるのは神の使いのキツネさんです。
神の使いであるため、厳かな雰囲気で舞われます。
話、変わって。
上演中、小太鼓の上田一則団長と、手打鉦の前川幸夫さんが、舞を見ながら笑顔で顔を見合わせておられる姿が何度かありました。

神楽団の移り変わりを知るお二人だからこそ、団員さんの舞ぶりを見て思わず笑顔になる場面があるのでしょうね。
そして、その舞を鼓舞するべく更に自分たちも力強く奏でておられました。
やっぱり神楽は人なんよね

紅葉狩 下五原神楽団
《下五原神楽団では40年以上も前からこの紅葉狩を舞っていますが、舞台の表も裏方も大人数が必要なこの舞は、いつでも舞えるわけではありません。
一時期、団員が少なく舞えない時もありましたが、近年団員が増え、再び舞えるようになり、今一番力を注いでいる演目です。
見所は、姫が鬼の正体を現す場面で、この場面は瞬きしないようご覧ください。
又、神と鬼の手下4人が舞うシーンは皆様の拍手やご声援で一層力強く舞いますので、一緒に楽しんで頂きたいと思います。
そして、いよいよ最後に登場する鬼の大王の貫禄や凄みを味わってください。》
大太鼓:伊藤真平さん、小太鼓:上田一則さん、
手打鉦:前川幸夫さん、笛:今井百花さん。
平維茂:木元一彦さん、随身:谷本裕二さん、
神の使い狐:山本幸司さん、鬼女大王:升本 隆さん、
赤蜘蛛:上田康輔さん、白蜘蛛:下川大輝さん、
鬼女大王(鬼):前川拓巳さん。
2025,09,24 Wed 13:05


伊賀和志神楽団の皆様の「鍾馗」です。
秋の奉納に健やかな暮らしを祈る、その雰囲気を味わって頂きます。
9月24日(水)伊賀和志神楽団 鍾馗
18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
当日券(自由席)は18時からロビーで販売します。
前売り券は当日17時までチケットぴあで販売(Pコード562-446)
ご来場をお待ちしています





比治山大学神楽部の特別公演のお話です。
撮影禁止でしたので、文字と感想だけのご紹介です



今回は、これまでにない挑戦を舞うと伺っておりました。
前編後編にまとめられた大作の演題は「悲姫蔓珠(ひきまんず)」。
神楽部員で3年生の榎並愛斗さんが、滝夜叉姫を題材とし新しく書き下ろされた創作神楽です。
創作神楽の最大の醍醐味は、独自の取材や感性で描かれる登場人物たちの脚色と感じました。
悲姫蔓珠の主役は、もちろん滝夜叉姫。
物語は、幼少の頃の皐月姫から始まり、皐月姫は聡明且つ気丈な女性へと成長します。
関東の覇者でありながら、優しい父の顔を持つ・平将門を慕い。
心通ずる弟・良門との家族としての絆が、この神楽に丁寧に描かれます。
戦の続くこの時代にも、家族という安らぎの時間があっただろうと思いを馳せました。
こうなると、滝夜叉姫に感情移入し、物語に入り込んじゃいますね~。
後半最後には、一番見たい場面で結ばれ涙しました。
結局、戦なんて誰も幸せにならんなぁ。。。
又、8人の合戦の場面もあり、石見のギリギリ感ある太刀舞も取り入れられ、豪快でございました

比治山大学神楽部は、現在1年生が5名、2年生がひとり、3年生4名の計10名。
そしてOBの皆さんと、この度は石見から頼もしい助っ人さんも存在感を発揮されていました。
衣装などは、交流のある神楽団や高校の神楽部の皆様が貸して下さったそうです。


終演後の挨拶は、全員が涙。
全員が鼻を赤くして、涙を流し笑顔で舞台に揃う挨拶。
お客様をはじめ、協力してくださった多くの方への感謝と安堵が溢れました。
特別公演の背景が見えるような気がしました

比治山大学ならではの神楽の形。
かけがえのないメンバーと、限られた時間の中で、今年度も超多忙な活動を予定されています

2025,09,24 Wed 00:11
