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涙のような雨。
ダイヤ今年も8月6日が終わろうとしていますダイヤ

今年は平和公園へ行くことが叶わず、朝、近所のお寺の供養鐘で黙とうをしました。

毎年この日は、朝8時15分、この供養鐘が響き渡り時が止まったようになります。



上広島市内を眺められる、静かな鐘付堂です。聞こえるのはセミの声だけ。

広島の街ですれ違う御年輩の先輩方も、普段表に出されないだけで。

想像を絶する過去を背負い続ける方が沢山いらっしゃいます。

信じられないような、現実です。

原爆で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り致します。

この一年、安らかに祈りを捧げることのできる平和な世界でありますように。




上月齢10。満月は11日。今年1番のスーパームーンです。
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
今だから笑って話せます。
ダイヤ今夜は定期公演はお休みですダイヤ

水曜日の夜に家にいるのがなんとなく不思議~にこっ

では、続いて先週の様子をご紹介します。


ダイヤ幕間のお話は、もちろん油目 高団長ですダイヤ

この日、ロビーに展示して頂いた鬼着を紹介して頂きました。

神楽衣装に刺繍される生き物の紹介などから始まり。。。。

昭和56年、綾西神楽団が同好会として発足した頃には。

衣装も道具も何もなく。

地元をはじめ、人の繋がりで、一つずつ揃えることができ今を迎えているというお話も、しみじみ語られました。



上舞台で見るのと、近くで見るの、どう違うかな?


そして、展示した鬼着は、30数年前に作ったものですが。

振り返ると色々ありまして。

衣裳屋さんから聞いていた仕上がり日に取りに行くと、なんと1年後の同じ日であったり。

Σ( ̄□ ̄!) エ?来年?

「○○万」の予算で、注文したはずが。

消費税を取られて大幅にオーバーしたり。

(゚Д゚||) ヒイイイィィ

『そりゃあもう大変な想いをしましてねーっあうっ

当時の困惑を思い出してか、とても感情豊かにお話されました。



上季武:重川繁樹さん、金時:玉城(たまき)啓一さん。
玉城さんは、高校1年生、2度目の金時でした。


~第2幕 土蜘蛛~

綾西神楽団では土蜘蛛と葛城山、両演目を保持されています。

もちろん物語の流れは同じですが、構成や面などの違いがあり、舞う場所や時間などで舞分けておられるようです。



上謀が上手く運んだ様子に、だんだん所作が大きく荒々しくなります。胡蝶(土蜘蛛化身):若林 弘志さん。

ところで。

前の日は緊張で眠れなかったとお話されたのは、金時を舞った、玉城 啓一さん。高校1年生。

本番では『先輩の胸を借りて、安心して舞えました』と、経験という力を蓄えられました。

将来、舞いたい役がありますか?とお聞きすると。

『胡蝶って言え!胡蝶!・・・滝夜叉かっ?』と周りの先輩方が先に答えられますにひひ

可愛がられていますねぇ。

実際には頼光。しかも、土蜘蛛の頼光が舞いたいそうで。

『他の演目の、若々しく勇ましい頼光とは異なる表情が舞える』ことに魅力があるそうです。

そういう観方もあるんですね!私にとっても“発見”となりました。



上シンプルに技を披露!綺麗!!



上病に伏していても、毒を盛られても、やっぱり頼光。



上葛城山へと逃げ帰る土蜘蛛の精魂。
広い舞台を、一本足でジリジリと、緊張感と興奮です。




上まだまだ・・・!



上まだまだーっ



上悪事は暴かれ、手傷を負わされ、怒りに震える様子です。



上四天王が来るのを待っていたかのようです。いよいよ最終決戦。
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素敵な写真を撮ってください☆
ダイヤそれではダイヤ

先週の定期公演の様子をご紹介します!

もともとこの会場では、撮影エリアを設けていて。

撮影者の動きや液晶画面の明るさが、周囲の方の鑑賞の妨げにならないように配慮してあります。

ところが最近は、多くのお客さんに来て頂くことと、写真を撮りたいというお客さんが多いため、このエリアを大きくすることが度々あります。

嬉しい事です。

お土産話に記念の写真を添えてもらって、次の楽しみにして頂ければと思います四葉



上比叡山の荒法師・武蔵坊弁慶(若林佑紀さん)。地響きを立てるような口上。


ダイヤ今回は綾西神楽団の皆さんでしたダイヤ

衣裳の展示や鬼のサービスなど、開場前から忙しくご協力頂きました。

さて!綾西神楽団を舞台で積極的に引っ張っていかれるのは若林弘志さんと、祐紀さん。

周囲からは「若林兄弟」と親しまれていますね。

このお二方、普段は仲の良いご兄弟ですが。

一たび神楽の事になると、熱心なあまり兄弟喧嘩が絶えないそうで。

衣裳のこと、合戦のこと・・この日も会場までの道のりは侃々諤々、意見を戦わせながらの到着だったようです。

それでも、お話を伺うとお互いへの気遣いと本音が見えます。

『兄弟だからこそのぶつかり合い。目的をひとつにして、これほど言い合える相手がいることに感謝しています。』弟の祐紀さんのお話です。

いいな~兄弟・・・



上平家侍(梅田幸紀さん)柔らかトークで事の成り行きを解説。


~第一幕 五條の大橋~

この日のための特別バージョン、平家侍というチャリさんが活躍されました。

もともと登場人物が少なく、ほぼ合戦の場面が占めるこの演目を。

幅広い年齢層に、話を理解しながら楽しんでもらうため、舞台と客席を結ぶ役を登場させたのだそうです。


悲劇の英雄の生涯は、多くの神楽演目で語り継がれます。

その義経の始まりの物語、とご紹介をしました。



上弁慶、つられて笑っちゃってますねにかっ



上そして、お話はここから・・・
満月の静かな都の大橋の上で、牛若丸・遮那王(若林 弘志さん)と弁慶は出会います。

鞍馬山で鬼一法眼(きいちほうがん、陰陽師・武芸者)よりお告げを得て自分の正体を知る遮那王。
六韜(りくとう)兵法と、鞍馬京八流剣術を授かり都へと旅立ちます。




上下ひらりひらりと蝶のように、弁慶の薙刀を交わす遮那王。





上遮那王の面は、六韜(りくとう)兵法の呪術を現します。



上降参する弁慶。第一の家臣となり、運命を共にすると誓います。

続きます。
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歯はありません。
ダイヤ熊本・黒川温泉にいる娘からダイヤ

『よきかな~(“名のある川の主”風に)音符』というコメントと共に届いた写メは。

足湯・・・ではなく。





き、気持ち悪っ ((゚Д゚;))キャーッ


・・・ドクターフィッシュ(鯉科のガラ・ルファ)ですね。

人の皮膚の角質を好んで食べるという・・・
 

天然ピーリング。

クレオパトラも愛用していたと言われます。

私も何度か経験がありますが。

これほどの数はいなかったので、こちょこちょくすぐったい感じでした。

さすがにこれほど群がると、ピリピリするそうです。

でも、足にぴったりくっついて離れない姿は、可愛くて癒されます。

自分がエサになっているにも拘わらず、ですにひひ

未経験の方は、チャンスがあれば、ぜひ!


ダイヤさて、今週の水曜日はダイヤ

原爆記念日にあたるため、定期公演はお休み。

69年目の広島の日。鎮魂と祈りの日です。


次回は8月13日(水)中川戸神楽団の皆さんで、塵倫・土蜘蛛の予定です、お楽しみに。

☆8月20日(水) 宮乃木神楽団 天孫降臨・八岐大蛇
 27日(水) 東山神楽団 土蜘蛛・滝夜叉姫

広島県民文化センター 6時半開場・7時開演
082-245-2311




上東山神楽団 滝夜叉姫(2014新春神楽まつりから)
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石見で見る広島。
ダイヤそしてあっという間の最終演目~ダイヤ

神楽ショップくわの木夏祭り、とりをとられたのは玖島神楽団の皆さん。

“紅葉狩を八調子神楽で鑑賞”した後。

石見の舞台で見る広島の神楽は、とても新鮮でした。

“何処でどんな神楽を観るか”というのも、印象を大きく左右するものですね。



上煌びやか~。石見と広島、趣が異なる「絢爛豪華」さ。


~玖島神楽団 土蜘蛛~

昭和53年、原田神楽団指導のもと結成された玖島神楽団は、今年36年目。

この日舞われた土蜘蛛は、一番最初に師事して頂いた思い入れのある演目。

そして、広島神楽を代表する演目のひとつであることから選ばれました。

この土蜘蛛は、当時教えて頂いた通りを今も忠実に舞っておられるようです。



上積年の恨みが噴き出します。土蜘蛛化身:小林 智さん。


山藤(やまふじ)豊実団長が、かつての様子を語られます。

憧れの原田神楽団に快く承諾してもらい、必死に通って習ったこと。

当時は現団長・塚本近さんが鬼女を舞っておられたこと。

その土蜘蛛で玖島の皆さんが競演大会に出られた際には、原田神楽団に衣装を貸してもらったり、塚本さんが化粧をしてくださったりと、多方面から支えて頂いたこと。。。

玖島神楽団では土蜘蛛の世代交代も3代目。

18歳から20歳半ばと言う若い団員さんで構成されますが、先輩たちの想いも継承されているようです。



上素晴らしい面の早変え、胸が高鳴ります!



上面の下の表情も同じかなと思います。



上土蜘蛛の住処に攻め込み最終決戦。岩屋に潜む鬼。



上自然に体が動く、心地良い奏楽と共に、魅せます!
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