

先週の定期公演の様子をご紹介します!
もともとこの会場では、撮影エリアを設けていて。
撮影者の動きや液晶画面の明るさが、周囲の方の鑑賞の妨げにならないように配慮してあります。
ところが最近は、多くのお客さんに来て頂くことと、写真を撮りたいというお客さんが多いため、このエリアを大きくすることが度々あります。
嬉しい事です。
お土産話に記念の写真を添えてもらって、次の楽しみにして頂ければと思います





衣裳の展示や鬼のサービスなど、開場前から忙しくご協力頂きました。
さて!綾西神楽団を舞台で積極的に引っ張っていかれるのは若林弘志さんと、祐紀さん。
周囲からは「若林兄弟」と親しまれていますね。
このお二方、普段は仲の良いご兄弟ですが。
一たび神楽の事になると、熱心なあまり兄弟喧嘩が絶えないそうで。
衣裳のこと、合戦のこと・・この日も会場までの道のりは侃々諤々、意見を戦わせながらの到着だったようです。
それでも、お話を伺うとお互いへの気遣いと本音が見えます。
『兄弟だからこそのぶつかり合い。目的をひとつにして、これほど言い合える相手がいることに感謝しています。』弟の祐紀さんのお話です。
いいな~兄弟・・・


~第一幕 五條の大橋~
この日のための特別バージョン、平家侍というチャリさんが活躍されました。
もともと登場人物が少なく、ほぼ合戦の場面が占めるこの演目を。
幅広い年齢層に、話を理解しながら楽しんでもらうため、舞台と客席を結ぶ役を登場させたのだそうです。
悲劇の英雄の生涯は、多くの神楽演目で語り継がれます。
その義経の始まりの物語、とご紹介をしました。





満月の静かな都の大橋の上で、牛若丸・遮那王(若林 弘志さん)と弁慶は出会います。
鞍馬山で鬼一法眼(きいちほうがん、陰陽師・武芸者)よりお告げを得て自分の正体を知る遮那王。
六韜(りくとう)兵法と、鞍馬京八流剣術を授かり都へと旅立ちます。








続きます。
2014,08,05 Tue 23:58
