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7回大会の、とりです。
綾西神楽団 鍾馗

綾西の皆さんは、転換期にあるようです。

長い間、綾西神楽団を育ててくれた旧舞。

又、新舞との両立等、未来に向かって皆で話し合って。

この度は、しばらく舞っていなかった鍾馗を、阿須那系八調子の鍾馗として、復活披露しました。

演目としての位も高く、一神一鬼の緊迫感に溢れた鐘馗を選択したのは・・・

『個々の神楽への想いを、再認識することと、神楽団結束のためです。』



上四百四病の司が攻め入ってきました。



上二岐の十束剣。大蛇退治の際、天叢雲剣にあたり、欠けてしまったという伝承をもとに、オリジナルで作ったそうです。


又、昭和56年結成当時、道具も何もない時代に、伊賀和志神楽団から譲って頂いた、四天、水干、肩切。

永い年月眠っていた衣装を、須佐之男命、大疫神ともに身に付け、感謝を込めて舞いました。

およそ30年前に、綾西神楽団を助けてくれた衣装。

現団員の皆さん、生まれてない方も、多いでしょう・・・。

地域と年月を超えた、必然のご縁に力を頂きながらの上演でした。



上舞手同士が本気でぶつかり合う、スピード感ある、真剣勝負でした。


今回は、それぞれ神楽団、保存会の皆さんと少しずつお話が出来ました。

後日予定されている、反省会という名の飲み会??

飲み会の形をした反省会??

で、お逢いしましょう~にかっ
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完璧なオンタイムで。
あさひが丘神楽団  戻り橋(後編)

昨年、初演だったという、まだ新しい演目です。

脚本家・石丸賢太郎さんの修正が加えられているそうです。

白妙を演じた小田徹也さん。

特に大事に描きたかった場面について。

『門を開くまでの綱の葛藤、白妙とのかけひき、ですね。』

やり取りの結末は、分かっているのに!口上に耳を傾け、気を揉みながら鑑賞するのが、この演目の醍醐味にこっ

『これから舞い込んでいって、削れるところは削って・・でも、どの場面も思い入れがあって、可愛いというか、削りにくいんですけど・・。』

小田さんは、いつも清々しい、まっすぐな方ですね~。

ところで、あさひが丘の皆さんは、鈴張楽団の皆さんと、何やら新しい取り組みを始めていらっしゃるようです。

楽しみにしていますねっ四葉



上頼光から、鬼の腕を持ち帰り、七日七夜の物忌みに籠るよう勧められます。



上乳母・白妙に心を許す、綱。
手柄を喜んでもらいたいと、童心に帰っているのでしょう。




上腕を手に、不敵に笑う白妙に不審を抱く綱は、
とっさに傍らの太刀に手を掛けるが・・※あらすじより



小河原火舞保存会  薙刀舞

所望分けの舞の一場面。

末弟が、四人の兄たちとの合戦にむけて訓練をする様子が描かれます。

早い調子に、長い薙刀をダイナミックに巧みに操る勇壮な舞で。

一二神祇神楽の中でも、特に難しいといわれています。

この日の表舞台は、舞手も楽も、小学4年から中学校1年生までの子供たちだけで務めました。



上袖でスタンバイする子供たちの落ち着きと、マナーに感心。
うちの子たちは熱心なんですよ!と、平野 正治代表は誇らしそうでした。




上末弟を舞う、田川 楓人(ふうと)君・6年生。
舞いが進むにつれて、自信を得、凛々しさを増します。

空手を習う田川くんが『空手と神楽、なんか似たようなところがある。』とポツリ。




上集中!頭の上で、滑らかに薙刀を回転させます。
手の大きな大人でも、汗でバランスを崩すことが多いそうです。




上今年のあさきた発表会で一番感動した光景は、これでした!
保存会の大人達がつきっきりで指導しています。




上綺麗に畳めたね。すぐに一人でできるようになるよっ星

次はいよいよ、最終演目だ~っ
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プログラム9番の、紅。


上今年も「渡辺さんち」の沈丁花が咲きました。
渡辺さんのおかげで、風が吹く度、良い香り~。


宮乃木神楽団  紅葉狩

月いちの舞の出演を終えて、化粧したまま会場入りされました。

よくご一緒できるせいか、顔をみるとホッとしますね。

ところで、一日に二回公演、空き時間わずかに同じ演目、というのは。

気持ちの上では難しいのでは?と思っていましたが。

とってもエキサイティングでしたっ!

上演後、菅沢秀巳団長と。

『うちの(団員)は同じ舞をせんよのぉー。』というお話になり。

『その場その場で、舞を作っていく器用さを、個々で持っとるんじゃろう思うんよ。』

・・・なんだか分かるような気がします。

『神楽の流れの中には“自由に動いて良い場所”いうのがありまさーやぁ。。そこでお互いを高め合うとるんじゃあないんかの?』

絶妙を生み出すのは、全体が見える客観性なんでしょうかねぇ。。。。

アンコールの気分で拍手しました~四葉



上舞台を、紅葉色に染め上げるような、艶やかさです。



上身に付けた妖術を以って近隣の村々を荒らし、財を掠め、その名「紅葉」の如く血に染まっていった。※あらすじより



上野原まつり(4/7)は、手下の鬼を中村直哉さんと悠哉さんが務められるので、ご期待くださいって音符


今夜は遅くなったから寝よ~っと。

続く!!

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後半にまいりまーす。


上 『は~、ぬっくいぬっくい太陽』。
実はまだいます。寒さが戻ったので様子見です。


鈴張神楽団  源頼政

およそ2年半前から保持する、比較的新しい演目です。

「鵺・得体の知れぬもの」をどう演出するか、皆さんで知恵を出し合いました。

又、正体を現した鵺は、“虎のように凶暴で、猿のように身軽、牛のように突進し、蛇のような不気味さを持つ怪物”をイメージして舞っているそうです。

4人で舞えて、馴染み深い話であることから、まつりやイベントでもよく舞われていますが。

鈴張の皆さんは、この演目を『3D神楽』と紹介しています。

なぜか??それは・・・客席に飛び出すからっ音符

あさきた発表会の時も、鵺が舞台から大きく飛び出しました~。



上左大臣・藤原頼長は、公卿会議の決定を受け、源氏嫡流・頼光の流れを汲む「兵庫頭(ひょうごのかみ)源頼政」を指名します。※あらすじから



上『南無八幡台菩薩』と祈り唱えながら放たれた矢は。



上見事命中し、鵺が正体を現します。



上このあと、場外へ。“3D鵺”怖いよね~にひひ

ところで、鈴張の皆さんは、先月HPを立ち上げられたばかり。

綺麗にまとめてあるHPです。寄ってみてください下

http://suzuhari-kagura.jimdo.com/


岩上八幡神社神楽保存会  六本旗舞(ろっぽんばたまい)

天照大御神ご誕生の際、産湯に笹の葉をもって御身ぬぐいをした、という伝承にもとづく清めの舞。※あらすじから

まつりでは、煤掃きや神降しなどに続き、4、5番目に舞うことが多いそうです。

この日、舞人を務めた3人は小学校5、6年生の女の子。

単調な動きですが、徐々にテンポが上がり、短い舞時間でも息が上がって、頬が紅潮していく様子が見えます。

瑞々しい少女時代の、無垢な美しさを奉納する、という印象です。



上天照大御神の誕生を祝う、喜びの舞です。
笹に付けられている五色の短冊は、『祝い短冊』と呼ばれています。




上よく見ると裸足なんですね。
一二神祇の中にはいくつか、裸足で舞う演目があるそうです。




上上演後『大きな舞台で、ドキドキしましたっ』って。
神楽、続けて欲しいですね・・・
左:玉置 陽菜さん(5年)
中:木村 明日香さん(6年)
右:姫本 奈々さん(6年)

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続きまして~♪


上1年ぶりでーす音符

宮崎神楽団、滝夜叉姫

昨年は、100周年の大舞台や団長さんの交代など、目まぐるしかった宮崎の皆さん。

『今日は肩の力を抜いて、程よい緊張感で楽しんで舞おうや!』と米田国昭団長。

控室にお邪魔すると。

お化粧中の、滝夜叉姫・西川博さんが、バナナをくださいました。

エサですな・・。すごく美味しかったです。

上演後『このメンバーで、150周年やりますけぇの。そん時は司会を頼みますで。』と。

了解しました~!お互い長生きしましょうねっ。

今年も滝夜叉姫に力を注ぎ、さつき選抜に向かって整えていきます。



上本番直前『少しは緊張しんさいや~』と周りにイジられていた、西川さんにひひ



上神のお二人、品がありますね~。
楽の皆さんと息を合わせながら、丁寧に舞っておられました。




上横田神楽団より師事した滝夜叉姫。
『大切に育てて、代表演目へ』団員全員の気持ちが一致しています。



亀山神楽団 茨木(いばらき)

亀山神楽団の創作神楽。

茨木市など、茨木童子に縁のある土地の伝説、又、いくつもの古典から取材し、約5年前から保持しています。

腕を切り取られた茨木童子に、酒呑童子が叱咤激励をする場面が印象的です。

『神楽の台本には、鬼と鬼の会話というものを、あまり見ないでしょう。鬼と鬼の関係にも、ひとつの世界観があり、形にしてみたかった。』

うーん、酒吞童子の圧倒的な存在感はすごいな・・・。

又、真紫への情に絆されたように見える綱ですが。

実は真紫への疑念を払拭しきれず、葛藤しているようにも感じられます。



上酒呑童子からの杯により、妖力を増し、奮い立つ茨木童子。



上優れた武士の勘ですかね~。真紫を問い詰めていく綱。



上腕を取り戻した茨木童子。
しかし頼光の加戦を得た合戦では不利となり、大江山へと飛び去ります。


後半へ続くわよ~ん。
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