

3月1日に初鳴きなんて、出木杉君だ~。
『ホー、ホケコケキョ・・・?』
『コケ・・?ホケ・・・?コケキョ!』
滑りこけなくて良かった





東山神楽団 土蜘蛛
上演前、宮上宜則団長がお話してくださいました。
『今日は、わしは嬉しゅうてやれんのよ。
この舞台に向けての!若いもん同志が、あ~しようこ~しよう言い合って、アイデアを交換しての。
ホント、皆で、ひとつになって準備してきたんですけぇの。
そりゃあ、舞も一生懸命舞わんにゃ~いけんがっ!
神楽っちゅうのは、人と人をしっかりと結び付けての。
それで、まず、人間として成長していかにゃーいけん!思うとりますけぇ。』
神楽が、地域のコミュニティの中で果たす役割は想像以上に大きいと思います。
沢山の人を巻き込みながら、進んで頂きたいです。


この大きな蜘蛛は、米田剛さんが、自宅に持ち帰ってヌリヌリしました。


愛らしく、楚々とした胡蝶は佐原浩二さん。


世を乱し、天下を我がものにするため、都の守り・頼光の命を狙います。


皆さん、ガッツポーズ!だったでしょう

中川戸神楽団 茨木
以前より構成が少し変わっていて、口上舞の要素が濃くなり、耳を傾け、その世界に入り込みました。
広い舞台に、松田大地さん演ずる真柴、一人。
その存在感は圧倒的です。
酒呑童子が最も信頼する、相当な知恵者であったと伝えられる茨木童子。
その第3の目を以って、人の情に付けこむ冷酷さが“鬼”なんですね・・・。






『はぁ~』『すっごーい』という、溜息と驚きの声で騒然となりました。
上河内神楽団 紅葉狩
この日は、安芸髙田市で開かれたチャリティ神楽に出演後、会場入りされました。
神楽界を牽引される上河内の皆さん。
どの会場でも、熱烈に待っておられるファンがいらっしゃいます。
それにしても、汗をかいて冷えて。また早春の舞台で熱くなって。
風邪をひいたりされていないでしょうか。
上演後、まだ息を切らしている藤田浩記さんに話しかけてみました。
『どの演目も大事なんですけど・・・紅葉狩は、上河内の先輩方の得意演目でしたから。やっぱり、特別な想いがあるんですよ。』
少し先の未来に。今度は後輩たちが、紅葉狩りを大事に舞ってくれる姿が見られたら素敵ですね



したたかな鬼女たちの手中に、まんまと落ちる維茂を



(パンフレットより)


10団体の熱演、長時間のご鑑賞、ありがとうございました。
2013,03,01 Fri 21:10
