1年ぶりでーす
宮崎神楽団、滝夜叉姫
昨年は、100周年の大舞台や団長さんの交代など、目まぐるしかった宮崎の皆さん。
『今日は肩の力を抜いて、程よい緊張感で楽しんで舞おうや!』と米田国昭団長。
控室にお邪魔すると。
お化粧中の、滝夜叉姫・西川博さんが、バナナをくださいました。
エサですな・・。すごく美味しかったです。
上演後『このメンバーで、150周年やりますけぇの。そん時は司会を頼みますで。』と。
了解しました~!お互い長生きしましょうねっ。
今年も滝夜叉姫に力を注ぎ、さつき選抜に向かって整えていきます。
本番直前『少しは緊張しんさいや~』と周りにイジられていた、西川さん
神のお二人、品がありますね~。
楽の皆さんと息を合わせながら、丁寧に舞っておられました。
横田神楽団より師事した滝夜叉姫。
『大切に育てて、代表演目へ』団員全員の気持ちが一致しています。
亀山神楽団 茨木(いばらき)
亀山神楽団の創作神楽。
茨木市など、茨木童子に縁のある土地の伝説、又、いくつもの古典から取材し、約5年前から保持しています。
腕を切り取られた茨木童子に、酒呑童子が叱咤激励をする場面が印象的です。
『神楽の台本には、鬼と鬼の会話というものを、あまり見ないでしょう。鬼と鬼の関係にも、ひとつの世界観があり、形にしてみたかった。』
うーん、酒吞童子の圧倒的な存在感はすごいな・・・。
又、真紫への情に絆されたように見える綱ですが。
実は真紫への疑念を払拭しきれず、葛藤しているようにも感じられます。
酒呑童子からの杯により、妖力を増し、奮い立つ茨木童子。
優れた武士の勘ですかね~。真紫を問い詰めていく綱。
腕を取り戻した茨木童子。
しかし頼光の加戦を得た合戦では不利となり、大江山へと飛び去ります。
後半へ続くわよ~ん。
2013,03,13 Wed 20:21