

リンゴ買ってきて、ウサギとのんびりしよっと




素敵な公演でした。
暫く、余韻の中にいられる

前日の準備に伺って、すぐに亀山さんだなぁと痺れました。
ステージは使わず、体育館を横使いして舞台を作られていました。
こうすると、三方から見える。
何より、何処から見ても舞台に近い。
“奉納の形”に近いですよね。




舞台の裏には早朝から、お手伝いに来てくださった西村社中や大都神楽団の団員さんのお顔も見られ。
控室には次々とお祝いに来られていました。
結成当時から亀山社中を様々に支えてこられた先輩方や、ほぼ同じ時期に結成された神楽団体の方々などなど。
皆様、穏やかに一緒に喜ばれていて。
人を助けるということは、共に幸せになることだなぁと思いました。



爆笑のオープニングセレモニーを経て

亀山社中の皆様の7演目は。
どの舞も深いふか~い!思い出を持ち、心身を鍛えてこられた神楽でした。
幕開けは、二十数年前に長浜社中に師事した「四剣」。
今回は奏楽が長浜社中、舞手は亀山社中の20代4名の皆様でした。
力強い石見八調子に、心打たれる始まり。。。
長浜社中の先輩方から『亀山さん、ようがんばんさったなぁ』の声に聞こえました。
そして、石見の団体として初めて芸石で優勝を飾った、あの眩しい「岩戸」

どうして、目が開けられないほど眩しいかというと。
太陽は直視できないから。
そして最高神・天照御大神を見るなど恐れ多いからです!!
そんなお話を伺いながら、めちゃめちゃ楽しくて。
めちゃめちゃ感動した、25歳の記念公演。
まだまだ紹介したいお話はあるのですが。
写禁に従って、お土産写真が無いので、また別の機会に。
しかし、今回の記念公演の様子は、今後何らかの形で見て頂けるかも、です





この日は手拍子を頑張りました。
控室では、将来何を舞いたいかをこっそり教えてくれましたよ

3人ともコアラのマーチが好物です。


台本が出来上がったのは、社中結成前となるおよそ30年前だそうです。
“いつかは大江山”を旗印とし。
長い年月にやっと機が熟したのですね。
控室の床いっぱいに、丁寧に畳んである衣装は見事で。
やはり大江山はこれだけの時間をかけ、お金をかけ、歴史を積み上げて舞う神楽なのだと教えてもらいました。




時代の流れに、台本も整え直され。
温故知新の社中理念に描く、亀山社中の「大江山」。
これから沢山の方に観て頂き、亀山社中の新たなシンボルとなりますように。
亀山社中の皆様の四半世紀の歩みに敬意を表し。
30年に向かって、今古無双のご活躍を祈念致します

2024,12,23 Mon 23:01
