カープの試合途中なんですが
粘り強いカープを期待しながら更新しよっ。
明日は、湯の山温泉さくらまつりが開催されます。
お天気ははっきりしませんが、防寒対策は大袈裟くらいがいいかなと思います。
では今日から
3月、安佐北区の恒例行事となりました
あさきた神楽発表会の様子をご紹介します。
今年11回目。気持ち新たな一歩です。
あさきた神楽発表会の特徴として「毎年、何かしら出来ることを少しずつ変えてみよう」という動きがあります。
今年は、パンフの各神楽団紹介の欄に“八上系六調子旧舞”等、自分たちがどんな神楽を継承しているかを明記して。
これについて開会の際に、実行委員長の管沢秀巳さんが、新舞と旧舞の違いや伝わり方などを分かりやすくまとめお話をされました。
そして『分からんかったら、遠慮なく僕を捕まえて質問してください。』と、神楽は共有して楽しいものだと伝えられました。
我が故郷・自慢の神楽のルーツを知ると、先人たちの熱意や努力を今日の舞台の向こうに見ていただけるような気がします。
チラシやポスターのデザインは、神楽発表会の顔になっています。
~亀崎神社吹火・神楽保存会~
幕開け2演目は、十二神祇神楽です。
安佐北区では、高陽地区を中心に、十二神祇神楽の皆さんが6団体活動されています。
亀崎神社吹火・神楽保存会は高陽・深川の亀崎神社を拠点にして、大人子供合わせて現在30名いらっしゃるそうです。
やはり十二神祇神楽といえば、秋の前夜祭・よごろの神楽と吹火。
神楽のタイミングに合わせ、吹火保存会の皆さんが竹に火薬を詰めた手づくりの花火が盛大に火を吹きます。
今年の奉納は10月14日(土)の予定です。地元の方以外も大歓迎とおっしゃっていましたよ~
~第一幕 神降し~
五方の天神地祇に「この庭に降り居させ給え」と神舞を奉上します。
神を舞う、高次耀也(かがや)くんは、深川小学校6年生(4月から高陽中学校に進みます)。
『緊張するけど・・・昨日の夜はぐっすり眠れた』と、周囲をほのぼのさせる雰囲気を持っています。
保存会の皆さんがとても可愛がられており、本番前に明るく励まされ。
又、本番中は、終始、舞台袖で輝也くんを見守り、上演後は「よくやった」と声をかけられていました。
神楽を通して、保存会の皆さんで地域の子供を育てるあたたかみを感じます。
控室でお話してくれた『いつか大太鼓を叩きたい。』という夢を、皆さん頼もしく聴かれたのではないでしょうか。
神:髙次耀也さん。
大太鼓:竜門公亟(りゅもんきみとし)さん、手打鉦:谷本利之さん、
笛:渡邉澪奈さん。
~第二幕 荒平~
悪事を働く怪物・荒平と宮司と伝わる太夫が、榊・米・杖などの由来や効力、神仏との関わりについて問答し、荒平は説き伏せられ改心します。
荒平は改心の証に自らの魔法の杖を献上し、正義の神となります。
太夫さんと荒平の問答口上は、ゆっくり耳を傾けるととても美しいものです。
又、亀崎神社吹火・神楽保存会では、荒平の衣裳を昨年、100年ぶりに氏子さんの寄付によって新調されたそうで。
この度、太夫さんの衣裳も新調されたばかり。
地域の宝として、あさきたのこの舞台で披露され、永きに渡って大切に受け継いで行かれます。
それにしても荒平の面は、面白くて魅力的ですよね!
荒平:渡邉浩志さん、太夫:髙次耀也さん。
大太鼓:竜門公亟(りゅもんきみとし)さん、手打鉦:谷本利之さん、
笛:藤谷智美さん。
面の表情がユニークなせいか、親近感が湧きます。
荒平の台本を見せて頂いたので、杖についての口上をご紹介します。
『アーラこの杖のおんことか、この杖は大志繁盛の杖なり。この杖には大きい方あり小さき方あり、大きい方には天津人を、小さき方には国津人をこもらせ、中には天照星大神宮(てんしょうこうだいじんぐう)をこもらせたもう。
打ち出の小槌にもこれなりてこの杖をもって四方八方をなで廻すと萬(よろず)の宝がより来るなり。
まった、この杖をもって七・八十のじいさん、ばあさんの額をなでれば、十七・八と若返り二度と再び縁づけるなり。』
その杖、1本ください
魔法の杖と宝剣を交換し、天下泰平・五穀豊穣を祈り舞い納めます。
粘り強いカープを期待しながら更新しよっ。
明日は、湯の山温泉さくらまつりが開催されます。
お天気ははっきりしませんが、防寒対策は大袈裟くらいがいいかなと思います。
では今日から
3月、安佐北区の恒例行事となりました
あさきた神楽発表会の様子をご紹介します。
今年11回目。気持ち新たな一歩です。
あさきた神楽発表会の特徴として「毎年、何かしら出来ることを少しずつ変えてみよう」という動きがあります。
今年は、パンフの各神楽団紹介の欄に“八上系六調子旧舞”等、自分たちがどんな神楽を継承しているかを明記して。
これについて開会の際に、実行委員長の管沢秀巳さんが、新舞と旧舞の違いや伝わり方などを分かりやすくまとめお話をされました。
そして『分からんかったら、遠慮なく僕を捕まえて質問してください。』と、神楽は共有して楽しいものだと伝えられました。
我が故郷・自慢の神楽のルーツを知ると、先人たちの熱意や努力を今日の舞台の向こうに見ていただけるような気がします。
チラシやポスターのデザインは、神楽発表会の顔になっています。
~亀崎神社吹火・神楽保存会~
幕開け2演目は、十二神祇神楽です。
安佐北区では、高陽地区を中心に、十二神祇神楽の皆さんが6団体活動されています。
亀崎神社吹火・神楽保存会は高陽・深川の亀崎神社を拠点にして、大人子供合わせて現在30名いらっしゃるそうです。
やはり十二神祇神楽といえば、秋の前夜祭・よごろの神楽と吹火。
神楽のタイミングに合わせ、吹火保存会の皆さんが竹に火薬を詰めた手づくりの花火が盛大に火を吹きます。
今年の奉納は10月14日(土)の予定です。地元の方以外も大歓迎とおっしゃっていましたよ~
~第一幕 神降し~
五方の天神地祇に「この庭に降り居させ給え」と神舞を奉上します。
神を舞う、高次耀也(かがや)くんは、深川小学校6年生(4月から高陽中学校に進みます)。
『緊張するけど・・・昨日の夜はぐっすり眠れた』と、周囲をほのぼのさせる雰囲気を持っています。
保存会の皆さんがとても可愛がられており、本番前に明るく励まされ。
又、本番中は、終始、舞台袖で輝也くんを見守り、上演後は「よくやった」と声をかけられていました。
神楽を通して、保存会の皆さんで地域の子供を育てるあたたかみを感じます。
控室でお話してくれた『いつか大太鼓を叩きたい。』という夢を、皆さん頼もしく聴かれたのではないでしょうか。
神:髙次耀也さん。
大太鼓:竜門公亟(りゅもんきみとし)さん、手打鉦:谷本利之さん、
笛:渡邉澪奈さん。
~第二幕 荒平~
悪事を働く怪物・荒平と宮司と伝わる太夫が、榊・米・杖などの由来や効力、神仏との関わりについて問答し、荒平は説き伏せられ改心します。
荒平は改心の証に自らの魔法の杖を献上し、正義の神となります。
太夫さんと荒平の問答口上は、ゆっくり耳を傾けるととても美しいものです。
又、亀崎神社吹火・神楽保存会では、荒平の衣裳を昨年、100年ぶりに氏子さんの寄付によって新調されたそうで。
この度、太夫さんの衣裳も新調されたばかり。
地域の宝として、あさきたのこの舞台で披露され、永きに渡って大切に受け継いで行かれます。
それにしても荒平の面は、面白くて魅力的ですよね!
荒平:渡邉浩志さん、太夫:髙次耀也さん。
大太鼓:竜門公亟(りゅもんきみとし)さん、手打鉦:谷本利之さん、
笛:藤谷智美さん。
面の表情がユニークなせいか、親近感が湧きます。
荒平の台本を見せて頂いたので、杖についての口上をご紹介します。
『アーラこの杖のおんことか、この杖は大志繁盛の杖なり。この杖には大きい方あり小さき方あり、大きい方には天津人を、小さき方には国津人をこもらせ、中には天照星大神宮(てんしょうこうだいじんぐう)をこもらせたもう。
打ち出の小槌にもこれなりてこの杖をもって四方八方をなで廻すと萬(よろず)の宝がより来るなり。
まった、この杖をもって七・八十のじいさん、ばあさんの額をなでれば、十七・八と若返り二度と再び縁づけるなり。』
その杖、1本ください
魔法の杖と宝剣を交換し、天下泰平・五穀豊穣を祈り舞い納めます。
2017,03,31 Fri 21:32