

後半に入る前に。
この日は、現在高校生3年生で、神楽面を作っている杉籔裕也くんの作品をロビーに展示して頂きました。
新聞で個展の記事をご覧になった方もいらっしゃると思います。
杉籔さんは、現在、宮崎神楽団に所属され、可部高校の神楽部でも活躍されています。


他にも他の神楽団で使った頂いた面がいつくかあります。


杉籔さんは幼少のころから採物に興味があり、鬼棒を作ったり、紙粘土で面を作ったりしていたそうですが。
中学1年生のころから本格的に面作りを初め、これまで100点以上の面を作ったと言います。


又、小林泰三さんや、恵木裕也さん、管沢良典さんなど石見・広島の神楽面師さんたちが、杉籔君の想いを受け止め、技術の指導やアドバイスをくださったそうです。
そして今、杉籔くんの胸にしっかりと留まっているのは。
『神楽面はその神楽団の顔である。面作りは、神楽団の歴史をつくるということでもある。』という言葉。
素晴らしい先輩方にお逢いできましたね。。。
これまで一番手こずったのは、蛇頭。
神楽の活動と勉強の間を縫って、完成まで2年かかりました。
『イメージに少しでも近い面が出来るととても嬉しい。舞台で面をつけて舞うと課題ばかりが見える。』
実現力に長けた夢多き18歳は、会場を唸らせ、激励の拍手に包まれていました。
ところで、期末試験の真っ最中だったんだけど、どうだったかな~

実は!帰ってみると、写真がほとんど撮れていなかったんです

ブレていて、面の表情がよく分かりません。
写真でもぜひ、杉藪さんの面を見て頂きたいので・・・
ひろしま神楽女子のHPに、全体が分かる写真が掲載されています。
こちらをご覧になってくださいね



ひろしま神楽女子HP

http://ameblo.jp/kagura-girl/entry-12100109818.html
2015,12,09 Wed 10:50
