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致し方なし。
ダイヤ三矢の里神楽共演大会、満喫して来ましたダイヤ

三矢の里大会は、もう17回目の開催なのですね。

これまで同日に公演が被り続け、長年行くことが出来ませんでした。

今日は6団体・7演目をじっくり拝見。

なんて良い休日だったのだろう。



上高猿神楽団・胴の口で幕開け。
大太鼓・小太鼓・手打鐘・笛の4人のみ、厳かな、しかし朗らかな胴の口。
(だいちゃん、目つむりに写っててごめんよ)



又、吉田神楽団の「六条」の初見も叶いました。

直接見るまで、画像も映像も一切見ないようにしてきました。

源氏物語の中でも六条御息所は、格別に魅力的なキャラクター。

教養があり美しく洗練された、非の打ち所の無い貴婦人も、嫉妬に狂えば生霊となって憎い女性を憑き殺す。

うたた寝からふと目を覚ました時、自分の髪や衣服にまとわりつく加持祈祷の匂いに何を思っただろう。

御息所は、神楽「六条」で舞えば勧善懲悪の鬼として描かれ“生霊は成仏得脱の身となる”と結ばれます。

切なかったしくしく



上吉田神楽団「六条」。執着と嫉妬のなれの果て。
御息所の生霊が葵上に憑き殺そうとします。



ダイヤ引き続き、ひろしま神楽定期公演 10月にまいりましょダイヤ

10月の出演神楽団も個性豊かと言いますか。。。濃いっにひひ


~才乙旭神楽団 塵倫~10月4日

神楽幕に、高さを出す箱(呼び方がはっきりしません)からしてもう!大好物過ぎます。

この度の塵倫も、格好良くて悶えました。

手道具が放つ音にも、シビれます。

矛盾していますが“どろくさいのに洗練されている”と感じます。


大太鼓:向田拓夫さん、小太鼓:向田英章さん、
手拍子:岡杖佳世さん、笛:藤澤竜緑さん。

帯中津日子:藤澤健次さん、高麻呂:四郎田 佳一さん、
塵倫:市川健吾さん。













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