中川戸神楽団の皆さんに、熊本地震の募金に協力して頂きました。
優しい鬼さんでした。
「能と神楽の出会い・伝統を創る」前半を結びます
この後に、「美女から鬼女への変化を楽しむ“能・仕舞 土蜘蛛”」を控えての上演となりました。
舞台袖で、大島能楽堂の皆様が大きな興味を持って中川戸神楽団の舞台をご覧になっていたことがとても嬉しかったです。
この地で大きく花開いた神楽は、どのように映ったでしょうか。
~第三幕 中川戸神楽団 土蜘蛛~
『・・・戦後、神楽団は舞楽団と改め、日本の古典芸能として、室町時代から伝統を持つ「能」や、江戸時代から伝わる歌舞伎の演目を取り入れ、脚本にしたのです。
こうして土蜘蛛や、紅葉狩という人気ある、現代・広島神楽の演目が生まれました。
これらの見どころは、美しく艶やかな女性が鬼に変化して大きな鬼になり、討たれていくというものです。
美しければ美しいほど、妖しければ妖しいほどに、恐ろしい鬼の舞いとなって、感動の神楽に仕上がっていったのです。』
※石井誠治さん筆・一部抜粋。
大太鼓:反田一生さん、小太鼓:松田大地さん、
手打鉦:河内洋介さん、笛:藤井真則さん。
源頼光:能海 剛さん、卜部季武:室崎 輝さん、
坂田金時:反田賢太郎さん、胡蝶:前長直哉さん、
土蜘蛛:海佐竜太さん。
後半へ続くよ~
2016,06,16 Thu 16:09