



安佐北神楽の舞台袖で、橋本一登団長から『平成24年に100周年記念公演を予定しています。実現できた際には進行をお願いします。』とお話がありました。
その時私は、その頃まだ元気に仕事を続けているのかな、と少し不安でしたが、一方では目標が出来て励みとなりました。


春の光に満ちた、天の神様から守られているような日。
会場に溢れんばかりのお客さんを迎えて、賑々しく開催されました。
橋本団長の挨拶は、感謝と誓い。
『先輩方。地元の皆さん。神楽ファンの皆さん。指導を頂き、華を添えてくださる神楽団の皆さん。何より無償の協力、理解で送り出してくれる、団員の家族の皆さん、心からありがとうございます。一層の精進を致します。』
主役でありながら、準備に追われ、眠れない日が続いた宮崎神楽団の皆さんでしたが、今頃は少しホッとされているでしょうか・・・。

平成11年、横田神楽団から一番はじめに指導していただいた紅葉狩。
今では配役も世代交代していますが、今回は当時のメンバーで、姫を舞いました。


伝説の通り、とても優雅でした。



現在のメンバーで復活させたのはおよそ20年前のことです。
大切に育てている演目の一つです。






およそ30年前、久保良雄団長が「他にないものを」と書き下ろされた演目です。
神楽衣装に緋袴を取り入れたのは、これが初めてだったと言われます。




おっちゃめ~な平川浩史さん。この日は花粉に呪われていました。



会場は息を呑んで見つめ、感嘆の拍手に湧きました。
午前の部が終わったので、続くよ~ ヾ( ̄∇ ̄=ノ
2012,04,11 Wed 22:03
