“夏”の演出家です。
広島県立美術館で開催されている
東日本大震災復興支援特別展へ行ってきました。
「復興への願いを込めて」という主題の通り、開催趣旨に込められた祈りはとても尊く、被爆直後の広島の、瓦礫の山と放射能の影響を東北大震災と重ね、以前に勝る都市の再建を祈る展覧会。
広島の美術館の役割は、広やかですばらしいなと感じました。
さて、いつか平山郁夫さんの“受胎霊夢(じゅたいれいむ)”を自分の目で、と思っていた私には望みが叶った日でもありました。
第2章の括りにもかかわらず、一直線で作品の前。
きらめく星空に、金色の光に包まれた白い象と、地上に佇む一人の女性。
仏教話から描かれたこの作品は、お釈迦様の生母である麻耶夫人(まやぶじん)が、白い象が体内に入る夢を見てお釈迦様を身籠ったというものです。
周囲の音や人の気配をのみ込むような静けさと、優しい大きな包容力を感じます。
誰もが持つ、潜在的な記憶の安堵感でしょうか。
《平和なときだからこそ楽しむことが出来ると考えられがちな芸術ですが、
(中略)人は、心に深い傷を負っているときこそ、美しいものを求め、
そして美しいものを創り出す力が求められるものではないかと思われて
なりません》※開催趣旨文抜粋
12日(日)までの開催です
http://www1.hpam-unet.ocn.ne.jp/exhibikition/hukko/index.html
縮景園へぷ~らぷら
多彩な紫陽花と、初夏の花が迎えてくれます。
花と生き物は見ていて飽きませんね
曇りや雨の日が一番映えますね。。。
この亀!究極のバランス遊びをしてるのかっ?!
えさを目の前に投げたら、首を動かした途端、ゴロンっと落ちちゃった。
ゆっくり泳ぐ仲良し。
カメ 『このあいだ。。。でさ~。。。』
コイ 『そうだったんだ~。。あははー』
2011,06,08 Wed 12:51