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想像してみよう。
ダイヤ今夜は広島神楽定期公演ダイヤ

雨の中、多くのお客様にお越し頂きました。

何だか、水曜日は雨が多いような気がしませんか?

丁度帰りにも、大粒の雨となりましたね。。。

ともあれ栗栖神楽団の皆さんには、広島旧舞の厚さ、渋さを舞って頂きました。

改めてご紹介いたします。




上とても繊細な天蓋飾りでした。


ダイヤそれでは、「十二神祇神楽大会」続けますダイヤ

大会の主催は、広域十二神祇神楽連絡協議会。

協議会の所属団体は、広島西部から岩国山代地域と県をまたぎます。

開会前の、下前富男会長のご挨拶は、切実なものです。

①「大会の一番の目的は、十二神祇神楽の保存と継承である」

②「しかし、一般的に難解で地味な十二神祇神楽は、現在一部の団体をのぞき、いつ消滅してもおかしくない危機的状況にある。」

③「大会に出演するためには練習をする。

練習の中で、改めて神楽本来の姿と所作の意味を見つめ直し、伝承者という自覚を持つことが、保存と継承の一端を担う。」


氏神様への奉納が最も大切ではありますが。

十二神祇を残していくために、人前で舞い、見て知って頂くことも必要。

ここに賛同される皆さん、今回は12団体が出演されました。




上十二神祇には小太鼓がありませんね。そして手打鉦がとても大きいように思います。


~プログラム2 浅原神楽団(廿日市市浅原)「三刀(さんとう)」~

神楽団紹介
明治6年頃結成。当時、浅原亀山神社の神輿の色彩修理のため、廿日市宮内明石より職人を招き、その職人が地元浅原の青年団に“明石の神楽”を伝えたことがはじまり。
以降代々受け継がれてきたが、昭和47年に後継者不足から子供神楽団に形を変え、その子供たちが大きくなり、現在の「浅原神楽団」となる。十二神祇、六調子、八調子の神楽を持つ。

三刀について
所務分けの合戦の部分を舞う。
三人の太夫の両手に刀を一本ずつ持つ刀舞。


所務分けの演目は、激しく華やかなことから、舞台で観る機会も多いのですが。

団体によって、全く!話の流れも舞い方も人数も異なり、独自のものばかり。

この三刀も“合戦の部分を舞う”とのことで、四季の神・兄四神の合戦準備と思って拝見しました。

そもそもなぜ3人なのか?という疑問は置いておいて・・・
(3は神楽にとって特別な数ではありますが)。

太刀を自在に操る技はお見事!

そして、鼓動を囃すようなメロディに包まれて“想像しながら観る楽しさ”があります。




上衣装に赤が混じる方が、リーダー的な役割を演じています。
















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幕開けの関。


上蓮華の次に編んで遊ぶシロツメクサ。


ダイヤ4月最終週とGW前ダイヤ

分かっているのに、毎年ドタバタするんだよねー。。。

ガクシュウ (o・ω・o) シナイッ

来週に向けて、体力も付けておかないと。



上手作りの素朴な舞台ですが、カラフルで凝っています。


ダイヤでは、3月に巻き巻き戻りまして~ダイヤ

今年、第2回目の開催を迎えた「十二神祇神楽大会」をご紹介します。

この度は各方面から『絶対観に来るべし!』という沢山のご案内を頂き、並々ならぬ気合に呼ばれて出掛けました。

当日は春の朝冷えにも拘わらず、会場玄関前には多くの方が並び、期待感いっぱいでしたよ。

お陰様で“目から鱗ぽろぽろ”こぼれまくりのいちにちを過ごしました。

主催の皆さんのお気持ちなど合わせて、少しずつご紹介します四葉




上およそ30年前の面。和紙面です。
荒平が持つ黒い扇は軍扇(ぐんせん)。
歌舞伎などで使用され、武将が陣中で指揮に用いた扇と言われます。



~プログラム1 石内神楽団(広島市佐伯区) 「関」~

神楽団紹介
今から200数十年前、現在の広島市西区山田地区の社人より、伊勢十二神祇神楽を伝承され、中組神楽団が結成される。
代々受け継がれ、現在の石内神楽団となる。

関について
十二神祇神楽では大抵、フィナーレを飾る「関」の舞。
万能の力を持った荒平を、神との対話で現す神楽。
荒平の、金糸銀糸の豪華な衣装と、悠然と舞い遊ぶ様が見所。




上この度初めて拝見した、石内神楽団の皆さん。


現在23名の石内の皆さん、常に動けるのは十数人と、稼働人数の安定が大変なのは、どこも同じですね。。。

さて、十二神祇の中でも、圧倒的な存在感を放つ荒平は、善悪とも区別がつかない不思議な存在ながら、威厳に満ちる舞。

それに対し、引けを取らない堂々とした太夫さんは、小学校3年生の濱田龍惺(りゅうせい)君。


腹から出す大きな伸びやかな声と落ち着きで、会場を魅了しました。

子供は、超人的なものに、より近い力を持つとして、昔から神事やまつりで、神の依り代としての役割を果たすと聞いたことがありますが。

十二神祇を見ていると、その“昔から”を思い出すことが多いです。




上声が可愛らしいので、女の子だと思っていましたが男の子星
繰り返し練習してきた賢明さも伝わってくる口上。











上魔力を宿す杖と、太夫の宝剣を交換し、荒平の喜び舞いで結ばれます。

続きます。
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
ひとつずつ。
ダイヤ湯来・団栗亭にてダイヤ

神楽鑑賞後、ユッキーさんと久しぶりにおしゃべり。

数日置きに顔を合わせても、お互いゆっくり話す時間はありません。

アレコレ積もり積もった話に、もちろん写真への想いも。

私のブログの写真は日記そのもの、あるいは紹介用の写真ですが。

ユッキーさんは、師匠と仰ぐ方からの意思を貫く極みの一枚。

瞬間を切り取っているようで、様々に写り込んでいる。。。

ファインダーを通して見えるものは、実はとても多く。

写真一枚の一喜一憂に、体力もかなり消耗するらしい。

しかし根底にあるのは「この写真を撮っておくと、神楽団が助かることがあるかも」という気持ち。

ずっと前を歩いていて欲しいなぁ・・・今日は勉強になりました~四葉



上10年ぶりくらいに、クリームソーダ。
もちろん、さくらんぼも入っていました。



ダイヤでは、来週の予定をふたつダイヤ

まずは水曜日27日、広島神楽定期公演。

栗栖神楽団の皆さんの登場です。

昨日の吉和競演で優勝されたばかり。お客さまに素敵な報告ができますねにかっ

神武と八岐大蛇。

八岐大蛇は、今年度初めての上演になりますよ。

ぜひお越しください。

4月27日(水)18時開場 19時開演

広島県民文化センター(082)245-2311



上昨年定期公演から、栗栖神楽団 八岐大蛇



ダイヤ続きまして~ダイヤ

5月1日(日)千代田開発センターのこけら落とし公演としてご案内しております「能と神楽の出会い 伝統を創る」です。

昨日の中国新聞に掲載で、いよいよだな~と思いました。

能と神楽の関係・発展を肌で感じて頂く機会になりそうです。

心を傾けて、ゆっくり味わういちにちに致しましょう。

千代田開発センターリニューアルオープン記念事業 
伝統を創るー能と神楽の出会いー


5月1日(日) 千代田開発センター
開場12:00 開演13:00

胴の口開け  雲月女性神楽同好会
天の岩戸  琴庄神楽団
土蜘蛛   中川戸神楽団

『能』美女から鬼女への変化を楽しむ
仕舞「土蜘蛛」・解説・舞囃子「紅葉狩」
喜多流大島能楽堂 大島衣恵氏 ほか

紅葉狩   大塚神楽団(広島県北広島町)

前売り 2,000円 当日2,500円
小・中・高生1,000円(当日のみ)

北広島町商工観光課  IPTEL.050-5812-8080 

詳細下

http://www.npo-kagura.jp/contents/2016-npo-event/2016-05-01/index.html




上昨年「神楽の戦後70年」から、大塚神楽団 紅葉狩
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支援物資要請。
ダイヤ今夜は満月ですダイヤ

全国どこからでも、落ち着いて眺められる日が早く来ますように。





ダイヤ熊本地震・緊急支援物資要請メールが入ってきましたダイヤ

送り主は、竹原出身の坂上満さん。

坂上さんは、転勤を機に移り住んだ仙台で、東北大震災を経験し。

ご家族皆さん無事だったことを幸いに、生涯東北復興支援を誓い、現在も仙台を拠点に東奔西走されています。

南一誠さんなど、広島・東北のタレントさんたちとタッグを組み。

広島と東北を繋ぎ、又、広島土砂災害では「義援金」「物資」「笑顔になってもらうイベント」を続けておられます。


さて、今回の緊急要請は、赤ちゃん幼児関連品、他です。

「粉ミルク、離乳食、パンパース、生理用品、失禁パンツ、ウェットティッシュ」が特に必要だそうです。

《送り先》・・・クロネコヤマト便はOKです!

〒861-2234 熊本県上益城郡益城町古閑(こが)127

輸送団地内 フクワ物流㈱

社長 浜岡秀昭様 電話096-286-7501


浜岡さんは、坂上さんの繋がりで、この度、自社建物が壊滅的な被害を受けながら「支援受け入れ窓口」になっておられます。

依頼メールを結ぶ言葉は「対応可能な方は“可能な範囲”でご協力くださいます様よろしくお願いいたします。」でした。


丁度、私の家の隣は薬局で。

クロネコヤマトの営業所も近所にあるので。

まずは、離乳食をまとめて送らせてもらいました。

「こんな少しの支援物資が役に立つのか・・・」

「ちゃんと被災地に届くのか・・・」

迷っていた気持ちが吹っ切れました。


送り先は、本震の際、震度7を観測した益城町ですので。

クロネコさんも、少し遅れるかもしれないけど、出来る限り早く届けたいと思います!と言われていました。


どうぞよろしくお願いいたします。

(*^_^*)

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幕間のニュース。
ダイヤ広島神楽定期公演、綾西神楽團、後半です。ダイヤ

幕間のお話は、油目 高団長です。

今年発足から、35年の節目を迎えられた綾西神楽團。

昨年は、人数不足などから公演回数を減らし、稽古に重きを置き、基礎を固める1年とされました。

これから重ねる長い歴史の中では、必要な決断、充電期間というものがあるのかもしれませんね。


さて、綾西神楽團は「大森彦七」「矢取川」というオリジナル創作神楽を保持されていますが。

この週末24日(日)、湯来ロッジの定期公演で新作創作神楽を披露されます。

「出雲健」。

古事記で知られる“出雲健”は・・

熊襲討伐の後、出雲国に入った日本武尊。
出雲を治める出雲建と親交を結びながら、出雲建の太刀を偽物と交換して太刀あわせを申し込み、殺してしまう。

油目団長も『出雲健は、あまり悪い人間ではなかったと記されますが・・・』とご紹介されました。

神楽で描く出雲健、楽しみですねにぱっ




上綾西では、姫とりがある方が葛城山とされています。


~第二幕 葛城山~

看板演目です。

綾西神楽團は葛城山と土蜘蛛、両演目を保持されています。

物語の流れは同じですが。

葛城山には土蜘蛛の精魂では個性的な面が使われ。姫取りがあり。

土蜘蛛には般若の面を用い、姫取りがありません。

上演時間や、どこで舞うか、又、お客さんのリクエストなどで舞い分けられるそうです。

それにしても、会場のお客さんに愛される鬼でしたね~。


大太鼓:尾崎雅也さん、小太鼓:若林洋子さん、
手打鉦:上田楓人さん(小6)、笛:佐々木もも子さん。

源頼光:松村厚志さん、卜部六郎季武:佐々木康介さん、
坂田金時:玉城啓一さん、胡蝶:若林弘志さん、
土蜘蛛の精魂:若林佑紀さん。





































上『こんな息子がいたらなぁ』By土蜘蛛の精魂。

この日、卜部季武を舞われた佐々木康介さん(高3)。
以前、可部高・神楽部で拝見した、伊吹山・吉備武彦の口上も印象に残っています。



~実演、広島神楽団~

4月24日(日)湯来ロッジ 2階多目的ホール
12時開場 13時開演

入場料500円 (未就学児は無料)

綾西神楽團「出雲建」「鍾馗」「葛城山」

問:広島市国民宿舎湯来ロッジ 0829-85-0111

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