求。
ダイヤ明日からフードダイヤ

雨、早くあがらないかな。

スタッフの皆さんは、雨の中設営で大変です。。。

明日は晴れ曇りの予報だけど。

特に朝の神楽を観に来られる方は、広島城ステージ前は芝生ですので、水を通さない敷物があった方が良いかもしれません。

夜神楽を見に来られる方は寒さ対策も必要かもです。

明日、フードフェスティバルでお逢いしましょうね四葉


ダイヤ月いちの舞「神楽面の共演」最終演目ですダイヤ

宮乃木神楽団の皆さん、大和葛城です。

大和葛城で私がグッとくるのは、土蜘蛛の精魂の最期『如何に頼光、又の再来、いざ さらば』です!

この演目はもう数え切れないくらい拝見していますが、未だに見る度、話を聞くたび「そーだったんかぎょ」という感嘆に満ちております。

当初、大和葛城はなんと新しい神楽でしょう!と思ったのですが。

能や謡曲から取材し裏を取りながら積み重ねると。

実は古くて。。。

そして、新しい世界が開けているということなのかもしれません。

うーん・・・言いたいこと、言葉にするのが難しい汗

ここで私が書かせてもらうことは、何せ勉強不足の私が聞いて書くことですので。

足りない部分が多すぎて?かもしれませんが。

感覚的にでも伝われば幸いです。




上読み取れない不気味さ。


さて、今回上演前にお話を伺ったのは佐々木崇志さんです。

佐々木さんは神楽でお逢いする時、いつもその朝、草刈りをされて来られるので。

今日も草刈りでしたか?と聞きましたら。

『今日は草刈りが無かったんで・・・頭の毛を刈ってきました。』ふわふわパーマがすっきり短髪になっておりました

「いやいやこれは一本取られました、あーはっはっは太陽」というようなことだったのでございます。

・・・面と全然関係ないわっ

(○ ̄▽ ̄○;)ゞ ヘヘッ








~第四幕 宮乃木神楽団 大和葛城~

佐々木さんからのご紹介はもちろん、前顧問であり、管沢面工房・管沢良典面師が創作された面。

大和葛城に用いられる全ての面です。

『宮乃木神楽団が初めて、能の要素を取り入れた、大きな基点となる演目。』と、お話がありました。

大和葛城の世界を舞うには、能の形をした面を使わないと舞えない。

しかし、能を模した面を使うことで、これまでの舞は通用しない。

例えば女郎蜘蛛の静と動。

そして女郎蜘蛛の面で、裂けた口を魅せようと思えば、頭切りひとつ異なり。

土蜘蛛の最終面は、能で“しかみ”と呼ばれる、顔を「しかめる」に由来して作られた面を取り入れているが。

この面で内なるものを五体で舞おうとすれば、腹がちぎれそうになるくらい力む。これが辛い。。。

しかし、結局は神楽は能ではない。

・・・ずっと模索していくものでしょうね。


〔能の要素を取り入れる〕ということは、能や謡曲から何かをひとつ真似て、引っ付けることではなく。

物語も、背景も口上も衣装も舞も、全てがその演目の中で影響を与え、循環し合っているということでしょうか。

次回、大和葛城を見るのが楽しみです!


源頼光:半田 徹さん、渡辺綱:中本雄巳さん、
坂田金時:山本貴範さん、土蜘蛛の精魂:田村和也さん、
女郎蜘蛛:佐々木恵太朗さん・中村悠哉さん。

大太鼓:佐々木崇志さん、小太鼓:山下瑚太郎さん、
手打鉦:山口莉奈さん、笛:中村直哉さん。

























| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
またご一緒しましょう。
ダイヤいやはや日本シリーズはダイヤ

1点を取るのも守るのも難しいものですね。。。

やっと広島に帰ってくる・・・

ホームアドバンテージ!連勝を祈ります!!

神楽で痛みを和らげましょ・・・


ダイヤ月いちの舞「神楽面の共演」続きますダイヤ

~第三幕 石見神楽熱田保存会 吟詮母(ぎんせんか)~

吟詮母は、息子を思う母親の儚くも悲しい物語です。

まずあらすじをご紹介します。

時は平安末期。平家全盛の時代に、源頼政の母は、伊予の国・二ッ野の里に追われました。
そして二ッ野の赤蔵ヶ池で、息子・頼政の立身出世と源氏の再興を日々願って暮らしていました。
すると、頼政を思う心と、平家への憎悪から、母は鵺の姿へと変わり、京の都へと飛んでいくのです。

鵺となった母は、平家に加担する天皇を苦しめます。
そこで天皇は、弓引きの名人・源頼政に鵺退治を命じます。
それを知った母は二ッ野の里に生える「双生の竹」で作った「二箆(ふたつの)の矢」を頼政に献上し、鵺退治、すなわち自分を退治させることによって、頼政に手柄を上げさせるのです。




この度初見でしたが、最後の場面は心に染みました。

保存会の皆さんがこの演目をとても大切に舞っておられるという気持ちが伝わりました。




上鵺退治の勅命を受け、東三条の森へ急ぐ頼政と猪早太。


保存会の皆さんと、初めてご一緒させて頂きました。

浜田市熱田町・・・控室が、三中(浜田市立第三中学校)の香りがする~。※全員ではありませんにひひ

この日は、同郷ならではのローカルなお話で、初対面の垣根はなく和気あいあいと過ごさせてもらいました。

代表の下本康明さんは時代を行く男前さんで、若さいっぱい、ジョークを交えながら打ち合わせをさせて頂き。

上演前のインタビューではどっしりと、キリッとした面持ちで代表の風格を持って登場されました。

しかーし!隣の私は気が付かなかったのですが。。。

夢中でお話するあまり、およそ4,5分のお話に『そうですね。』と、100回くらいおっしゃっていたようで。

あとで保存会の皆さんから『笑っていいともか~っにかっ』と、相当ツッコまれておりました。

話せば話すほど、お茶目な方です。


・・・は、ともかく!

ご紹介頂いたのは、柿田面工房、柿田勝郎面師さんの“鵺”の面。

下本さんは15年くらい前、中学生の頃から柿田さんの工房へ通っていたそうです。

始めは、作務衣姿の柿田さんに近寄りがい印象もあったそうですが。

常に穏やか、懐深く受け入れてくださる柿田面師は、次第に父親のように慕う存在となり。

何かあれば自然に足が向く工房は『心やすらかな場所』なのだそうです。


さて、鵺の面の創作依頼については。。。。

『僕たちのイメージを最大限に伝え、後は柿田さんの中にあるイメージを融合させる共同作業。面師さんを信じてお任せしました。』

およそ5年前、出来上がった鵺の面は想像以上で感激し『よしっ!』と気持ちが昂ったそうです。

神楽面は、面師さんと神楽人の信頼関係が形になっているんですね~。


天皇:畑岡将平さん、源頼政:松本章宏さん、
猪早太:大石耕平さん、頼政の母:坂根和行さん、
鵺:一木亮真さん。

大太鼓:下本康明さん、小太鼓:山藤未幸さん、
手打鉦:矢津佐芳さん、笛:渡辺仁美さん。






上下母の恨み辛みは平家に加担する天皇へと向けられます。



















上母の心を奏でる笛です。








KAGURAの杜で配信中です。

(照明を落としての上演でしたので、少し映像が暗めです)

| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
見守る。
ダイヤすっきり秋晴れダイヤ

気持の良い季節ですね。。。

カープ、マツスタの栄冠への舞台は整いました。

今夜こそガンバレグー


ダイヤ月いちの舞「神楽面の共演」続きますダイヤ


~第二幕 筏津神楽団 日本武尊~

注目して頂くのはもちろん、筏津神楽団 副団長であり、面処 前河屋、前河伸弥面師の作品。

兄ぎし・弟ぎしの面です。

二面性を持つ役柄と思いますが、場を和ますちゃりも期待されますね。

この2つの面も登場するとワクワク!胸弾むような雰囲気ですにこっ

以前、前河さんから、チャリの面について「色んな形がありますが、自分の中では親しみを持てる愛嬌を感じさせる面がいいなと思うんです。」というお話を伺って。

私も同じように思っていたので嬉しかったです。


さて、上演前のお話は、今田修団長でした。

『あの二つの面は前河君が、自分でこれ使いますって持ってきたんですよ。今度は大蛇の頭を持ってきて欲しいにひひ』と冗談を交えてご紹介されながら。

『面師というのは多岐に渡る才能・感覚が必要です。色んな方の支えを頂いて、ひとまわりもふたまわりも大きな人へと進化していく姿を楽しみにしている。』とエールを送られました。

又、神楽面について『面は舞子のスイッチだ』と続けられ。

『鬼の面を被れば指先まで鬼となり、姫の面をかぶれば足先までしなやかになる、魔法のようなもの』と想いを語られました。


日本武尊:水口一真さん、吉備武彦:水口貴大さん、
兄ぎし:前河伸弥さん、弟ぎし:大上顕男さん、
賊首:吉岡秀樹さん。

大太鼓:今田拓也さん、小太鼓:今岡友康さん、
手打鉦:鉄穴博之さん、笛:保本愛美さん。








上下演目の中で“夏の特別抽選会”を開催されました。
なーんと!前河さん作の酒呑童子面がメインの賞品に。ぎょ







上目が光る仕掛け付き。



上会場中の“羨ましい”を受けて。とても喜んで頂きました。













| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
唯一。
ダイヤカープ、ショック!ダイヤ

広島中で悲鳴が上がった夜でしょう。

拍手に送られて降板する黒田投手・・・今夜は勝って欲しかったしくしく

明日は朝から悔しさを分かち合う日になりますね。


ダイヤでは気持ちを切り替えてダイヤ

夏全開で、8月の月いちの舞を振り返っていきますグー

大変多くの皆様が足を運ばれた「広島・島根神楽面作家交流展」から、神楽面の共演としての開催でした。

伝統に独自の創造力を加えて神楽面づくりをする神楽面師=和紙の工芸家たちの生き様を紹介する交流展。

この度出展された面師さんは。。。

柿田面工房 柿田勝郎さん柿田兼志さん(浜田市)

菅沢面工房 管沢良典さん(北広島町)

小林工房  小林泰三さん(太田市)

面処 前河屋 前河伸弥さん(北広島町)です。

月いちには、面師さんと普段から懇意にしておられる神楽団・社中を代表して、4団体の皆様をお迎えし。

面師さんたちの作品をご覧いただくと共に、神楽面に命を吹き込む神楽人たちの、情熱の舞をご覧頂きました。

・・・と言っても、私の写真では、面の表情や美しさはとうてい伝えられませんので汗

神楽会場で本物を見て頂くきっかけにしてくださいね。




上面に備わる気高さは、石見神楽の菅原道真への敬意そのものと思います。


~第一幕 谷住郷神楽社中 天神~

ここで登場するのは、小林面工房の小林泰三さん(太田市)の、天神さんの面です。

上演前、代表の右田哲也さんに、面を見せて頂きながらお話を伺いました。

右田さんは、小林さんを少年時代からご存知で。

同社中の大畑慶介さんや大都、恵木勇也さん・大畑公人さん、亀山の大下一匡さんなど、江津や浜田で名の知られるメンバーと、ゴロゴロいっしょにまくれていた一人だったそうです。

しかし『その中でも、小林君は真面目であった』と紹介され。

『・・・真面目に見えたのかもしれませんが・・・今はとても真面目ですが。』と付け加えられましたにこっ

そして神楽人として、又、面師として相当な勉強を重ね、誠実さを持って自分の道を確立していく姿は立派だとエールを送られました。

5年前に創作された菅原道真の面については。

『長浜人形を模して造られた石見の伝統の技』『他にはないうちの自慢の面、品の良い面でしょう!』と、にこやかに眺めておられました。

今回のお話を、直接小林さんご本人に聴いて頂きたかったな・・・

右田代表の、兄であり、父であるようなあたたかみが、石見の神楽人を育てておられることも強く感じました。


菅原道真:原 広樹さん、随身:岩崎 優さん、
藤原時平:右田達郎さん。

大太鼓:浜吉勇介さん、小太鼓:別所良祐さん、
手打鉦:青木麻希さん・右田剛己さん、笛:大畑慶介さん。




















続くよ~
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
美味しいものと神楽。


上花言葉は「あでやかな美人」「はかない恋」・・・


ダイヤ今朝、友人の店の月下美人が開いていましたダイヤ

夜に開き、翌朝には香りと共にしぼんでしまう一夜限りの神秘の花。

明るい時に開いているのを見るのは、初めてです。

今年の夏は沢山蕾をつけたそうで。

友人は、そのひとつが夜中に開いていく様子をビデオにおさめたと喜んでいました。

もうすぐシーズンも終わりですね。



上葉のように見える茎の節から、蕾をつけます。
蕾ははじめ下を向いていて、膨らむにつれて徐々に上を向きます。もうすぐ咲きそうです。



ダイヤ今週のお知らせですダイヤ

明日、水曜日の定期公演は、西宗神楽団の皆さんで紅葉狩と八岐大蛇です。

全く印象の異なる2つの神楽ですが、どちらも人数の多い舞で、盛大な開催になりそうですね。

ぜひお運びください四葉

10月26日(水)18時開場 19時開演

広島県民文化センター(082)245-2311



上昨年の定期公演から、西宗神楽団 八岐大蛇。


ダイヤ続きまして~ダイヤ

今年も近づいてきました!秋のFF、フードフェスティバルです。

広島城ステージの神楽をご案内します。

10月29日(土)

10時半~朝神楽

今田神楽団 「日本武尊」

17時~夜神楽

第1幕 栗栖神楽団「頼政」
第2幕 あさひが丘神楽団「戻り橋(前編)」
第3幕 栗栖神楽団「大江山」
第4幕 あさひが丘神楽団「土蜘蛛」


朝、神楽を観て、美味しいものを巡りながら、イベントにも参加して。

夕方からは薪に浮かぶ舞台で夜神楽を楽しみましょう。

・・・めちゃめちゃ素敵な休日じゃないですかっぎょ

私は例年通り、護国神社前・広島城ステージに張り付きです。

ゲストをお迎えしてのライブやクイズ大会を開催しています。

遊びに来てくださいねっ



上昨年のあさひが丘神楽団太刀納めから。戻り橋(前編)

フードフェスティバルHPはこちら下

http://www.rcc.jp/event/foodfestival/
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |

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