土が、雨をゴクゴク飲んでる感じがします。
昨日は大阪に住む叔母と、実家の浜田で落ち合ってお喋りのいちにちでした。
“大阪のおばちゃん”だからなのか?叔母の話は楽しい。
「おばちゃんな、もうすぐ“美人”で世界遺産になんねんで。」と十数年前から聞かされています。
未だ、候補に挙がる気配もなし

頭から背中・喉はブルー。羽は黒。腹部はエプロンデザインのレンガ色。
松原神楽団の皆さんをご紹介します。


松原神楽団の皆さんには、昨年末に放送された神楽特番で大変お世話になりました。
地まつりの取材を快く受けていただき。
凍えるような寒さ、満天の夜空、篝火、提灯、人々の活き活きとしたやりとり。
そして拝殿の下に設けられた、団員の皆さんが集う畳の部屋。
囲炉裏を囲んでゆっくり語らう大切な場所を見せて頂きました。
これからの時代、本当に貴重なものが残されている地まつり。
私も、自分の故郷の地まつりの在り方が問われるようになった今。
当たり前が当たり前に続く幸せと大変さを思い、特に身に染みました。

加えて。
驚いたのは、斉藤直将団長の「秀逸の極みうどん」。
地元の皆さんへの1年の感謝の気持ちを込めて、境内に用意されるうどんは。
最高の昆布、最高のお醤油、最高の・・・で生み出された赤字覚悟のおうどん。
一見普通のおうどんなのですが、よ~く見るとお出汁がキレイ!
すっきりしながらも、後味深く、いい香り。
思い立ったら吉日!有言実行!の斉藤団長の心意気そのもののうどんで、心身ともにあたたまったのでした
秋のまつりの役割は多岐にわたり大きいものだと、改めて感じた夜です。
~第一幕 天神~
鍾馗に次ぐ、神楽団にとって伝統ある重要な二人舞い。
(もちろん家来さんもおりますよ)
奏楽さんの揃った歌声は、会場を清めるようです。
又、話が進むにつれピリピリしてくる緊張感はたまりません。
この天神の魅力は、旧舞の中でも他にはないスピード感。
そして、舞台を二人の舞子の思うように大胆に仕切れる“包容力のある舞である”ことだそうです。
緩急豊かな奏楽とふたりの呼吸が、天神を作り上げています。
大太鼓:沖田哲明さん、小太鼓:沖田祐介さん、
手打鉦:斉藤政司さん、笛:上手佳也さん。
菅原道真:深野 翼さん、家来:斉藤義彦さん、
藤原時平:古元(こもと)正敏さん。













2019,05,27 Mon 21:25
本日開催された「さつき選抜2012019神楽競演大会」の結果を知らせてくれました。
新舞 優勝:高井神楽団「羅生門」
旧舞 優勝:上石神楽団「天の岩戸」
おめでとうございます(*^^*)
(わくちゃん、いつもありがとう。)
まずは、初夏恒例の競演大会「神楽の里 千代田神楽競演大会」です。
神楽団員の皆さんによる、故郷の神楽発展のための競演大会です。
出演される神楽団の皆さんの真剣勝負はもちろん。
今年は支える側(運営スタッフ)の当番となる神楽団員の皆さんのおもてなしも感じてください。
暑くて熱い競演大会ですよ
(会場内はちゃ~んとクーラーあります
~28回 神楽の里千代田 神楽競演大会~
6月15日(土)15時開場 16時開演
千代田開発センター
(駐車場 ショッピングセンターサンクス、道の駅舞ロードインター千代田)
前売券1200円.当日券1500円 ※小学生未満無料
開会式
河内神楽団 神降し
上川戸神楽団 岩戸
河内神楽団 人倫
旭神楽団 大江山
春木神楽団 山姥
特別出演 本地中組神楽団 戻り橋
山王神楽団 滝夜叉姫
東山神楽団 土蜘蛛
今田神楽団 羅生門
特別出演 八重西神楽団 鬼同丸退治
閉会式
※会場内での飲食、ビデオ撮影とストロボによる写真撮影は禁止です。
※大会当日正午から、お一人様1枚、入場整理券を配布いたします。
問: 千代田神楽団連絡協議会 0826-72-6908


今年は特出「戻り橋」です。
こちらも恒例となりました、周東パストラルホール神楽。
今年も「広島神楽」、曙神楽団と原田神楽団の皆さんの出演です。
何と言いましても、客席近く音響も良いホールで。
舞う側はお客さんの気持ちを。
お客さんは舞台の風を感じる充実の公演です。
地元・近隣の皆さんも、神楽ファンの皆さんも毎年楽しみにされていますね
お好みのお席はお早めにお求めください
周東パストラルホール「広島神楽」
6月16日(日)開場 13時30分 開演14時
岩国市周東文化会館
(岩国市周東町用田10137-8)
入場料(全席指定)
一 般 3000円(友の会2700円)
学 生 1500円(友の会1350円)
当日は各前売りより500円アップ
プログラム
曙神楽団 「葛城山」
原田神楽団 「滝夜叉姫」
曙神楽団 「紅葉狩」
原田神楽団 「大江山」
問:岩国市周東文化会館(周到パストラルホール)0827-84-1400
(9時から17時30分 月曜休館)

2019,05,25 Sat 22:01
今週は夜のお仕事が多い。。。
あっという間に金曜日ですね。
今週の昼間はとにかく暑かったので、夜の涼しい風は生き返るような気がします
昼間は多くの方が日傘を差す中、今日もパラパラと男性日傘の姿がありました。
去年からたまに見かけるようになりましたが、もっと普及すると良い思いと思います

まずは来週末に近づきました「壬生の花田植と無形文化財合同まつり」です。
全国各地からお客様をお迎えする特別な日!神楽を観て頂けるのは嬉しいですねっ
朝早い開催となります。
朝9時から紅葉狩!そして豪華なプログラムを堪能しましょう。
神楽の後は、循環バスを利用して花田植のプログラムでお楽しみください。
~壬生の花田植と無形文化財合同まつり~
6月2日(日)8時30分開場 9時開演
千代田開発センターホール
入場料 1500円 高校生以下無料
全席自由・当日券のみで8時発売開始
※広島神楽定期公演の半券がある方は300円割引になります。
(2019年のチケット半券で、半券1枚につき、おひとり1回限り)
紅葉狩ー東山神楽団
大江山ー王神楽団
八岐大蛇ー有田神楽
問:NPO広島神楽芸術研究所 千代田開発センター内
(0826)72―5307


「泥落とし 神楽の祭典」です。
私はこの公演で、多くの出会いと学びを頂きました。
早朝家を出て。。。さいき文化ホールへ向かう車の中「今日はどんな神楽と出会うことができるかな~」というワクワクは最高です。
今年はアステール神楽と重なり伺うことがかないませんが、10年目の集大成!心豊かな神楽舞台となりますようお祈りいたします
~第10回 泥落とし 神楽の祭典~
6月23日(日)9時開場 9時30分開演
廿日市市さいき文化ホール
(廿日市市津田4218番地 廿日市市さいき文化センター内)
入場料 前売1000円(当日1500円)
(全席自由・小学生以下無料)
神降しー宮乃木神楽団
塵倫ー津浪神楽団
すすはきー伊勢神社神楽団
鬼返しー松原神楽社中
~休 憩~
大和葛城ー宮乃木神楽団
天の岩戸ー津浪神楽団
恵比寿ー伊勢神社神楽団
日本武尊~伊吹山ー大森神楽団
石 神ー松原神楽社中
※観客席は、床にござを敷き後ろに椅子を並べます。
可動席を出さない代わりに会場内で飲食が可能です。
※写真・ビデオ撮影は、携帯・スマートフォンによるもの含め原則禁止。
撮影を希望される方は当日受付にご相談ください。
問:①廿日市市さいき文化センター:0829-72-0336
②上田穣さん:090ー8713ー3311

2019,05,24 Fri 23:35

「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」へ行ってきました。
抜群に見応えある150点でした。
更にこの度は、どの作品も撮影が可能で驚きました。。。
賛否両論あるとは思いますが、美術の鑑賞の仕方も変わりつつあるのでしょうか。
さて、ご存じのように、歌川国芳は幕末期の絵師。
破天荒な人柄も、後の世の中に面白く語られています。
作品を目の前にすると、確かな画力に圧倒され。
ジャンルにとらわれない大胆で豊かな発想力に魅入ってしまいます。
国芳の猫や金魚の擬人化されたキャラクターは、現在の生活にも溶け込んでいますしね

歌川国芳「相馬の古内裏(1845~46)」。
【解説:原作では等身大の骸骨が数百体出現するところ、国芳はありえないほど巨大で迫真的な骸骨を登場させる】
又、今回は、陰湿で残虐な作品も遠慮なく並んでいます。
その惨たらしい殺戮、血しぶきの表現の中に絵師たちの飽くなき挑戦と恍惚が滲みます。
(でも、苦手な方は行かないほうが良いと思います
神楽でよく知る物語も並び、ウキウキの特別展です。
今週の日曜日26日までなので、お急ぎください。
広島県立美術HP
https://www.hpam.jp/museum/
写真を撮りましたが、照明や私自身が映り込んだりしています。
やっぱり写真じゃ無理ですね、本物を見てほしい~。
写真を大きくすると細かい所が見えて、少しは雰囲気が伝わるかも


【解説抜粋:渦巻く雲の豪快さ。】

【解説抜粋:前の作品から10年後の作品。鵺から発せられた妖光が画面全体を貫く。】

【解説抜粋:吊るされた妊婦が老婆の実の娘であったとは、見る者だけが知る悲劇である。生々しいが同時に耽美さを伴う。】

【解説抜粋:義経に敗れた平家の一族が海底に集まる。中央の武将は平知盛。】

【解説抜粋:弁慶縞(べんけいじま)の浴衣を着る女性を描きながら、弁慶の物語を織り込む。明日の運勢を見る女性の姿は、安宅関で勧進帳を読み上げる弁慶の場面を思いださせる。】
2019,05,22 Wed 11:59
「日本遺産」への認定、おめでとうございます。
どれほど多くの皆さんが喜んでおられるでしょうか
故郷の神楽を目的として、沢山の方に石見に足を運んでいただく機会となれば。。。
認定を新しい一歩として、弾んで拡がることを祈念いたします
吉和神楽団の皆さん続きます。
幕間のお話は、能島文範団長でした。
吉和競演・優勝のご報告には、会場からの拍手の中、大きな声でおめでとう!の声が繰り返し響きました。
ファンの皆さんにとっても、幸せなご報告でしたね!
そして、6月8日(土)の神楽団結成40周年記念公演のお話には。
記念公演にお招きする、旧舞の師匠・堀神楽団、また、新舞の師匠・西宗神楽団の皆さんへの感謝のお気持ちが滲みました。
時が流れ、師事したころとの舞とは変わっているとお話されながら、同じ舞台でお祝いをされる日を心待ちにされています。
神楽団や神楽人同士の出会いも十人十色と思いますが。
たったおひとりとの出合いが、ひとつの神楽団の未来を創っていくこともあるのですね。。。
又、25名の団員さんがおられ、子供神楽の育成がしっかりと実を結んでいる吉和神楽団には。
現在、子供神楽に10名のメンバーが育っています。
能島さんは『最初は、知らない大人からの指導を怖がり、緊張する様子も見られるが、徐々に慣れ上手に舞えるようになる成長は素晴らしい。』と目を細められます。
記念公演では頼もしい子供たちの儀式舞も応援してくださいね


~第二幕 八岐大蛇~
鬼も華形ですが、大蛇も華形ですよね!
まつりの雰囲気たっぷりに、お客さんと“神楽を楽しむ”大蛇たち。
又、何と言いましても鈴政憲雄さんの多幸感ある歌声と太鼓に神楽への想いが溢れます。
大太鼓:鈴政憲雄さん、小太鼓:佐藤信治さん、
手打鉦:山崎 幸さん、笛:桒木 千春さん。
須佐乃命:山本博之さん、足名椎:山崎英治さん、
手名椎:栗田直樹さん、奇稲田姫;深瀬憲司さん、
大蛇:山本正也さあ・齋藤拓也さん・山崎翔太さん・
真田健太さん・齋藤勝也さん・小田 真さん。















撮影会も最後までお付き合い頂いてありがとうございました。ハートで結びましょ
2019,05,21 Tue 22:00
