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いざ!
太陽すっかり初夏ですね太陽

では、季節を少しだけ戻しまして。

吉和神楽競演大会の様子をご紹介します。

あたたかく、鶯が気持ち良く囀る、標高約900m。

シーズンの幕開け、そして今年は15回の記念大会でもありました。

「出場するからには、狙っていく!」という神楽人たちの気概に研ぎ澄まされた舞台です。


~プログラム1番 神降し 中川戸神楽団~

競演などの大舞台では、華やかな“神迎え”を依頼されることが多く、神降しを舞うことは珍しいとおっしゃいます。

滅多にない機会なので、能海剛団長が『よっしゃ!じゃあ僕が舞わせてもらいますグー』と神をつとめられ、中川戸の若い団員の皆さんにとっても、貴重な神降しだったそうです。



上神迎えに比べて地味とおっしゃいましたが・・・とんでもない。
儀式舞の中にも華をまとい、清廉な舞台へと整えられていく能海さんです。

大太鼓:松田大地さん、小太鼓:反田一生さん、
手打鉦:反田賢太郎さん、笛:藤田絵美さん。




上「この舞は、伝統のあらゆる舞法によって構成され、基礎的舞姿を披露するものとされる。」と紹介があります。



上音響席から!

~プログラム2番 十羅刹女 松原神楽社中~

朝5時に三隅を出発。

競演の部のトップバッターとして、午前10時前からの十羅刹女でした。

『競演には、他にもいくつかの演目で出ていますが、今日は石見の斬新な舞を皆さんにぜひ観て頂きたいという気持ちもあり、この演目を持ってきました。』野上 尚雄団長のお話です。

大太鼓の一打から、会場を呑み込みました。

一色触発の熱演にハラハラして、上演時間34分43秒がとても短く感じました。



上心と体に満ち満ちていく奏楽です。

大太鼓:野上能孝(よしたか)さん、小太鼓:芳川健一さん、
手打鉦:台部亮太さん、笛:山本友貴(ゆき)さん。




上「十羅刹女は、美貌で人をたぶらかして食う鬼女であったが、法華経の説法に改心して守神となった」と紹介されています。
十羅刹女:吉岡春樹さん。




上面が変わるのと同時に、金髪に変わる!って場面を見逃してしまった・・・
彦羽根:吉岡大貴さん。




上鎧が様になる舞、と思います。



上やっぱり面を取ってもらって、この表情が観たいですね。

続いていきま~す。
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |

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