もうすぐ出番。『すみませーん、ドライお願いしま~す!』
第二部 伝統を受け継ぐ
~第四幕 八岐大蛇 宮乃木神楽団~
早春神楽に出演される際、衣裳や道具などを新調される、揃えられるというお話は神楽団の皆さんによく伺います。
これまで宮乃木神楽団の皆さんは、八頭立ての大蛇を幾度となく披露してこられましたが。
その都度、他の神楽団の協力を頂いて、足りない蛇胴や頭、又、舞手もお借りしながら役目を果たしてこられました。
そしてこの度、これをきっかけにして、全てを自分たちで賄えるようになり、新品の道具たちの輝きを、大きな励みとされています。
さすが八頭、近くの小学校の体育館を借りて稽古を重ねました。
ところで。
八頭の大蛇を勇敢に退治した須佐之男命・半田徹さん、上演後すぐの感想は。
『・・・八頭、多いっ!』
親子別れを見守る須佐。何かしら胸にこみ上げるものがありそうです。須佐之男命:半田徹さん。
大蛇で何を魅せるか。フォーメーションだけでなく、須佐との出逢いの場面も色濃く描きたいとおっしゃいます。
大太鼓:管沢 秀巳さん、小太鼓:管沢 良典さん、
手打鉦:山口 莉奈さん、笛:佐野 彩華さん。
須佐さんは、三種の神器のひとつ・鏡を奇稲田姫に預けます。
奇稲田姫:岡本 健太さん。
かわりに姫は自分の櫛を・・・
須佐さんに預けて。指輪の交換のようでロマンチックです!
(櫛に姿を変えて、とも伝わりますね)
ど迫力の舞台袖には、消火剤を手にスタッフがスタンバイ
大蛇一頭ずつに「どう退治されたいか(動きや頭の角度などあれこれ)」理想があり、練習を重ねてその全てが叶えられています。。。凄いですね~。
第三部は、これから写真を整理しますので、来週・・・くらいからご紹介したいと思っております。
2015,02,27 Fri 14:31