

今日は暑かったですね、焦げました。。。


旭神楽団の皆さんです。
『大江山』『八岐大蛇』です。
先日、大江山の麓で大江山を待ってこられたばかり。
特別なお話も聞けそうです

11月27日(水)開場18時 開演19時
広島県民文化センター(082)245-2311




前から行きたかった下関市の忌宮神社。
走ってみると、案外近かったです。
お目当ては、塵輪の首を埋めたと伝わる「鬼石」です。
神楽関係者の皆さんも多くの方が足を運ばれている神社ですね





忌宮神社は城下町・長府の中心にあります。
ここは、仲哀天皇さんが熊襲平定のために、一時政治の拠点とした宮殿「穴門(長門)豊浦宮」(あなとのとよらのみや)があった場所で、7年滞在されたと記されます。
祭神は、仲哀天皇・神功皇后・応神天皇。
もともとは仲哀天皇・豊浦宮、神功皇后・忌宮、応神天皇・豊明宮の三殿別立でしたが。
中世の火事によって合祀され一殿となり、後に忌宮と総称するようになったそうです。。
古来、勝運の神として、足利尊氏、豊臣秀吉など名だたる武将からの崇敬を集め。
又、安産の神としても庶民から信仰されてきた由緒ある古社です。



また、長府沖には忌宮神社の飛び地境内である満珠島・干珠島があります。神楽やね~


ところで・・・忌宮の“忌”。
喪に服すなど、あまり明るいイメージを持たない字がなぜ使われるのか、長い間疑問でしたが。
“忌”という字は、穢れを祓い浄化するという意味も持ち合わており。
「斎(神道)」の字と同じように使われることを知り、大きく納得しました。


さて、真近に見ることができた鬼石は。。。。
思ったよりも、こじんまりとしていました。
仲哀天皇が射落とした新羅の武将・塵輪の首を埋めて、その上に石を置き。
塵輪の顔が鬼のようだったので「鬼石」と呼ぶそうです。
仲哀天皇の武勇と勝利に歓喜し、塵輪の屍の周りを踊り回ったという伝説もあり。
毎年8月には、この伝説に基づいた祭り「数方庭(すほうてい)」が行われます。







本殿は修復中でした。















神社にはよく見られる光景ですが。
忌宮神社にもニワトリさんたちが沢山います。
なぜか、烏骨鶏と名古屋コーチン

人に良く慣れていて、特に名古屋コーチンは穏やか。
陽だまりで、静かにくつろいでいましたが。
社務所に入って餌を買って扉を開けると。
扉の前に集合していて、笑ってしまった。


いつも人の手から餌をよくもらっているようで。
掌に、餌をのせて差し出すと。
コーチンさんはくちばしが手に当たらないように、ふんわり突いて食べるのですが。
烏骨鶏は、くちばしを直角に勢いよく振り下ろしてくるので痛い

まぁ、烏骨鶏と戯れることも滅多にないから、良いですけど。




ゆっくり参拝すれば、まだまだ神楽に縁ある伝説や貴重な宝物など見ることができます。
塵輪、仲哀さん、神功さん、応神さん、宿祢さんを身近に感じる旅は如何でしょうか~?
山口県下関市長府宮の内町1-18
083-245-1093
http://iminomiya-jinjya.com/
2019,11,26 Tue 23:56
