宇品の花火がベランダから見えることに、今年初めて気が付きました。小さいけど、夏気分。
広島商、甲子園出場決めましたねっ
令和最初の夏の甲子園で、伝統校の名を轟かしてほしいです。
昨日は、島根大会の決勝戦終盤を、たまたまテレビで見ていて。
13回延長戦に力を尽くす選手たちの姿は、感動というより痛みのようなものがありました。
石見智翠館高校の活躍をお祈りします!
前回の広島神楽定期公演
阿坂神楽団の皆さん続きます。
幕間のお話は、第一幕で手打鉦をつとめられた、佐々木正之さんでした。
軽やかに楽しそうに手打鉦をすられる様子は格別に目を引き、こちらもウキウキしてきますっ
200年を誇る阿坂神楽団の歴史の中で、佐々木さんは3代目。
そして息子さんの佐々木匡さんは、4代目として血を受け継いでおられます。
さて、子供神楽のお世話もされている佐々木さん。
まずは、第一幕の葛城山で、この日神デビューをされた、高校2年生の沖田竜斗さんと、笛を吹かれた中学2年生の益井梨穂さんを、目を細めて紹介されました。
次世代がすくすく育つ姿は、佐々木さんにとって、元気の源のようですね
阿坂の子供神楽は、地元や地域外から、現在22名の子供たちが集い、紅葉狩と塵倫を習っています。
神楽団員の皆さんと神楽団に関る地域の人から、学校の勉強以外に多くを学び多くの経験をしてほしいと願いを込められています。
ところで、現在60代後半の佐々木さんは、お仕事の関係で故郷に戻ったのが30代半ば。
そこから阿坂神楽団に入団されたそうです。
「当時は、地元で生きていくには、消防団か神楽団を選ぶ必要があった。神楽のほうが楽だと思った。」
実際には?
「全然違った、とんでもなかった」
六調子の神楽は、基本さえできていれば応用が利くからと、一度も練習もしたことのない演目をまつりで舞わされたこともあるそうです。
口上は幕裏から先輩が。。。いわゆる口パク。
なんて面白い、おおらかな時代でしょう!
こうやって神楽団の先輩方に可愛がられ鍛えられ、地域の役割をリレーしてこられたのですね。
今ではなかなか聞けないお話が満載で話が尽きませんでした。
今年の豊平競演大会は9月8日(日)です。
阿坂神楽団は新作の「羅生門」を舞われます。
大会の詳細が分かり次第、ご案内します
~第二幕 殺生石~
役柄、三者三様の面白みに彩られる殺生石。
この定期公演では今年、殺生石は1回しか見られない、という貴重な機会でした。
昨年話を伺った「サッサー」も、ちゃんと拝見できたし
さて、この定期公演・2時間の中で。
河野翔紀さんは葛城山の季武→飛脚→金毛九尾の狐を舞われていました。
神!チャリ!獣!と幅の広さに驚きます。
今度は舞い分けについてお話を聞いてみたいと思います
大太鼓:藤田丈二さん、小太鼓:上野昭文さん、
手打鉦:栗末智行さん、笛:栗末愛梨さん。
飛脚:河野翔紀さん、玉藻前:佐々木 匡さん、
玄翁心昭:小野遥平さん、金毛九尾の狐:河野翔紀さん。
忙しかった記念撮影が終わった後、ほのぼのと撮らせて頂きました。
上段左から:藤田丈二団長、河野翔紀さん、悪狐、佐々木匡さん。
下段:左:沖田竜斗さん、右:佐々木正之さん。
2019,07,29 Mon 21:17