前夜のリハ―サル。
奏楽の若手さんは笑って笑って深野の皆さんも、国譲が好きなんだなぁと思いました。
いよいよ
「深野神楽 復活30周年記念共演会」結んでいきます。
深野の皆さんの代表演目「国譲」です。
以前にもお話しましたが、深野の皆さんとの出逢いはこの演目でした。
島根フェアのステージで初めて拝見したその国譲は、出雲神楽への扉を開けてくれました。
それまでの、私の中の出雲神楽は・・・
座敷の襖を5枚くらい開けて進んで行かなくては見ることができないような。
バリバリに敷居が高いイメージしかありませんでした。
実際に、島根フェアの舞台の正面に据えられた奏楽、鼓の音色には、観客席で緊張しました。
しかしながら!神様と大衆との距離の近さ、天下泰平を一緒に喜ぶ神楽。
それはもうワクワクの頂点に達し、その時の気持ちは今も続いています。
この感動を誰に伝えようかっと思っていましたが。
ほどなく偶然にも、団栗亭の笛の会にて深野の皆さんとお逢いすることができ。
優しい人柄に触れて、大ファンになったのでした。
この度は、復活30周年!本当におめでとうございます!!
なかなか頻繁には足を運べませんが、これから出雲神楽の他の演目も一つずつ、その楽しさを師事していきたいと思っています
高天原より天下られた武見雷槌命さん。
お男前ですね~。
~最終演目 国譲 深野神楽保存会~
観客と一体になって神話の世界を楽しみ、活力を生み出す、喜びが詰まった国譲。
武見雷槌命を舞う大島文雄さんと、建御名方神の勝部康弘さんは、もう29年のコンビとなり、深野の30年を語る演目でもあります。
武見雷槌命:大島文雄さん、大国主命:若槻 勉さん、
事代主命:河角義隆さん、建御名方神:勝部康弘さん。
鼕:草光悠輔さん、太鼓:吉川幸子さん、
笛:芝原佐知さん・芝原茉佑さん、
合調子:陶山敏夫さん・小田安秋さん・芝原安佑さん。
国土献上の交渉成立後。武見雷槌命さん、大国主命、事代主命さんから福の種が撒かれます。
献上反対派!建御名方神さん登場。眉毛が動く愛嬌のあるこの面。
眉毛が動くたびに会場から拍手や笑い声が聞こえます。
客席に飛んで行った大岩は子供たちが投げ返してくれます。良い雰囲気ですっ
終演後
関係者全員参加型、盛大な打ち上げを催して頂きました。
色んな地方の方言が集う、賑やかな会でした。
深野さんを中心に記念写真を沢山撮りました。
深野の勝部康弘さんと琴庄の崎内俊宏団長。。。
なんか良いな~、皆を笑顔にするこのお二人
話変わって
深野からの帰り道。
雲南吉田インターまでの山越えの道は、昼間ならリフレッシュできるのんびりとした道ですが。
夜、一人で運転するには、ちょっと怖い。
雨がふっているし、特にトンネルが・・・等と話をすると。
琴庄の崎内団長が、同乗してくださることになりました!
最初は、深野の皆さんが打ち上げまで用意してくださったことへの感激やら、5年後のことやら盛り上がっていたのに。
何のきっかけか?いつの間にかUFOとか、お化けの話になって・・・
大人二人、真剣に未知の世界について討議して・・・
あっという間に、琴庄の皆さんとの集合場所に到着しました。
お陰様で、全然怖くなかった~
最後の最後まで!有意義な時間を過ごすことができました。。。
2016,11,29 Tue 14:06