全力キュート
今年はじめ
安芸高田神楽・東京公演で大役をつとめられた原田神楽団の皆さん。
今田 和哉副団長の憂鬱は。
飛行機(高いところ)での移動。
その脅威へのカウントダウンを、昨年のつつが神楽祭、上演前のインタビューで語られたことが強く印象に残っています。
この東京公演の大盛況を以て、めでたく、高い場所と縁を切ったつもりの今田さんでしたが。
なんと今度は、スペースワールドの観覧車に乗る事になってしまったのです。
それは、愛娘“菜々花ちゃん(小4)”のお願いでした。
「スペースワールドに連れて行って。」
普段、神楽で忙しくしている今田さんは、娘の望みを叶えてあげたいと思いました。
そこで、大朝競演の特出を終えた深夜、ほとんど寝ずに出発したのです。
更に、菜々花ちゃんの無邪気なお願いは続きます「一緒に観覧車に乗ろう!」
・・・高さ100メートル、所要時間15分。
九州最大の巨大観覧車。
さぞや景色が素晴らしかったでしょう?
『な、何も覚えてません、思い出したくないっ』
ハンカチはびっしょり。ブルブルガクガク。
でも菜々花ちゃんが楽しければ、その姿に報われたのではないでしょうか~。
ちなみに、日本で一番高い観覧車は、東京・葛西臨海公園の、ダイヤと花の大観覧車(117m)だよって、今度菜々花ちゃんに言っておこうっと
~第九幕 原田神楽団 土蜘蛛~
つつが神楽祭が始まって以来、毎年ゲストとして最終演目をつとめられます。
会場からの拍手は、今年も元気でいつもと変わらず、地元に原田の皆さんをお迎えできたことの喜びと。
来年も皆で顔を揃え、この神楽祭が盛大に開催されることへの希望が託されていると感じています。
38回目も、艶やかに勇壮に締め括られます。
舞台袖でのウォーミングアップが、本番での一丸・集中に変わっています。
面と、面の下の表情はまるで同じだと伝わってきます。
視線を集める大役の熱演に、観客の拍手が一際大きくなります。
これにてつつが神楽祭は無事、終了です。
今年も大変お世話になりました。
さて!
いよいよ明日は、広島神楽定期公演の最終公演となりました。
新聞発表もありましたが、来年の全38回公演に向けて、お客さんに“又神楽が見たい!”の想いを持って帰って頂きたいと思います。
8回目の舞台には、栗栖神楽団の皆さんが登場です!
定期公演では初となる、頼政をご覧いただきます。
超ご期待ください
11月20日(水)開場6時半 開演7時
広島県民文化センター(中区大手町)
082(245)2311
廿日市市・栗栖神楽団 頼政 八岐大蛇
一昨年、廿日市市文化祭から。
2013,11,19 Tue 23:05