

今まで見たことのない、新しいスサが登場します。
4人が仕上げてきたスサは。
神話映像の迫力や、お客さんの熱気が相俟って。
役柄を超えて、個の魂を宿しているように見えたそうです。
世宥子先生は鳥肌がたって。
『スサノウに恋してたもんね





1日2人でまわす、過酷なシフトの裏で。
世宥子先生が一番重きを置いたのは、舞手さんの体調管理。
まずは、楽屋に冷蔵庫を設置するところから。
猛暑の中、アスリートの健康管理と同じく、毎日血圧と水分量を計測し。
広島から料理を作っては、早朝に出雲へ向かう。
メンタル面では「スサノウノート」(日記)を作って、その状態を把握。
これによって、一日のうちで一番きつい時間帯への対処や、疲労を最小限に抑えるためのローテーションが組まれました。




主催者が見込む来場者数より、ペースが早く盛況だったこと。
映像館に何度も足を運ぶ、特定のファンがついてくれたこと。
又、大蛇に倒されても、倒されても立ち上がるスサノウはヒーローとなり。
『スサノウ頑張れ!』『かっこいい!』と、子供たちならではの神話の入り口を見つけてくれた姿です。




安堵と、寂しさを実感する世宥子先生は。
『とにかく3人が怪我なく、無事に役目を果たしてくれたことが一番良かった。』
『みんな、今回の経験を糧にして、自分の人生を輝かせてほしい。』
役者さんのことばかり。
後日、一緒に仕事ができた喜びと、感謝を込めて手紙を送ったそうです。
・・・・夏から秋、3時間かかる出雲へ通って。
大変だった、しんどかったと、自分を労う言葉はひとつもありません

今年も、国内外と超多忙。
年末には、祝杯をあげましょうね



2013,02,16 Sat 14:15
