檜皮色という、日本の伝統色も存在します。
出雲大社のご本殿の大屋根から降ろされた
檜皮(ひわだ)をいただきました。
檜皮??最初はピンとこなかったけど。
檜の樹皮で、屋根葺きの材料です。
「60年間、大国主大神様のお住まいをお守りしていました」
あっなんだか、急に有難みを感じる
平成の大遷宮では、御本殿・大屋根の檜皮の吹き替えが行われるため、古材をお守りとして配られています。
手に取って眺めると鈍く渋く光って、くたびれた感じはまるでありません。
長い間の大役、お疲れ様でしたね。
職人さんの減少で、檜皮葺き技術の継承も心配されるというお話。
又、出雲大社の大屋根には、他に類を見ない特別長―い檜皮も用いられるそうです。
大国主命の最後の願いが叶えられた宮殿。
神話と現世が交錯した聖域です。
大屋根特別拝観も今度で終わりなんだって。
混雑しそうだけど、申し込んでおきました
拝観期間は2月17日(金)から29日(水)の13日間。
詳細は出雲大社HPから
http://www.izumooyashiro.or.jp/haikan24.html
2012,02,07 Tue 08:55