初の石見神楽・自主開催となった会場は、大阪城の近くでした。
四神で幕開け。
「八百万の神々をお迎えする儀式」だとお話しました。
石見神楽大阪公演、盛況でした
西村神楽社中を中心に、亀山社中、美川神楽保存会。
音楽家の福岡ユタカさん率いる、オタケビ神楽団の皆さん。
舞台スタッフは東京の方々。
頂いた台本に“オープニングトークは浜田弁で”という指定があり、自信がないと思ったわりには本番でペーラペラでした。今でも体の中にあるのね
天の岩戸から。「太陽こそ命の源」とお話しました。
舞台監督から東京スタッフの転換の速さにも驚きましたが、それに伴う舞台裏の、西村社中の俊敏な動きと、華麗な舞台は本当に素晴らしかったです。
演目数も多く、リハで求められることもいっぱいで、相当くたびれたと思いますが。
熱演に負けないほどの情熱的な拍手を繰り返し受け取って、万感胸に迫る思いだったでしょう。
準備に明け暮れた日高代表はもちろん、メンバーの皆さんひとりひとりが大活躍。お疲れ様でした。
次は東京公演が待ってますよ~ん
およそ40年前、大蛇は、大阪で歴史的な大変革を遂げました。
その話はまた、次の機会に。
中はあらすじのみの、シンプルさ。
本番当日、朝10時頃。
天蓋が出来上がって、次の仕込みを急ぐ。
午後からオタケビ神楽団、黒塚リハ。
パソコンを駆使したプレイスタイル!
美川西・下野貴志さんがうたい、亀山・大下一匡さんが舞う場面。
はじめましてだった福岡さんとオタケビ神楽団
当初、私はよく分かりませんでした。
神楽に異なる文化や芸術が混じるということが。
小さいころから見てきた神楽が、特異な顔をもつことへのアレルギー。
神楽をおおらかに捉えていると自負していたのに、案外了見が狭いなーと
本番前日、福岡ユタカさんにお逢いして、気さくな人柄と、深い深い郷土愛・神楽愛に触れ、この度の出会いに感謝しました。
世界で活躍する音楽家の視点で語られる神楽の魅力は、新鮮で、大きいよ
ヴォイスパフォーマンスとよばれる独特のスタイル。
心の感じるままに表現される歌詞のない歌声に、幻想的な世界が広がっていきます。
福岡さんの歌声もまた、舞っているみたいで。
天蓋の下、違和感のある楽器たち。囃子と一つになると血が騒ぎます。
離れてはお互いが呼び合うように響いて。
違うようで、同じなのかな。。。
新しいとか、古いとかでもない。
美しい時間でした。
福岡ヴォイスに乗せて亀山・小川徹さんが魅せます。
幣舞「風の舞(小川氏、命名)」にうっとり。
下野さんの笛に、福岡ヴォイス・オタケビメンバーの音が
重なり昇華する。
福岡ユタカさんの音造りは映画、CM等多岐に渡り紹介しきれませんが、
現在はTBS系のNスタ、テーマ曲で毎日耳にします。
本番中の綺麗な写真は浜田市観光協会の花本さんからいただきました。ありがとうございます!
全て無事終了!カーテンコールですっ。
和やかな雰囲気の中、日高さんの愉快なメンバー紹介付き~
2011,09,28 Wed 22:17