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埠頭にて。


上波打ち際でミネラル補給をするモンキアゲハ。

太陽 夏休みで野生化している娘11歳と 太陽

夏の思い出作りに、浜田の花火大会へ行ってきました。
夕方到着してすぐ、折居海岸で、1時間みっちり平泳ぎの特訓をしました。

息継ぎが上手くできない娘は、息継ぎをするたび海水を飲んで、顔からいろんな液体を出して苦しんでいましたが、随分上達したような気がします。

海に慣れていないので、何もかもが怖いらしい。
藻を踏んでは「ギャ~がーん」魚が近くを通っただけでも「ヒィ~あうっ
海老のように跳ねてしがみついてくるので、ワンピースの普段着だった私まで転げてびっしょり。
やけくそになって鬼ごっこをしておりました。
周りを見ても、だーーれもいない砂浜。波の音とセミの声だけ。



上 プルプルと。水まんじゅうのようだ。

「花火は8時から2時間よ」と言う祖母と、7時には家を出ました。
本当は今回、祖母を連れてきたくて帰省したので、花火を待つ時間も大切にしたいなと思っていました。

高齢の祖母を、メイン会場には連れて行けないし、少し離れた長浜の港に場所を取って、涼しい潮風を受けながら話をする。

小さいころから必ず家族で出かけた大イベント。
母親代わりだった祖母。
私は人一倍“けそけそ”だったので、ちょろちょろする私が海に落ちないかと気を取られて、花火はほとんど楽しんだ記憶がないそうだ。
人混みでは、迷子になってもわかるように、スカートの裾に風船を高く括り付けて、おむつもパンツも丸出しで歩かされていたことも。。。

娘はニヤニヤして聞いている。
こういう話をされると「もっと落ち着きなさい!」と、娘を叱りにくくなりますが。。。

それはそうと、花火始まらないね、と言ってたら釣りのおじさんが
『8時半からでぇ~にひひ

時間が近づくにつれて人も増えてきました。

『たーまやー!かーぎやー』とかわいい声ではしゃぐ子供たち。
ブルブル震える犬を抱っこする散歩ついでのおばちゃん。
『アジ(鯵)の花火あげてくれ~っ』と大声でリクエストするおじちゃん。

鮮やかな大輪に拍手をおくって、45分間の花火は幕を閉じました。

後何回、祖母と花火を見られるのかな。

大切に積み重ねていかなくちゃ。



上 星空みたい!左はマリン大橋。



上 綺麗な角度で見えました。



上 わかるかな?ニコちゃんマーク。



上 花火色に染まる海が幻想的です。

ちなみに、玉屋と鍵屋は江戸時代の2代花火師で、鍵屋が暖簾分けしたのが玉屋なんだそうな。
花火になくてはならない掛け声として、現代でなお浸透中。
面白いですねパー
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |

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