暖冬の影響もあるのでしょうか?
既に、春特有のあの症状に困っています。
鼻のムズムズと連続のくしゃみ。
もう始まっちゃったらしい。
春まで長いなぁ ((+_+))
ともあれ、季節的には一番寒さが厳しいころ。
この時期に栄養価の高くなる“卵”が福を呼ぶ食べ物ということで。
おばあちゃんが、よく玉子酒を作ってくれていたのを思い出します

大都神楽団の20周年記念公演。
2日間昼夜に渡っての4公演も、いよいよ最終公演に入ります。
この会は、同日昼間の公演と同じく、谷住郷社中と亀山社中の皆さんの出演です。
それぞれの神楽団、社中の歴史上、異彩を放つ演目披露となり。
4演目中、3演目がシークレットという前代未聞の形で幕を開けました。
〇大都神楽団 20周年記念公演 森羅万象〇
~後編 夜の部 「象(しょう)」~
最終公演のタイトルは「象(しょう)」。
象の字は「目に見える形」という意味を持ちます。
この20年、互いに協力し合い、ひとつの時代を築いてきた良き友・よきライバルたちの切磋琢磨を形にした、特別な舞でお祝いします。
~第一幕 西遊記 大都神楽団~
西遊記は中国・明の時代後期に生まれた、中国四大奇書(水滸伝等)のひとつで・・・日本で知らない人はないでしょう。
7世紀、唐の僧が異形の者を従えて、取経のために天竺(インド)へ向かう冒険物語。
日本には江戸時代に伝えられ人気を博し。
歌舞伎などでも取り上げられています。
このファンタジーをいつか神楽化してみたいと、数年の年月を経て、この度神楽化。
脚本を手掛けるほど、神楽既存の演目との共通点等、気付きが多かったとお話されます。
勧善懲悪のあらすじに、涙あり笑いあり、石見の熱い合戦や御神徳ありです。
〇あらすじは金閣・銀閣大王の登場するあのお話です〇
唐層・玄奘は玄宗皇帝の命を受け、世に安泰をもたらすという三蔵の経典を求め、神仙である孫悟空・猪八戒・沙悟浄をお供に天竺へと旅をしていた。
砂漠が続き旅は困難を窮める中、荒れ果てた村にたどり着く。
すると、そこに宋遵という男の子が助けを求めに来て、訳を聞くと、金額銀閣という妖怪が村を襲い父母も命を落としたという。
哀れに思った玄奘は、妖怪を退治すべく悟空に住処を探らせるが、晴天かき曇り暗闇となり、玄奘はさらわれてしまう。
帰ってきた悟空は沙悟浄、八戒を叱りつけ、玄奘救出のため妖怪の家に攻め込む。
金閣・銀閣を操る黒幕は羅刹女という女妖怪で、食えば不老不死となる玄奘を今まさに食らおうとしていた。
羅刹女は猛虎と、ひと仰ぎすれば七里のかなたまで吹き飛ばす芭蕉扇を駆使して孫悟空たちを悩ませる。。。
石見神楽に於いて、唐国を舞台としたものは「鍾馗」が挙げられる。
(パンフレットから)
玄奘三蔵:杉井流河さん、孫行者悟空:惠木勇也さん、
猪悟能八戒:山本大希さん、沙和尚悟浄:本山泰志さん、
宋遵:惠木相丞さん、羅刹女:増谷玲佑さん、
金閣大王:伏谷茂雄さん、銀閣:山下零慈さん、
清竜魔王:坂根 晃さん、白虎:大倉龍紅さん・岡田隆秀さん。
大太鼓:杉井公人さん、締太鼓:中垣光裕さん、
手拍子:土井智哉さん、笛:杉井理美さん。


2020,01,21 Tue 22:51

神楽「壇ノ浦」の視点も様々に、この歴史的物語を通して赤間神宮を参拝すると。
他の神社に手を合わせる気持ちとは、全く異なります。
潮風香るエキゾチックな街並みに、陸の竜宮城と称えられる朱の社殿が鮮やかです。

『今ぞしる みもすそ川の おんながれ 波の下にも 都ありとは』
1191年(建久2年)後鳥羽天皇の命により御影堂が建立され。
当時は阿弥陀寺と称し、8歳で生涯を終えられた安徳天皇の霊を慰めるお寺でした。
明治維新後、神仏分離令により阿弥陀寺を廃して赤間神宮となり。
平家一族の墓や慰霊塔もおかれています。
戦に敗れた平家はこの世に恨みを残して、と語る物語も数多くありますが。
時代と共に大きく変わったであろう、境内から望む壇ノ浦の景色は、雄大で穏やか。
現代に、戦の虚しさ、平和の尊さを語りかける祈りの場であるように感じました。





2020,01,20 Mon 20:14
都道府県対抗男子駅伝を応援に行かれた方もいらっしゃったでしょう!
広島チームは好発進故の悔しさが残り。。。
島根も、3つほど順位を落としてしまって残念だった。。。
しか~し。
溜息を共有できるのも魅力のひとつ。
又来年も!夢を持って応援しようっと
下関・日帰りバス慰安旅行にご一緒させて頂きました。
毎年恒例の、太刀納めの後の忘年会を、昨年は見送って。
改めて今年、久しぶりの神楽団旅行だそうです。
まつり等でお世話になる地域の方も参加されており。
恐縮ながら、私も声をかけて頂きました。
年が明けてからワクワクしていて。
低血圧でいつもグズグズする朝も、今朝は5時にぴしゃッと起きました。
(本当に低血圧なんかな
往きのバスの中では、朝9時からビンゴ大会。

そして、元気な先輩方の津浪談義に車内は大いに沸きながら。
あっという間に下関に到着しました



そして、日ごろの労いと今年1年の激励に杯をあげる宴では。
団員の皆さんが心から寛ぎ、共に笑い合い。
間違いなく忙しくなる、この1年に弾みを付けられました。
いつも張り詰めた舞台でご一緒することが多いですから・・・
団員の方が心身休めてゆったりされる姿に触れると、ホッとして癒されますし。
神楽団という特殊な繋がりに、グッとくることが多い。
今日一日、仲間入りさせて頂いて過ごした時間は、一生忘れないと思います。
津浪の皆さんは、今年神楽団設立から大きな節目を迎えられます。
ドラマチックな記念の年になりますよっ
12月太刀納めでの末田団長のご挨拶が、今から楽しみです






やはり特別な気持ちの参拝となりました。



素敵な一日を有難うございました(*^^*)
2020,01,20 Mon 00:24

しまねふるさとフェアの前夜祭のようなものですが。
男子駅伝の島根県チームの激励会も盛大で。
今年こそは
昨年は40位。
30位代を目指しますと、誓いの言葉が光りました。

そして、只今公開中の益田市を舞台にした映画「高津川」。
錦織良成監督をはじめ、主演の甲本雅裕さん、戸田菜穂さんが挨拶に来てくださいました。
戸田菜穂さんは、昔から大好きな女優さん。
お話が出来て、心から嬉しかったです。
そして、とてもお綺麗でした。

限られた時間しかなく、早歩きで、広島の冬の風物詩を堪能してきました。
最初に、浜田市の石見神楽のブースを見つけて、嬉しい

島根和牛、さば寿司、お漬物、アイスクリーム、はちみつ、お饅頭。。。
お土産いっぱいで帰ってきました


それにしても、ステージイベントは客席が一杯。
やっぱり神楽は大人気ですね。
今日は、都神楽団の皆さんの葛城山を観ることができました。
優雅な囃子と神楽歌、又、パリッとした合戦。
会場の歓声と共に舞う一体感を味わってきました。
ゆっくり拝見できて良かった(*^^*)
~都神楽団 葛城山~













2020,01,18 Sat 20:21

旺盛なジョウビタキ。
駅伝の壮行会や、美しいゲストもお迎えする予定です。
明日からの島根ふるさとフェアも楽しみですね~。
〇大都神楽団 20周年記念公演 森羅万象〇
この回では、およそ20分のトークショーが用意されました。
参加者は、大都神楽団 恵木勇也さん(33)と杉井公人さん(36)。
亀山社中 大下一匡さん(36)。
谷住郷社中 大畑慶介さん(37)の4人です。
特に同級生となる杉井(旧制・大畑さん)さんと大下さん、そしてひとつ上の大畑さんの3人は「OKトリオ」と呼ばれ。
少年のころから、石見の地に名を馳せていたようです
このトークショーは、石見神楽に青春を注ぐ10代の、キラキラした無邪気で・・・無茶苦茶な毎日と
友人であり、先輩後輩でもある愉快な関係を、フリートークで語る時間でした。
神楽と共にこの土地で育った4人の「あのころがあるから今がある」お話は、涙が出るほど可笑しく、可愛らしかったです。
少し暴露すると。
大下さんは大畑さんに兄弟で大迷惑をかけていた事件。
しかも先輩なのに常に「けいすけ!」と呼び捨て事件。
大下さんと杉井さんの、お互いを意識しすぎて絶交事件等。。。出るわ出るわ。
そしていつも一緒の4人は。
広島の革命的な神楽に出合い、強烈な憧れを抱き同好会を結成!!
芸石競演や優秀神楽の舞台を感じてみたくて。
舞台屋さんに電話して「パーテーションください!」と交渉し(相手にされませんでした)。
当時のナレーターさんの務める職場に電話をして「ナレーションしてほしい!」(相手にされませんでした)。
驚くべき行動力と、純粋さです。
・・・時が経ち、4人の少年は30代。
しかし、まだまだ夢の途中。
多角的な視野を手にいれながら、神楽への情熱は増すばかりです。
~最終演目 大都神楽団 伊吹山~
およそ10年前に初演を迎えられ、構成を整え直し、昨年再び取り組まれた演目です。
大都神楽団の伊吹山には、山神と姥神(うばがみ)の夫婦神が出ます。
そしてタケルの最後を描く白鳥の舞は。
悲劇の英雄と伝えられるタケルの生涯に救いを見出すと共に。
「森羅万象ここにあらはす」大都神楽団の本領を発揮します。
日本武尊:増谷玲佑さん、吉備武彦:山下零慈さん、
国造:伏谷茂雄さん、美夜受姫:岡田隆秀さん、
山神:杉井公人さん、姥神:惠木勇也さん。
大太鼓:山本大希さん、締太鼓:中垣光裕さん、
手拍子:大倉龍紅さん、笛:杉井理美さん。


2020,01,17 Fri 12:20
