大きな黄色いくちばしと、光沢あるネイビーのイカル。水を飲みに降りてきました。
今朝は早起き
日本野鳥の会の白島探鳥会へ行ってきました。
普段ひとりで鳥探ししても、ほとんど見つけられないというのに。
野鳥の会の先輩方と歩くと、出てくるわ出てくるわ・・・
今日は25種。
その中でも、最近火が付いたように会いたかった「イカル」が集団で、しかも進む方向についてくる。
透き通るような、美しいさえずりのシャワー付き
もう!最高でした。
興奮のあまり「私、今日イルカを初めて見ました!」と言って恥ずかしかったのですが。
その後、隣の大先輩が『あっ、イクラ!』と叫んだので、空を飛ぶイクラで頭がいっぱいになって。
しばらくツボから出られなくなってしまいました。
その方は『よし、今夜は寿司にしようっ』って言われていました
イカルのさえずりが聞けるYouTubeがあったので、聞いてみてください。もしかすると聞いたことがあるかも。
“きーこーきー”とか。
“つきひほし(月日星、よって三光鳥と呼ばれるそうです。)”とか。
今日は先輩から“おきくさんにじゅうし(24)”とも聞こえると、教えて頂きました。確かに~
https://www.youtube.com/watch?v=IPQYmtuQLMs
近づいてきてくれました
んだば「神楽工芸展 協賛神楽公演」から最終演目
西を代表する鬼退治・大江山に続きまして~。
東を代表する鬼伝説・戸隠山の鬼女たちの物語です。
~大塚神楽団 紅葉狩~
ご存知のように、大江山と並んで紅葉狩も衣装を思えば、大変です。
様々な神楽団のお話を伺ってみると。
もともとこれらの衣装が揃うということは、地域の大きな協力があるか。
神楽団員さんの血と汗の結晶なのでしょう。
大塚の皆さんの『長い間念願であった、自前の衣装』のお話は、紅葉狩りを拝見するたびに胸に蘇ります。
団員の皆さんの、衣装への並々ならぬ想いはこの紅葉狩そのもので。
神楽の奥深さは、物語の面白さや舞の素晴らしさだけでなく、団員さんのその一路にあるのだと感じます。
平維茂:泉田瑞男さん、清原成時:長田淳一さん、
八幡大菩薩:久保弘司さん、鬼女大王:竹田淳一さん、
鬼女:沖 大樹さん・佐々木翼さん、鬼大王:金崎 彰さん、
鬼:野村惇貴さん・木村優太さん。
大太鼓:植田伸二さん、小太鼓:木村 豊さん、
手討鉦:斎藤 潤さん、笛:竹田愛唯さん。
2017,12,10 Sun 20:17
今週末もあちらこちらで神楽ですが
冬タイヤに替えられましたか?
運転、気をつけましょうね。
続いて「神楽工芸展 協賛神楽公演」から
西を代表する鬼退治・大江山です。
皆様くれぐれも、忘年会で酒呑童子にならんように~
~今田神楽団 大江山~
神楽工芸展と共に開催された神楽公演。
この大江山では、特に茨木童子と唐熊童子の鬼着ふたつに注目が集まりました。
およそ2年前、浜田の佐渡村衣装店で仕立ててもらったものです。
『工房に何度も足を運ぶうち、この先何十年も神楽団で使用するこの衣装を佐渡村さんに託したいと思うようになりました。』
広島と石見の活発な行き来の中、人と人との繋がりで生まれた衣装です。
源頼光:森廣洋さん、渡辺綱:香浦匠汰さん、
坂田金時:冨田雄太さん、紅葉姫:坂野 志(こころ)さん。
酒呑童子:大野真司さん、茨木童子:河野隼人さん、
唐熊童子:山本諒平さん。
大太鼓:上中寛輝さん、小太鼓:冨田里絵さん、
手打鉦:岡田真歩さん、笛:岡田真季さん。
冬タイヤに替えられましたか?
運転、気をつけましょうね。
続いて「神楽工芸展 協賛神楽公演」から
西を代表する鬼退治・大江山です。
皆様くれぐれも、忘年会で酒呑童子にならんように~
~今田神楽団 大江山~
神楽工芸展と共に開催された神楽公演。
この大江山では、特に茨木童子と唐熊童子の鬼着ふたつに注目が集まりました。
およそ2年前、浜田の佐渡村衣装店で仕立ててもらったものです。
『工房に何度も足を運ぶうち、この先何十年も神楽団で使用するこの衣装を佐渡村さんに託したいと思うようになりました。』
広島と石見の活発な行き来の中、人と人との繋がりで生まれた衣装です。
源頼光:森廣洋さん、渡辺綱:香浦匠汰さん、
坂田金時:冨田雄太さん、紅葉姫:坂野 志(こころ)さん。
酒呑童子:大野真司さん、茨木童子:河野隼人さん、
唐熊童子:山本諒平さん。
大太鼓:上中寛輝さん、小太鼓:冨田里絵さん、
手打鉦:岡田真歩さん、笛:岡田真季さん。
2017,12,09 Sat 12:38
広島城お堀の高い場所から下をのぞき込むと、カワセミ発見。
しかし真下すぎて、どう撮って良いかわからない
忘年会シーズン
今年1年、現場でお世話になったきりになっているスタッフの方々と再びお会いできて、ゆっくりお話しできることは嬉しいのですが。
太りそう!(と申しますか、もうぽっちゃりですけど~)
師走は、体力・健康一番の時期ですね。
という年末のお話をしながら
このブログはまだまだ真夏・お盆のあたりを走っております。
今夜から「神楽工芸展 協賛神楽公演」をご紹介します。
工芸展では、豪華絢爛な衣装、繊細な面や神楽道具、近くで見て尚迫力ある蛇胴等。
この地域に受け継がれる伝統の技に、溜息が出ました。
そしてこの技に魅了され、無から石見と広島の神楽人が繋がってきたんだなあと深く感心しました。
神楽公演は4演目の披露でしたが、当日は県外からのお客さんの対応で忙しく、3演目のご紹介となります。
まずは、初見で超、超~!楽しみにしていた石見の演目から
天豊足柄姫命(あめのとよたらしからひめのみこと)。
艶やかで堂々とした姫の舞は、格別な魅力があります。
~石神 松原神楽社中~
島根県石見地方の名の由来を舞う石神。
恥ずかしながら、私はこれまで自分の故郷の名の起源を考えたこともありませんでした。
さて、この石神は、松原神楽社中が発足当時から舞われているもので。
この演目を代表演目として、松原社中は名を馳せたと伺っております。
このスケールの大きな神話を、故郷の神楽として仕上げる神楽人の才覚に感服です!
〇解説〇
現在の島根県の西部地方は、「八色石(やいろし)」という、山のような怪しい大岩を中心に荒れた土地が広がっていました。
この大地を稲穂の実る豊かな里にしたいと、天豊足柄姫命(あめのとよたらしからひめのみこと)が何度も耕しますが、土はすぐ痩せ水はすぐ乾きうまくいきません。
そこで、須佐之男命の孫にあたる八束水臣津野命(やつかみずおみつのみこと)に八色石を打ち割るお願いをします。
命が里人の幸せを祈ってこの石を切りつけると、石は二つに割れて、一つは、邑智郡に飛んで「龍岩」となり、一つは美濃郡の「角石(つのいわ)」となりました。
そして不思議なことに一夜明けると、天豊足柄姫命は大岩に姿を変えていたと言います。
「八束水臣津野命(やつかみずおみつのみこと)」はこの大岩を見て『この国に奇異(きい)のいはみつる哉(不思議な岩を見たことだなあ)』と言われました。
石見地方の名は、ここから作られたと伝わります。
(筆:石井誠治さん)
天豊足柄姫命:台部亮太さん、八束水臣津野命:野上孝幸さん、
八色石:佐渡村孝明さん・尾土井竜太さん、
大悪鬼:吉岡大貴さん・芳川健一さん。
大太鼓:野上能孝さん、小太鼓:牛山誠治さん、
手打鉦:佐々木龍太さん、笛:西藤史織さん。
2017,12,08 Fri 23:40
狂言鑑賞会に行ってまいりました
茂山狂言会 襲名披露の記念舞台でした。
広島で能や狂言が見られるのは、有難いです。
ひとりで行ったので、ひとつだけ空いている一番前の席で見ることが出来ました。役者さんの視線や汗、衣擦れの音・・・素晴らしかったです。
狂言は“笑劇”と呼ばれますし、これまで見てきた曲は、全ておおらかで普遍的な人間くささ溢れるものでしたが。
今日拝見した「武悪(ぶあく)」という大曲の前半は、殺気立ったやりとりと、人の情を描くもので。
役者さんが顔を赤くし、涙を流しながらの緊迫した舞台は、胸に迫るものがありました。
狂言にはこういう曲もあるのですね。
続く後半は、ドリフばりのドタバタ劇に一転。
客席はまさに「泣いて笑って」なのでした。
これから狂言の曲をひとつずつコンプリートするのも、萌える~
さて、容赦なく年末が近づいております
先日は、2月の早春神楽をご案内しましたが、なんと!新春神楽祭りのご案内がまだでした。
すっかり、広島のお正月の風物詩となった新春神楽まつり。
1日7演目×2日間で、スタートダッシュをかけませんか?
ガッツリ神楽で、新年を彩りましょう
2018年 新春神楽まつり
1月2日、3日(火、水)
上野学園ホール 11時開場、12開演
〇1月2日(火)プログラム〇
神迎え 宮乃木神楽団
岩戸 桑田天使神楽団
戻り橋 琴庄神楽団
大和葛城 宮乃木神楽団
紅葉狩 桑田天使神楽団
塵倫 琴庄神楽団
走り水 宮乃木神楽団
〇1月3日(水)〇
神降し 曙神楽団
日御碕 あさひが丘神楽団
滝夜叉姫 曙神楽団
道成寺 大塚神楽団
牛御前 あさひが丘神楽団
戻り橋(後編) 曙神楽団
伊吹山 大塚神楽団
入場料:S席3000円 A席2000円
当日券は、それぞれ500円増しになります。
問:082-222-0044(RCC文化センター内)
今年の新春神楽まつりから、琴庄神楽団・羅生門。
この度は、今年初演を迎えられた「戻り橋」を舞われます。
茂山狂言会 襲名披露の記念舞台でした。
広島で能や狂言が見られるのは、有難いです。
ひとりで行ったので、ひとつだけ空いている一番前の席で見ることが出来ました。役者さんの視線や汗、衣擦れの音・・・素晴らしかったです。
狂言は“笑劇”と呼ばれますし、これまで見てきた曲は、全ておおらかで普遍的な人間くささ溢れるものでしたが。
今日拝見した「武悪(ぶあく)」という大曲の前半は、殺気立ったやりとりと、人の情を描くもので。
役者さんが顔を赤くし、涙を流しながらの緊迫した舞台は、胸に迫るものがありました。
狂言にはこういう曲もあるのですね。
続く後半は、ドリフばりのドタバタ劇に一転。
客席はまさに「泣いて笑って」なのでした。
これから狂言の曲をひとつずつコンプリートするのも、萌える~
さて、容赦なく年末が近づいております
先日は、2月の早春神楽をご案内しましたが、なんと!新春神楽祭りのご案内がまだでした。
すっかり、広島のお正月の風物詩となった新春神楽まつり。
1日7演目×2日間で、スタートダッシュをかけませんか?
ガッツリ神楽で、新年を彩りましょう
2018年 新春神楽まつり
1月2日、3日(火、水)
上野学園ホール 11時開場、12開演
〇1月2日(火)プログラム〇
神迎え 宮乃木神楽団
岩戸 桑田天使神楽団
戻り橋 琴庄神楽団
大和葛城 宮乃木神楽団
紅葉狩 桑田天使神楽団
塵倫 琴庄神楽団
走り水 宮乃木神楽団
〇1月3日(水)〇
神降し 曙神楽団
日御碕 あさひが丘神楽団
滝夜叉姫 曙神楽団
道成寺 大塚神楽団
牛御前 あさひが丘神楽団
戻り橋(後編) 曙神楽団
伊吹山 大塚神楽団
入場料:S席3000円 A席2000円
当日券は、それぞれ500円増しになります。
問:082-222-0044(RCC文化センター内)
今年の新春神楽まつりから、琴庄神楽団・羅生門。
この度は、今年初演を迎えられた「戻り橋」を舞われます。
2017,12,07 Thu 23:33
琴庄の栗栖和昭さんから、無邪気な1枚が届いたので
早速私も同じように返信しようと思ったところ。
後ろの般若の刺繍にもツインテールが!
よく見ると、口の周りもピンクになってるし。SNOWやるな~。
広島神楽定期公演・茂田神楽団の皆さん続きます
この日、今年の太刀納めのパンフレットを頂いたのですが。
このパンフレット「茂田神楽団が大好き」というファンの方の手作りで、思いがこもっていて、素晴らしいのです
細やかなところを取材され、楽しくまとめられ、可愛いイラストで分かりやすく説明されています。
ご自分の才能を形にして、団員の皆さんと氏子の皆さんに喜んでもらえる!お互いが本当に嬉しいですよね。
今回は一方的にご紹介させてもらいましたが、ぜひ一度、お会いしてみたいです
愛情が伝わってくる。
幕間のお話は岸本正行団長でした
団員さんからいつも「面を外しんさい」と言われる、恵比須さん顔で知られる岸本団長です
まずは初冬の三次、霧のお話から。
私は、霧の展望台のある高谷山からの、雲海の写真や映像しか見たことがないのですが。
この季節、毎朝の様に三次の街中も濃い霧に包まれ、ほんの数メートルしか先が見えないのだそうです。
ちょっと想像しにくい神秘の景色!
でも、毎日の暮らしの中。特に車の運転には気を付けないといけませんね。
さて、今年の茂田さんは、40回近い公演をつとめる大変お忙しい1年となりました。
やはりこの時期になると、怪我も事故もなく団員皆さんが無事に1年を終えられたことが、何よりの団長さんの喜びとなるようです。
又、5年前から指導を始められた子供神楽もメンバーが10人となり、継承者たちがすくすくと育つ姿に力をもらっているというお話でした。
岸本さんのお話を伺っていると、花が咲き実をつける豊かな土壌は、長い目とコツコツの賜物と感じます。
戻り橋のはじまりは、凄みある鬼の舞から。
~第二幕 戻り橋~
善兵衛さんを舞う・藤原克己さんワールドでした
天真爛漫で、懐かしく、お客さんとの快活なやりとりがあります。
お客さんはずっと笑っておられましたね。
私もずいぶんいじられましたが、出番が終わったあと幕裏で藤原さんが『さっきは本当にごめんねっ』と
この繊細な人柄が表裏にファンを作るのでしょうね。
さて、茂田神楽団では、以前より山姥を保持され、十八番の大江山もあったことから。
8,9年前に、この戻り橋を創作されました。
来年あたりには、羅生門を創作したいというお話もあります。
姫の化けなど派手やかさの戻り橋から、今度は羅生門をどのように描いていかれるか、期待が高まりますね!
大太鼓:小前晋一朗さん、小太鼓:正光 白さん、
手打鉦:田中孝司さん、笛:前田奈穂さん。
渡辺綱:茶木篤紀さん、坂田金時:角先由介さん、
傘売善兵衛:藤原克己さん、茨木童子化相(女人):増原英伸さん、
茨木童子:久山浩則さん。
茨木童子の面をかぶらせて頂きました。
岸本正行団長(右)と、藤原克己さん。終演後、やることは全部やった!清々しい控室にて
早速私も同じように返信しようと思ったところ。
後ろの般若の刺繍にもツインテールが!
よく見ると、口の周りもピンクになってるし。SNOWやるな~。
広島神楽定期公演・茂田神楽団の皆さん続きます
この日、今年の太刀納めのパンフレットを頂いたのですが。
このパンフレット「茂田神楽団が大好き」というファンの方の手作りで、思いがこもっていて、素晴らしいのです
細やかなところを取材され、楽しくまとめられ、可愛いイラストで分かりやすく説明されています。
ご自分の才能を形にして、団員の皆さんと氏子の皆さんに喜んでもらえる!お互いが本当に嬉しいですよね。
今回は一方的にご紹介させてもらいましたが、ぜひ一度、お会いしてみたいです
愛情が伝わってくる。
幕間のお話は岸本正行団長でした
団員さんからいつも「面を外しんさい」と言われる、恵比須さん顔で知られる岸本団長です
まずは初冬の三次、霧のお話から。
私は、霧の展望台のある高谷山からの、雲海の写真や映像しか見たことがないのですが。
この季節、毎朝の様に三次の街中も濃い霧に包まれ、ほんの数メートルしか先が見えないのだそうです。
ちょっと想像しにくい神秘の景色!
でも、毎日の暮らしの中。特に車の運転には気を付けないといけませんね。
さて、今年の茂田さんは、40回近い公演をつとめる大変お忙しい1年となりました。
やはりこの時期になると、怪我も事故もなく団員皆さんが無事に1年を終えられたことが、何よりの団長さんの喜びとなるようです。
又、5年前から指導を始められた子供神楽もメンバーが10人となり、継承者たちがすくすくと育つ姿に力をもらっているというお話でした。
岸本さんのお話を伺っていると、花が咲き実をつける豊かな土壌は、長い目とコツコツの賜物と感じます。
戻り橋のはじまりは、凄みある鬼の舞から。
~第二幕 戻り橋~
善兵衛さんを舞う・藤原克己さんワールドでした
天真爛漫で、懐かしく、お客さんとの快活なやりとりがあります。
お客さんはずっと笑っておられましたね。
私もずいぶんいじられましたが、出番が終わったあと幕裏で藤原さんが『さっきは本当にごめんねっ』と
この繊細な人柄が表裏にファンを作るのでしょうね。
さて、茂田神楽団では、以前より山姥を保持され、十八番の大江山もあったことから。
8,9年前に、この戻り橋を創作されました。
来年あたりには、羅生門を創作したいというお話もあります。
姫の化けなど派手やかさの戻り橋から、今度は羅生門をどのように描いていかれるか、期待が高まりますね!
大太鼓:小前晋一朗さん、小太鼓:正光 白さん、
手打鉦:田中孝司さん、笛:前田奈穂さん。
渡辺綱:茶木篤紀さん、坂田金時:角先由介さん、
傘売善兵衛:藤原克己さん、茨木童子化相(女人):増原英伸さん、
茨木童子:久山浩則さん。
茨木童子の面をかぶらせて頂きました。
岸本正行団長(右)と、藤原克己さん。終演後、やることは全部やった!清々しい控室にて
2017,12,06 Wed 14:14