地震、お怪我や被害はなかったですか?
余震が続きます。
“まずは落ち着いて”を心掛けましょうね!
いよいよ、比婆荒神神楽公演、最終演目となりました
「国譲りの能」です。
石見神楽の「鹿島」出雲神楽の「国譲」と物語の流れは同じですが、一通り舞うと3時間かかるそうです。
この日は1時間40分で上演して頂きました。
普段の言葉をふんだんに使い分かりやすく、ユーモアがあり、それぞれの神がとても感情豊かです。
子供から大人まで、そして初めてご覧になった方も一度ご覧になると大好きになる演目でしょう
高天原の使者、経津主命さんと建御雷命さん、天降でございます。
途端に空気がピリッとします。
~比婆荒神神楽社 国譲りの能~
新鮮な気持ちで拝見したのは、国譲りの交渉にあたる2神に対し、大国主命さんが拒否して喧嘩になる事。
又、その仲裁役の神様がいらっしゃること。
最後の合戦では、助勢役という方が出て来られ、突然人数が増えて、あれ?となること。
写真でご紹介しますね~。
経津主命:曲渕克季さん、建御雷命:萩原健司さん、
大国主命:滝本明人さん、稲背脛命(いなせはぎのみこと):横尾育伸さん、
事代主命:谷 航希さん、建御名方命:横山英史さん。
大太鼓:横山邦和さん、小太鼓:佐伯宏光さん、手打鉦:小坂拳士さん、笛:田中 碧さん。
近寄りがたい威厳を舞われます。
再三に渡る国譲りの交渉失敗もありますし、今度こそは・・・
葦原の中つ国を治める大国主命さんが登場。
悠然とした国つ神の風格。座の重鎮が舞われる役です。
福の種を授けます。
『集まる氏子はみな裕福なるに満足せり。しからばこのところにおいて、集まる氏子に一人もれなく一粒万倍の福の種を相授けばやと存じ候。』
大国主命と伊那佐の小浜で国譲りの直談判をします。
とても人間くさいやりとりで、みていると交渉に参加しているような気になります。
しかし、そう簡単には葦原中つ国は譲れません。
『・・・艱難苦労なして治めおる瑞穂の国のことなれば、いかに申さるるといえどもが、御国譲りは不足でござる。早々高天に立ち返り給え。』
一触即発!
そこに稲背脛命(いなせはぎのみこと)が『待った、待った!』と仲裁に入るのです。
『お前さん方は、大国主命に向けて何たることか』
おしりをツンツン。
2神を諭そうとするのですが、天津神は聞く耳を持たない感じ。
稲背脛命は軽快な話術で、2神と会場を解き解していきます。
やっと笑ったしかし稲背脛命の面は奇妙ですね・・・
美保関の事代主を迎えに行く稲背脛命。
「唐杖」と呼ばれる竹でできた採物を使い、馬に乗って行く様子を表します。
美保関で釣りをする事代主さん。
その朗らかな様子は「日本人に最も親しまれている神様」と言われることに納得です。
事代主の説得の元に、国譲りの一大事も丸く治まりそうですが・・・
国譲りを妨げる次男・建御名方命、登場。
この建御名方命の各地での乱暴による悪評は、高原にまで届いていたようです。
2神との、激しい合戦が繰り広げられます。
建御名方命追い詰められても、なかなか降参しません。
降参するかな?と思わせて、何度も立ち向かっていきます。
2神がいつの間に3神に?!実はもうお一方、後方にいらっしゃって4対1になっています。
助勢役と呼ばれる方が合戦の途中で加わります。最大8人くらいになるそうです。盛大ですね!
降参する?
まだまだ!
いよいよ降参。
『無念残念なり。われ助け給うなら従い申さんとな』。
そして最後は会場に向かって『ありがとうございました!』でパキッと終演となるのです
余震が続きます。
“まずは落ち着いて”を心掛けましょうね!
いよいよ、比婆荒神神楽公演、最終演目となりました
「国譲りの能」です。
石見神楽の「鹿島」出雲神楽の「国譲」と物語の流れは同じですが、一通り舞うと3時間かかるそうです。
この日は1時間40分で上演して頂きました。
普段の言葉をふんだんに使い分かりやすく、ユーモアがあり、それぞれの神がとても感情豊かです。
子供から大人まで、そして初めてご覧になった方も一度ご覧になると大好きになる演目でしょう
高天原の使者、経津主命さんと建御雷命さん、天降でございます。
途端に空気がピリッとします。
~比婆荒神神楽社 国譲りの能~
新鮮な気持ちで拝見したのは、国譲りの交渉にあたる2神に対し、大国主命さんが拒否して喧嘩になる事。
又、その仲裁役の神様がいらっしゃること。
最後の合戦では、助勢役という方が出て来られ、突然人数が増えて、あれ?となること。
写真でご紹介しますね~。
経津主命:曲渕克季さん、建御雷命:萩原健司さん、
大国主命:滝本明人さん、稲背脛命(いなせはぎのみこと):横尾育伸さん、
事代主命:谷 航希さん、建御名方命:横山英史さん。
大太鼓:横山邦和さん、小太鼓:佐伯宏光さん、手打鉦:小坂拳士さん、笛:田中 碧さん。
近寄りがたい威厳を舞われます。
再三に渡る国譲りの交渉失敗もありますし、今度こそは・・・
葦原の中つ国を治める大国主命さんが登場。
悠然とした国つ神の風格。座の重鎮が舞われる役です。
福の種を授けます。
『集まる氏子はみな裕福なるに満足せり。しからばこのところにおいて、集まる氏子に一人もれなく一粒万倍の福の種を相授けばやと存じ候。』
大国主命と伊那佐の小浜で国譲りの直談判をします。
とても人間くさいやりとりで、みていると交渉に参加しているような気になります。
しかし、そう簡単には葦原中つ国は譲れません。
『・・・艱難苦労なして治めおる瑞穂の国のことなれば、いかに申さるるといえどもが、御国譲りは不足でござる。早々高天に立ち返り給え。』
一触即発!
そこに稲背脛命(いなせはぎのみこと)が『待った、待った!』と仲裁に入るのです。
『お前さん方は、大国主命に向けて何たることか』
おしりをツンツン。
2神を諭そうとするのですが、天津神は聞く耳を持たない感じ。
稲背脛命は軽快な話術で、2神と会場を解き解していきます。
やっと笑ったしかし稲背脛命の面は奇妙ですね・・・
美保関の事代主を迎えに行く稲背脛命。
「唐杖」と呼ばれる竹でできた採物を使い、馬に乗って行く様子を表します。
美保関で釣りをする事代主さん。
その朗らかな様子は「日本人に最も親しまれている神様」と言われることに納得です。
事代主の説得の元に、国譲りの一大事も丸く治まりそうですが・・・
国譲りを妨げる次男・建御名方命、登場。
この建御名方命の各地での乱暴による悪評は、高原にまで届いていたようです。
2神との、激しい合戦が繰り広げられます。
建御名方命追い詰められても、なかなか降参しません。
降参するかな?と思わせて、何度も立ち向かっていきます。
2神がいつの間に3神に?!実はもうお一方、後方にいらっしゃって4対1になっています。
助勢役と呼ばれる方が合戦の途中で加わります。最大8人くらいになるそうです。盛大ですね!
降参する?
まだまだ!
いよいよ降参。
『無念残念なり。われ助け給うなら従い申さんとな』。
そして最後は会場に向かって『ありがとうございました!』でパキッと終演となるのです
2016,10,21 Fri 23:12
猿田彦さん、内幕から勇ましく登場。
比婆荒神神楽公演続きますよ~
「比婆荒神神楽社」の皆さんの2演目を、写真が多いので2回に分けてご紹介します。
この度の県民文化での公演は、比婆荒神神楽保存会の皆さんが、昨年第36回広島文化賞(地域文化の向上・普及に貢献した団体や個人に贈られる)を受賞されたことがきっかけです。
比婆荒神社の横山邦和会長のご挨拶は。。。
『これからまた皆で力を合わせて、少しでも長く後世に残していこうと大きな励みになりました。ありがとうございます。』
受賞についての感謝と喜びを、笑顔で繰り返され。
メンバーの皆さんをはじめ、女組や子ども塾の皆さんの熱心な活動についても、目を細めてお話されるので。
会場の皆さんにも感激が伝わってジーンと染み入り、比婆荒神の皆さんが受賞されて本当に良かったなと思いました。
改めて、おめでとうございました
扇の持ち方ひとつにも“洗練”を感じます。
第3部 比婆荒神神楽社
東城町に伝わる比婆荒神神楽は、最も古い形を伝承している貴重な神楽として、昭和40年に広島県無形民俗文化財の指定を受けました。
昭和46年、国から記録保存の措置を講ずべき無形民俗文化財に指定され、その後、昭和54年、国の重要無形民俗文化財の指定を受けます。
貴重な財産でもある比婆荒神神楽の伝承に向け、後継者の育成をはじめ、大切な古式の習得など日々積み重ねています。
~七座神事の内 猿田彦の舞~
「榊猿田」という古式の一人舞と「長刀猿田」という二人舞があります。悪魔祓いの舞で、「所堅めの舞」とも呼ばれます。
『さても今日今晩いかなる悪魔が魅入りますとも、この神剣をもって、東西南北に追い払い、この所のますますの繁盛を祈らばやと存じ候』
比婆荒神の猿田彦を一度見てと、神楽ファンの方から以前勧められており、やっと実現しました。
内幕に姿を現された瞬間からもう、虜でした
手に汗握る舞で、パワーに圧倒され“うわ~”と“すご~い”しか言葉に出来ていません。
白装束と赤!お二人揃った力強さ、磨かれた神剣や長刀の技、もう一度拝見したいです。
舞手:横山英史さん、横山友和さん。
大太鼓:横山邦和さん、小太鼓:佐伯宏光さん、手打鉦:小坂拳士さん、笛:田中 碧さん。
ここから、猿田彦さんの御一方が、両剣での立ち回りに入ります。
次にもう御一方の猿田彦さんが、長刀の技を披露されます。
2016,10,20 Thu 16:58
比婆荒神神楽公演続きます
続いては、「比婆荒神子ども神楽塾」の皆さんです。
舞台袖の子供たちは無邪気でキラキラしていて、親御さんやメンバーの皆さんと肩を寄せ合いながら、様々な学びをしています。
比婆荒神神楽は、広島県で唯一国の重要文化財を受ける神楽。
この大切な神楽を比婆荒神社の皆さんと、地域の皆さんに見守ってもらいながら、元気いっぱい舞い継いでもらいたいです
夏休み、集会所でいっぱい練習してきたよ!
子供は夢中で練習しましたが、指導する大人が暑さにまいったということです
まもなく開演。ちょっとドキドキしてきたかな
第二部 比婆荒神子ども神楽塾
結成から15年、比婆荒神社の指導を受けています。
小学生が中心ですが、高校生まで指導を受け「舞・太鼓・鉦・笛」の四拍子揃った舞太夫として、現在、神楽社の一員として活躍している卒業生もいます。
~曲舞~
七座神事のひとつで神楽の基本舞、初めのころ覚えるべき舞だそうです。
又、「顔見せ」とも言い、本来は全員出て舞います。
比婆荒神の曲舞は、所作が多く習得が難しいと言われます。
舞人:半瀬歩夢さん・堀江椰睦さん・長木優空さん、長木琥珀さん。
大太鼓:曲渕克季さん、小太鼓:森山由里さん、手打鉦:杤木有希さん、笛:松永一佳里さん。
~指紙~
七座神事のひとつ。幣串に、その日の舞の役割を書いた半紙を用います。
誰が何を舞うか、どんな役割に決定したか、神に報告することから「役指し」とも言われます。
曲舞も指紙も、土地の神様に1年の里の安寧を報告ような舞と思います。。。
舞人:難波真心・長木海樹さん。
大太鼓:曲渕克季さん、小太鼓:森山由里さん、手打鉦:杤木有希さん、笛:松永一佳里さん。
~荒神の能~
○あらすじ○
瓊瓊杵尊は瑞穂の国を治めようとしますが、様々な鬼神たちの障害に合い、思うようにいきません。そこで手力男命、天細女命を従え、荒神を鎮めます。
荒神が本当に瓊瓊杵尊の使いかどうかを、面白おかしく臭いを嗅いだり、言葉にならない声を発して確かめ、使いと知り、最終的には守り神となります。
瓊瓊杵尊が諭して鎮め、鬼たちは三方荒神として奉られます。
『この所にしかと聞きとどめおき候が、これよりは、右の社を美保津姫、左の社を大歳の神、中の社を奥津彦、右三宝荒神と斎い祀り申すなり』
おどけた鬼も可愛らしく、素朴な神楽です。
手力男命、天細女命が同じ姿で舞われる“捉え方”も新鮮に思いました。
手力男命:佐伯宏光さん、天細女命:小坂拳士さん、
瓊瓊杵尊:田中 碧さん、奥津彦(荒神):難波宗仁さん、
奥津姫(荒神):小谷洵平さん、大歳神(荒神):藤本晃太さん。
大太鼓:曲渕克季さん、小太鼓:森山由里さん、手打鉦:杤木有希さん、笛:松永一佳里さん。
内幕より手力男命、天細女命、登場。
瓊瓊杵尊さんです。
内幕を荒く揺さぶりながら、荒神登場。
それぞれに名(神・社)が与えられるところも注目ですね。
面も個性豊か!このあたりのお話も聞きたかったな~。
くんくん、両神の臭いをかぎますよ。
疑いも晴れ、荒神たちは瓊瓊杵尊の守り神となると誓います。
続いては、比婆荒神神楽社の皆さんです。
続いては、「比婆荒神子ども神楽塾」の皆さんです。
舞台袖の子供たちは無邪気でキラキラしていて、親御さんやメンバーの皆さんと肩を寄せ合いながら、様々な学びをしています。
比婆荒神神楽は、広島県で唯一国の重要文化財を受ける神楽。
この大切な神楽を比婆荒神社の皆さんと、地域の皆さんに見守ってもらいながら、元気いっぱい舞い継いでもらいたいです
夏休み、集会所でいっぱい練習してきたよ!
子供は夢中で練習しましたが、指導する大人が暑さにまいったということです
まもなく開演。ちょっとドキドキしてきたかな
第二部 比婆荒神子ども神楽塾
結成から15年、比婆荒神社の指導を受けています。
小学生が中心ですが、高校生まで指導を受け「舞・太鼓・鉦・笛」の四拍子揃った舞太夫として、現在、神楽社の一員として活躍している卒業生もいます。
~曲舞~
七座神事のひとつで神楽の基本舞、初めのころ覚えるべき舞だそうです。
又、「顔見せ」とも言い、本来は全員出て舞います。
比婆荒神の曲舞は、所作が多く習得が難しいと言われます。
舞人:半瀬歩夢さん・堀江椰睦さん・長木優空さん、長木琥珀さん。
大太鼓:曲渕克季さん、小太鼓:森山由里さん、手打鉦:杤木有希さん、笛:松永一佳里さん。
~指紙~
七座神事のひとつ。幣串に、その日の舞の役割を書いた半紙を用います。
誰が何を舞うか、どんな役割に決定したか、神に報告することから「役指し」とも言われます。
曲舞も指紙も、土地の神様に1年の里の安寧を報告ような舞と思います。。。
舞人:難波真心・長木海樹さん。
大太鼓:曲渕克季さん、小太鼓:森山由里さん、手打鉦:杤木有希さん、笛:松永一佳里さん。
~荒神の能~
○あらすじ○
瓊瓊杵尊は瑞穂の国を治めようとしますが、様々な鬼神たちの障害に合い、思うようにいきません。そこで手力男命、天細女命を従え、荒神を鎮めます。
荒神が本当に瓊瓊杵尊の使いかどうかを、面白おかしく臭いを嗅いだり、言葉にならない声を発して確かめ、使いと知り、最終的には守り神となります。
瓊瓊杵尊が諭して鎮め、鬼たちは三方荒神として奉られます。
『この所にしかと聞きとどめおき候が、これよりは、右の社を美保津姫、左の社を大歳の神、中の社を奥津彦、右三宝荒神と斎い祀り申すなり』
おどけた鬼も可愛らしく、素朴な神楽です。
手力男命、天細女命が同じ姿で舞われる“捉え方”も新鮮に思いました。
手力男命:佐伯宏光さん、天細女命:小坂拳士さん、
瓊瓊杵尊:田中 碧さん、奥津彦(荒神):難波宗仁さん、
奥津姫(荒神):小谷洵平さん、大歳神(荒神):藤本晃太さん。
大太鼓:曲渕克季さん、小太鼓:森山由里さん、手打鉦:杤木有希さん、笛:松永一佳里さん。
内幕より手力男命、天細女命、登場。
瓊瓊杵尊さんです。
内幕を荒く揺さぶりながら、荒神登場。
それぞれに名(神・社)が与えられるところも注目ですね。
面も個性豊か!このあたりのお話も聞きたかったな~。
くんくん、両神の臭いをかぎますよ。
疑いも晴れ、荒神たちは瓊瓊杵尊の守り神となると誓います。
続いては、比婆荒神神楽社の皆さんです。
2016,10,19 Wed 13:57
昼間は暑かったですね
車の中は、まだしばらくクーラーのお世話になりそう。
風邪ひきさん増えていますね、気を付けましょう!
秋香。
今夜は時間を巻き巻き~
県民文化センターで特別開催されました、比婆荒神神楽公演の様子をご紹介します。
目から大きな鱗がポロポロ。。。
神事の形にも、神楽にも様々あると改めて思いました。
(比婆荒神神楽のほんの一部の上演ではありますが・・・)
大変多くのお客様にお越し頂き、盛大でとても楽しい公演でした
故郷を庄原か、お近くに持つ方も多くいらっしゃったと思います。
広島市内の初!単独公演を記念して。
○比婆荒神神楽を、ざっくりご紹介します○
庄原市の東城町、西城町一体で継承されます。
発祥の地とされる東城町の竹森・田森地区が中心となって保存・発展に力を注がれてきました。
“出雲流採物神楽”のひとつで、神がかりの神事を残す、鎮魂の要素濃い神楽。
現在もこの地区には、中世の名残を残す「名(みょう)」という小さな集落が残り。
「名(みょう)」の祖霊神である、本山三宝(もとやまさんぽう)を信仰の中心にして。
毎年行われる小神楽と、式年(7・9・13.17・33年毎)神楽が奉納されています。
式年神楽は、その集落の法事のようなものだというお話も伺いました。
神様とご先祖様をお招きし、集落の皆が顔を合わせる。
人々の暮らしの拠り所であったのかもしれません。
今回は、県民文化センターの舞台に奉納の形を再現して頂きました。
祭壇と、内幕と呼ばれる神楽幕を舞台中央に置き、神と共に催す宴が始まります。
「比婆荒神神楽女組」「比婆荒神神楽子ども神楽塾」「比婆荒神神楽社」の3部構成です。
始めの七座神事は清めの舞、厳粛に人の奥深い心を舞われ。
後半の能舞は、神も人も朗らかに手を叩いて笑う、活力を舞う口上舞でした。
では!
凛とした佇まいと、柔らかな風をまといながら優雅に舞われる、女組の皆さんの清めの舞ふたつです。
比婆荒神神楽保存会・会長の横山邦和さん(大太鼓)。
比婆荒神神楽とメンバーの皆さんへの愛情いっぱいのお話を伺いました。
第一部 比婆荒神神楽女組
比婆荒神神楽を更に盛り上げたい!と、およそ2年前、小ども神楽塾に通う高校生が、部活仲間を誘って設立。現在は大学生や保護者も加わり、16名で活動しています。
~榊舞~
七座神事のひとつ。
榊舞は、御座と神職・氏子一同を心身ともに清める舞。
七座神事の流れは・・・
① 打立て(うったて)
② 曲舞
③ 指紙(さしかみ)
④ 榊舞
⑤ 猿田彦舞
⑥ 茣蓙舞
⑦ 神迎え
舞人:杤木有希さん・森山由里さん。
大太鼓:横山邦和さん、小太鼓:藤本佐知子さん、手打鉦:難波真心さん、笛:名越浪江さん・難波美帆さん。
~神迎え~
七座神事の最期に舞われます。「神務」とも言います。
この舞に続いて、祝詞神事を行います。
幣使:荻原健司さん、東方:杤木有希さん、南方:森山由里さん、
西方:松永一佳里さん、北方:半瀬愛子さん。
大太鼓:横山邦和さん、小太鼓:藤本佐知子さん、手打鉦:藤本佐知子さん・難波真心さん、笛:名越浪江さん、難波美帆さん。
続いていきます。
車の中は、まだしばらくクーラーのお世話になりそう。
風邪ひきさん増えていますね、気を付けましょう!
秋香。
今夜は時間を巻き巻き~
県民文化センターで特別開催されました、比婆荒神神楽公演の様子をご紹介します。
目から大きな鱗がポロポロ。。。
神事の形にも、神楽にも様々あると改めて思いました。
(比婆荒神神楽のほんの一部の上演ではありますが・・・)
大変多くのお客様にお越し頂き、盛大でとても楽しい公演でした
故郷を庄原か、お近くに持つ方も多くいらっしゃったと思います。
広島市内の初!単独公演を記念して。
○比婆荒神神楽を、ざっくりご紹介します○
庄原市の東城町、西城町一体で継承されます。
発祥の地とされる東城町の竹森・田森地区が中心となって保存・発展に力を注がれてきました。
“出雲流採物神楽”のひとつで、神がかりの神事を残す、鎮魂の要素濃い神楽。
現在もこの地区には、中世の名残を残す「名(みょう)」という小さな集落が残り。
「名(みょう)」の祖霊神である、本山三宝(もとやまさんぽう)を信仰の中心にして。
毎年行われる小神楽と、式年(7・9・13.17・33年毎)神楽が奉納されています。
式年神楽は、その集落の法事のようなものだというお話も伺いました。
神様とご先祖様をお招きし、集落の皆が顔を合わせる。
人々の暮らしの拠り所であったのかもしれません。
今回は、県民文化センターの舞台に奉納の形を再現して頂きました。
祭壇と、内幕と呼ばれる神楽幕を舞台中央に置き、神と共に催す宴が始まります。
「比婆荒神神楽女組」「比婆荒神神楽子ども神楽塾」「比婆荒神神楽社」の3部構成です。
始めの七座神事は清めの舞、厳粛に人の奥深い心を舞われ。
後半の能舞は、神も人も朗らかに手を叩いて笑う、活力を舞う口上舞でした。
では!
凛とした佇まいと、柔らかな風をまといながら優雅に舞われる、女組の皆さんの清めの舞ふたつです。
比婆荒神神楽保存会・会長の横山邦和さん(大太鼓)。
比婆荒神神楽とメンバーの皆さんへの愛情いっぱいのお話を伺いました。
第一部 比婆荒神神楽女組
比婆荒神神楽を更に盛り上げたい!と、およそ2年前、小ども神楽塾に通う高校生が、部活仲間を誘って設立。現在は大学生や保護者も加わり、16名で活動しています。
~榊舞~
七座神事のひとつ。
榊舞は、御座と神職・氏子一同を心身ともに清める舞。
七座神事の流れは・・・
① 打立て(うったて)
② 曲舞
③ 指紙(さしかみ)
④ 榊舞
⑤ 猿田彦舞
⑥ 茣蓙舞
⑦ 神迎え
舞人:杤木有希さん・森山由里さん。
大太鼓:横山邦和さん、小太鼓:藤本佐知子さん、手打鉦:難波真心さん、笛:名越浪江さん・難波美帆さん。
~神迎え~
七座神事の最期に舞われます。「神務」とも言います。
この舞に続いて、祝詞神事を行います。
幣使:荻原健司さん、東方:杤木有希さん、南方:森山由里さん、
西方:松永一佳里さん、北方:半瀬愛子さん。
大太鼓:横山邦和さん、小太鼓:藤本佐知子さん、手打鉦:藤本佐知子さん・難波真心さん、笛:名越浪江さん、難波美帆さん。
続いていきます。
2016,10,18 Tue 20:32
カープと神楽で喜んでいたら
10月、すっかり折り返していますね
来年の神楽カレンダーは、もう準備万端ですが。
手帳を用意しなくちゃ。
・・・神楽手帳あればいいな・・・
この秋、初団栗。まだ帽子も実も青くて若い団栗ばかり。昨夜の雨の仕業ですね。
今夜はご案内をふたつ
まずは、今週水曜日・19日(水)の広島神楽定期公演。
上川戸神楽団の皆さんの出演で、あの!塵倫の登場ですよっ。
そして初見の八岐大蛇・・・盛り上がりそうですね。わーい
10月19日(水)18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
今年の千代田競演から。上川戸神楽団 塵倫
そして、近づいてきました
大朝神楽競演!53回目を迎えます。
もうご覧になりましたか、競演CM!
今年のテーマは「興奮を体感せよ」です。すごいよ~、AもBも観てねっ。※北広島町観光情報サイト
http://www.kitahiro.jp/traditional/1435/
うちの娘は、小市馬神楽団を観て『気になるけ、行かにゃ~いけん。』と言った。。。
さて!このCMとは別に、幕間のインタビュー映像も、この競演の名物ですが。
今年のテーマは「伝統の語り部」。
こちらは、泣いちゃうかもしれません。
そして好評の「大好き」シリーズもあり。
真剣勝負に一緒に緊張した後、幕間でほっこりしましょう。
もちろん恒例の抽選会もありますが、この賞品もとんでもないものだったりするから、注意・・・いや、ご期待ください
第53回大朝神楽競演大会
11月5日(土) 14時開場15時開演
大朝中学校体育館
入場無料※御花で開催されます。
☆ プログラム
14:30 開会式
15:00 神迎 大塚神楽団
特別出演 胴の口 宮迫神楽団
塵倫 朝間神楽団
鍾馗 小市馬神楽団
鈴鹿山 小枝神楽団
大江山 富士神楽団
特別出演 頼政 石見神楽亀山社中
抽選会・休憩
天の岩戸 郷之崎神楽団
伊吹山 大塚神楽団
塵倫 筏津神楽団
鍾馗 八栄神楽団
特別出演 紅葉狩 曙神楽団
抽選会・休憩
表彰式・閉会式
問:北広島町商工会大朝支部 0826-82-2576
昨年52回大会 旧舞の部優勝
八栄神楽団 鈴鹿山
昨年52回大会 新舞の部優勝
大塚神楽団 滝夜叉姫
北広島町商工会青年部 大朝支部から(左から)前河伸弥さん、岡本洋平支部長、長田淳一さん。
『お待ちしています』
10月、すっかり折り返していますね
来年の神楽カレンダーは、もう準備万端ですが。
手帳を用意しなくちゃ。
・・・神楽手帳あればいいな・・・
この秋、初団栗。まだ帽子も実も青くて若い団栗ばかり。昨夜の雨の仕業ですね。
今夜はご案内をふたつ
まずは、今週水曜日・19日(水)の広島神楽定期公演。
上川戸神楽団の皆さんの出演で、あの!塵倫の登場ですよっ。
そして初見の八岐大蛇・・・盛り上がりそうですね。わーい
10月19日(水)18時開場 19時開演
広島県民文化センター(082)245-2311
今年の千代田競演から。上川戸神楽団 塵倫
そして、近づいてきました
大朝神楽競演!53回目を迎えます。
もうご覧になりましたか、競演CM!
今年のテーマは「興奮を体感せよ」です。すごいよ~、AもBも観てねっ。※北広島町観光情報サイト
http://www.kitahiro.jp/traditional/1435/
うちの娘は、小市馬神楽団を観て『気になるけ、行かにゃ~いけん。』と言った。。。
さて!このCMとは別に、幕間のインタビュー映像も、この競演の名物ですが。
今年のテーマは「伝統の語り部」。
こちらは、泣いちゃうかもしれません。
そして好評の「大好き」シリーズもあり。
真剣勝負に一緒に緊張した後、幕間でほっこりしましょう。
もちろん恒例の抽選会もありますが、この賞品もとんでもないものだったりするから、注意・・・いや、ご期待ください
第53回大朝神楽競演大会
11月5日(土) 14時開場15時開演
大朝中学校体育館
入場無料※御花で開催されます。
☆ プログラム
14:30 開会式
15:00 神迎 大塚神楽団
特別出演 胴の口 宮迫神楽団
塵倫 朝間神楽団
鍾馗 小市馬神楽団
鈴鹿山 小枝神楽団
大江山 富士神楽団
特別出演 頼政 石見神楽亀山社中
抽選会・休憩
天の岩戸 郷之崎神楽団
伊吹山 大塚神楽団
塵倫 筏津神楽団
鍾馗 八栄神楽団
特別出演 紅葉狩 曙神楽団
抽選会・休憩
表彰式・閉会式
問:北広島町商工会大朝支部 0826-82-2576
昨年52回大会 旧舞の部優勝
八栄神楽団 鈴鹿山
昨年52回大会 新舞の部優勝
大塚神楽団 滝夜叉姫
北広島町商工会青年部 大朝支部から(左から)前河伸弥さん、岡本洋平支部長、長田淳一さん。
『お待ちしています』
2016,10,17 Mon 22:05