

余震が続きます。
“まずは落ち着いて”を心掛けましょうね!


「国譲りの能」です。
石見神楽の「鹿島」出雲神楽の「国譲」と物語の流れは同じですが、一通り舞うと3時間かかるそうです。
この日は1時間40分で上演して頂きました。
普段の言葉をふんだんに使い分かりやすく、ユーモアがあり、それぞれの神がとても感情豊かです。
子供から大人まで、そして初めてご覧になった方も一度ご覧になると大好きになる演目でしょう



途端に空気がピリッとします。
~比婆荒神神楽社 国譲りの能~
新鮮な気持ちで拝見したのは、国譲りの交渉にあたる2神に対し、大国主命さんが拒否して喧嘩になる事。
又、その仲裁役の神様がいらっしゃること。
最後の合戦では、助勢役という方が出て来られ、突然人数が増えて、あれ

写真でご紹介しますね~。
経津主命:曲渕克季さん、建御雷命:萩原健司さん、
大国主命:滝本明人さん、稲背脛命(いなせはぎのみこと):横尾育伸さん、
事代主命:谷 航希さん、建御名方命:横山英史さん。
大太鼓:横山邦和さん、小太鼓:佐伯宏光さん、手打鉦:小坂拳士さん、笛:田中 碧さん。


再三に渡る国譲りの交渉失敗もありますし、今度こそは・・・






『集まる氏子はみな裕福なるに満足せり。しからばこのところにおいて、集まる氏子に一人もれなく一粒万倍の福の種を相授けばやと存じ候。』


とても人間くさいやりとりで、みていると交渉に参加しているような気になります。
しかし、そう簡単には葦原中つ国は譲れません。
『・・・艱難苦労なして治めおる瑞穂の国のことなれば、いかに申さるるといえどもが、御国譲りは不足でござる。早々高天に立ち返り給え。』




『お前さん方は、大国主命に向けて何たることか』


2神を諭そうとするのですが、天津神は聞く耳を持たない感じ。
稲背脛命は軽快な話術で、2神と会場を解き解していきます。





「唐杖」と呼ばれる竹でできた採物を使い、馬に乗って行く様子を表します。


その朗らかな様子は「日本人に最も親しまれている神様」と言われることに納得です。












降参するかな?と思わせて、何度も立ち向かっていきます。



助勢役と呼ばれる方が合戦の途中で加わります。最大8人くらいになるそうです。盛大ですね!







『無念残念なり。われ助け給うなら従い申さんとな』。
そして最後は会場に向かって『ありがとうございました!』でパキッと終演となるのです

2016,10,21 Fri 23:12
