今夜も、広島神楽定期公演
穴笠神楽団、続きま~す。
幕間に登場された、神田(じんだ)幸雄団長のお話です。
素朴でいてストレートな神田さん。お話は、とても盛り上がりました。
まずは、三次・穴笠地区の暮らしぶりについて、お客さんに語りかけるようなご紹介から。
『穴笠の夏は暑いだけで何もありませんが、豊かな自然だけは自慢ができます。』
『何度来ても、ここはものすごい都会ですね』
飾らない言葉、人柄は、ご挨拶だけで伝わるものですね。
又、このお盆は、13日も14日も三次の祭りで舞われます。
昼間だったり屋外だったりします。
『夏の炎天下で神楽を舞うのは、私はちょっと普通じゃあないと思うんですが・・どんなもんでしょうね??』
・・・いやホント、どんなもんでしょう?
ここでの結論は“舞う方も舞う方!観る方も観る方!”で、結ばせて頂きました
続いて、神田団長の個人的な、最近のマイブームについて。
『昨年復活した「大江山」が、私の中で大ブームです。』
永きに渡って夢であった大江山、昨年いよいよ念願叶って披露となったそうです。
『舞う度に少しずつ良くなっていきます、大江山。今日も見て頂きたかった。別に他の演目がイヤだというわけではありませんよ!でも皆さんに大江山を観てもらいたかった・・・』
愛情いっぱいにお話されるその姿に、大江山への想いの深さと、この演目がいかに特別かというご苦労も滲みました。
穴笠の大江山を拝見できる日を、楽しみにしてますよ~
戸隠山。第六天大魔王の申し子・紅葉の妖艶な舞で幕が開けます。
~第二幕 戸隠山~
第六天大魔王の血を引き生まれた呉葉は、京にのぼり十六歳で紅葉と改名し、源経基の妻となりますが、時の帝に本性を暴かれ都から追放される。。。
「陰陽師によって正体を暴かれ、恨みを残しながら都を去る」この場面が、物語の始まりに緊迫感をもって舞われます。
神田団長のお仕事が高宮で、原田神楽団の塚本近団長との親しいお付き合いの中。
原田神楽団の紅葉狩の口上を一部引用させてもらいながら、穴笠独自の構成と舞で仕上げられています。
他に、地元の伝説を神楽化した「明神山」なども創作され(昨年この舞台で上演)、創意の豊かさが、穴笠神楽団の特色のひとつと思います。
大太鼓:大島哲也さん、小太鼓:渡辺幸彦さん、
手打鉦:槇野 剛さん、笛:隅井 優さん。
平維茂:隅井信綱さん、従者:池上龍之介さん、
陰陽師:川岡 真さん、八幡大菩薩:永奥義男さん、
鬼女大王:元國 亮さん、鬼女:山根 修さん・川岡愛希さん。
鬼女大王の面をかぶらせてもらいました~(管沢面です)。
左:笛の隅井 優さん。2月団栗亭の笛の会で、神楽とプライベート、いっぱいお話をさせてもらいました。
中央:穴笠の姫!山根 修さん。昨年もお着換え中に無理やり写真を撮らせてもらいましたっけ?
明日の広島神楽定期公演は
今田神楽団の皆さんです。
羅生門と大江山・・・続き物です。これは珍しいですね!
13日(土)には、恒例の今田お盆神楽共演も開かれます。
8月10日(水)開場18時 開演19時
広島県民文化センター(082)245-2311
今田神楽団・大江山。今年の千代田競演、特出から。
穴笠神楽団、続きま~す。
幕間に登場された、神田(じんだ)幸雄団長のお話です。
素朴でいてストレートな神田さん。お話は、とても盛り上がりました。
まずは、三次・穴笠地区の暮らしぶりについて、お客さんに語りかけるようなご紹介から。
『穴笠の夏は暑いだけで何もありませんが、豊かな自然だけは自慢ができます。』
『何度来ても、ここはものすごい都会ですね』
飾らない言葉、人柄は、ご挨拶だけで伝わるものですね。
又、このお盆は、13日も14日も三次の祭りで舞われます。
昼間だったり屋外だったりします。
『夏の炎天下で神楽を舞うのは、私はちょっと普通じゃあないと思うんですが・・どんなもんでしょうね??』
・・・いやホント、どんなもんでしょう?
ここでの結論は“舞う方も舞う方!観る方も観る方!”で、結ばせて頂きました
続いて、神田団長の個人的な、最近のマイブームについて。
『昨年復活した「大江山」が、私の中で大ブームです。』
永きに渡って夢であった大江山、昨年いよいよ念願叶って披露となったそうです。
『舞う度に少しずつ良くなっていきます、大江山。今日も見て頂きたかった。別に他の演目がイヤだというわけではありませんよ!でも皆さんに大江山を観てもらいたかった・・・』
愛情いっぱいにお話されるその姿に、大江山への想いの深さと、この演目がいかに特別かというご苦労も滲みました。
穴笠の大江山を拝見できる日を、楽しみにしてますよ~
戸隠山。第六天大魔王の申し子・紅葉の妖艶な舞で幕が開けます。
~第二幕 戸隠山~
第六天大魔王の血を引き生まれた呉葉は、京にのぼり十六歳で紅葉と改名し、源経基の妻となりますが、時の帝に本性を暴かれ都から追放される。。。
「陰陽師によって正体を暴かれ、恨みを残しながら都を去る」この場面が、物語の始まりに緊迫感をもって舞われます。
神田団長のお仕事が高宮で、原田神楽団の塚本近団長との親しいお付き合いの中。
原田神楽団の紅葉狩の口上を一部引用させてもらいながら、穴笠独自の構成と舞で仕上げられています。
他に、地元の伝説を神楽化した「明神山」なども創作され(昨年この舞台で上演)、創意の豊かさが、穴笠神楽団の特色のひとつと思います。
大太鼓:大島哲也さん、小太鼓:渡辺幸彦さん、
手打鉦:槇野 剛さん、笛:隅井 優さん。
平維茂:隅井信綱さん、従者:池上龍之介さん、
陰陽師:川岡 真さん、八幡大菩薩:永奥義男さん、
鬼女大王:元國 亮さん、鬼女:山根 修さん・川岡愛希さん。
鬼女大王の面をかぶらせてもらいました~(管沢面です)。
左:笛の隅井 優さん。2月団栗亭の笛の会で、神楽とプライベート、いっぱいお話をさせてもらいました。
中央:穴笠の姫!山根 修さん。昨年もお着換え中に無理やり写真を撮らせてもらいましたっけ?
明日の広島神楽定期公演は
今田神楽団の皆さんです。
羅生門と大江山・・・続き物です。これは珍しいですね!
13日(土)には、恒例の今田お盆神楽共演も開かれます。
8月10日(水)開場18時 開演19時
広島県民文化センター(082)245-2311
今田神楽団・大江山。今年の千代田競演、特出から。
2016,08,09 Tue 23:04
突然の雨に、街中の緑が生き返るようで
ホッとしますが。
あと一週間もすれば、真っ白いシャツも色褪せて映る移り変わりの時。
夏は短いですね。。。
いちごのようで、ぶどうシロップ。
先週の広島神楽定期公演
三次から、穴笠神楽団の皆さんをご紹介します。
夏休みや8・6の直前ということもあって、国内外、色んな地域からお客様をお迎えしました。
その中に、中東から、平和学習のため広島の原爆投下と復興を学びに来られた先生方の一団がいらっしゃったのですが。
神楽終演後も興奮冷めやらぬ様子で。。。
“あまりにも感動したので、リーダー(団長)の方に全員で直接お礼を伝えたい”と言ってこられました。
『こんな素晴らしいものを見たのは初めて。』
『感動の舞台をありがとう。帰国したら子供たちに話してあげたい。』
ありがとう、ありがとうを繰り返しながら、手を大きく振って帰られました。
8月の定期公演は「平和だからこそ」お迎えできるお客様が沢山いらっしゃるなぁと毎年強く感じています。
デモンストレーションのひとこま。大江山から鬼さんたちが来てくれました。自分を目指して近づいてくると、やっぱり怖いね・・・
さて~。
開演前、穴笠神楽団の控室にご挨拶に伺いますと。
神田(じんだ)幸雄団長が開口一番『今日の幕間も、ウケる、面白い話をしましょうね。』とおっしゃいました。
大賛成
休憩を兼ねるこの時間、お客さんに楽しく過ごしてもらえたら最高です。
=何か、ネタがあるんですねっ?=
『いや特に、ない。』
∑( ̄ロ ̄;) エッ?!
=では、他に神楽団のハッピーニュースがありますか?=
『うーん、特にないな。』
( ̄□ ̄;) アリ~?
・・・この時ピンと来たんです。
神田団長は、あまり打ち合わせをしないで登壇してもらった方が、味が滲み出て良いのではないかと・・・。
そして私の目に狂いはなかったのです。
後半へ続く。
那須野が原経由で、狐さんと和尚さんのコンビも。
海外の方は、和尚が狐をやっつける話だと思われたみたいです
~第一幕 宝刀伝~
およそ35年前、梶矢神楽団より師事された演目です。
多少のアレンジを加えて、昨年復活されました。
時代設定や登場人物が特徴的で“人から人”に思いを馳せる、もうひとつの将門伝説と感じます。
○あらすじ○
承平の乱であえなき最期を遂げた平将門の娘・百合姫は、時の帝に重用されている源頼光を恨み、その失脚を企てます。
百合姫は、頼光が、先帝堀河天皇より功績を讃えておくられた宝刀・髭切丸(後の蜘蛛切丸)の名刀を奪い、源氏の滅亡を目論みます。
しかし、四天王の季武、貞光により百合姫は討たれ、宝刀も無事取り戻されると言うお話です。
大太鼓:隅井信綱さん、小太鼓:渡辺幸彦さん、
手打鉦:槇野 剛さん、笛:隅井 優さん。
卜部六郎季武:川岡 真さん、碓井荒太郎貞光:池上龍之介さん、
百合姫:山根 修さん、夜叉丸:大島哲也さん、
夜叉武:小山孝司さん。
百合姫の命によって、源家の宝刀・髭切丸を盗み出す、夜叉丸・夜叉武。
ホッとしますが。
あと一週間もすれば、真っ白いシャツも色褪せて映る移り変わりの時。
夏は短いですね。。。
いちごのようで、ぶどうシロップ。
先週の広島神楽定期公演
三次から、穴笠神楽団の皆さんをご紹介します。
夏休みや8・6の直前ということもあって、国内外、色んな地域からお客様をお迎えしました。
その中に、中東から、平和学習のため広島の原爆投下と復興を学びに来られた先生方の一団がいらっしゃったのですが。
神楽終演後も興奮冷めやらぬ様子で。。。
“あまりにも感動したので、リーダー(団長)の方に全員で直接お礼を伝えたい”と言ってこられました。
『こんな素晴らしいものを見たのは初めて。』
『感動の舞台をありがとう。帰国したら子供たちに話してあげたい。』
ありがとう、ありがとうを繰り返しながら、手を大きく振って帰られました。
8月の定期公演は「平和だからこそ」お迎えできるお客様が沢山いらっしゃるなぁと毎年強く感じています。
デモンストレーションのひとこま。大江山から鬼さんたちが来てくれました。自分を目指して近づいてくると、やっぱり怖いね・・・
さて~。
開演前、穴笠神楽団の控室にご挨拶に伺いますと。
神田(じんだ)幸雄団長が開口一番『今日の幕間も、ウケる、面白い話をしましょうね。』とおっしゃいました。
大賛成
休憩を兼ねるこの時間、お客さんに楽しく過ごしてもらえたら最高です。
=何か、ネタがあるんですねっ?=
『いや特に、ない。』
∑( ̄ロ ̄;) エッ?!
=では、他に神楽団のハッピーニュースがありますか?=
『うーん、特にないな。』
( ̄□ ̄;) アリ~?
・・・この時ピンと来たんです。
神田団長は、あまり打ち合わせをしないで登壇してもらった方が、味が滲み出て良いのではないかと・・・。
そして私の目に狂いはなかったのです。
後半へ続く。
那須野が原経由で、狐さんと和尚さんのコンビも。
海外の方は、和尚が狐をやっつける話だと思われたみたいです
~第一幕 宝刀伝~
およそ35年前、梶矢神楽団より師事された演目です。
多少のアレンジを加えて、昨年復活されました。
時代設定や登場人物が特徴的で“人から人”に思いを馳せる、もうひとつの将門伝説と感じます。
○あらすじ○
承平の乱であえなき最期を遂げた平将門の娘・百合姫は、時の帝に重用されている源頼光を恨み、その失脚を企てます。
百合姫は、頼光が、先帝堀河天皇より功績を讃えておくられた宝刀・髭切丸(後の蜘蛛切丸)の名刀を奪い、源氏の滅亡を目論みます。
しかし、四天王の季武、貞光により百合姫は討たれ、宝刀も無事取り戻されると言うお話です。
大太鼓:隅井信綱さん、小太鼓:渡辺幸彦さん、
手打鉦:槇野 剛さん、笛:隅井 優さん。
卜部六郎季武:川岡 真さん、碓井荒太郎貞光:池上龍之介さん、
百合姫:山根 修さん、夜叉丸:大島哲也さん、
夜叉武:小山孝司さん。
百合姫の命によって、源家の宝刀・髭切丸を盗み出す、夜叉丸・夜叉武。
2016,08,08 Mon 22:23
2016,08,07 Sun 23:30
いよいよ明日から
~広島・島根石見神楽250団体を支える~
「広島・島根神楽面作家交流展」が始まります。
準備中のところ立ち寄ってきました。
今日の午前中、およそ150点全ての面が揃ったそうです。
準備万端、盛大に開催されますよ!
柿田面工房 柿田勝郎・柿田兼志(浜田市)
菅沢面工房 管沢良典(北広島町)
小林工房 小林泰三(太田市)
面処 前河屋 前河伸弥(北広島町)
会期 8月6日(土)~14日(日)
北広島町ショッピングセンターサンクス2F「ギャラリー森」
開館時間 10:00~18:00 最終日は17:00まで
入場無料
展示照明も無い中ですが、一部撮らせて頂きました。
会場ではお好きな角度から、じっくりご覧ください。
又、各工房の蛇頭が集合しています。
張り子面・最高技法を代表する大蛇に、逢いに行ってください。
柿田面工房
小林工房
菅沢面工房
11月放送予定の舞え!KAGURA姫で使用される面も展示されます。
面処 前河屋
~広島・島根石見神楽250団体を支える~
「広島・島根神楽面作家交流展」が始まります。
準備中のところ立ち寄ってきました。
今日の午前中、およそ150点全ての面が揃ったそうです。
準備万端、盛大に開催されますよ!
柿田面工房 柿田勝郎・柿田兼志(浜田市)
菅沢面工房 管沢良典(北広島町)
小林工房 小林泰三(太田市)
面処 前河屋 前河伸弥(北広島町)
会期 8月6日(土)~14日(日)
北広島町ショッピングセンターサンクス2F「ギャラリー森」
開館時間 10:00~18:00 最終日は17:00まで
入場無料
展示照明も無い中ですが、一部撮らせて頂きました。
会場ではお好きな角度から、じっくりご覧ください。
又、各工房の蛇頭が集合しています。
張り子面・最高技法を代表する大蛇に、逢いに行ってください。
柿田面工房
小林工房
菅沢面工房
11月放送予定の舞え!KAGURA姫で使用される面も展示されます。
面処 前河屋
2016,08,05 Fri 21:01
2016,08,05 Fri 12:52