

先ずは神楽会場、早朝よりお越し頂きまして有難うございました。
広島県内外の、多くのお客様で賑わう特別な日。
こちらでは、北広島町・4団体の熱演の姿を、お土産に持って帰って頂きました。
神楽の様子はまた後日です・・・




雨上がりの涼しい爽やかな風の中。
くっきりとした濃い緑を背景に繰り広げられる壮大な一大絵巻。
何度見ても新鮮で、心が洗われたような気がします。




なんて言ってんだろう。










川東田楽団・壬生田楽団の皆さん、早乙女さん、田に入られるのは総勢100名近くいらっしゃるというお話でした。
田囃子のドン!ドン!という、ゆったりと響きと、声を合わせる素朴な田植歌が心地良くて、時間を忘れます。










壬生商店街で、食べ歩きを楽しんだり、お土産を買ったりしながら、壬生神社に向かいました。
神の鎮座する森林は、静かで落ち着きます。
しばらくすると、牛たちが壬生神社へ戻ってきました。






背中に背負う蔵の下の豪華な敷物は、塵倫や鍾馗の神楽団の古い衣装を譲ってもらい、ほどいて生き物を外し、手作りで仕立て直したものだそうです。



沢山の経験が出来た、良い一日でした。。。
2016,06,06 Mon 00:03
2016,06,05 Sun 01:12


日曜日の壬生の花田植え、足元は汚れてもいい靴か、履き替えられるものを用意されると安心ですね。
早くお天気が回復すると良いです。


綾西神楽団の皆さんの「葛城山」をご紹介します。
この日は鍾馗の上演もあったのですが。
他のお客さんの視界にカメラが入り込む場所に居たため、写真は断念。
鍾馗はゆっくり鑑賞いたしました。
カメラなしの鑑賞も、落ち着いて良いですね

~綾西神楽団 葛城山~
偶然にもこの週は、広島神楽定期公演で葛城山を舞われたばかり。
会場のお客さんを魅了し、あまりにも盛り上がっていたので、今度は客席から観たいっ

葛城山と土蜘蛛、両演目を保持される綾西神楽団。
個性的な土蜘蛛の精魂の面と、姫取りがある「葛城山」を、いっぱい手を叩きながら拝見しました。
『楽しかったよねぇ』と話しながら帰る道中もまた、神楽の素晴らしさです

大太鼓:尾崎雅也さん、小太鼓:若林洋子さん、
手打鉦:上田楓人さん、笛:佐々木もも子さん。
源頼光:佐々木康介さん、卜部六郎季武:重川繁樹さん、
坂田金時:尾崎雄二さん、胡蝶:若林弘志さん、
土蜘蛛の精魂:若林佑紀さん。













2016,06,03 Fri 21:47


「万事休す」で、不安な一夜を過ごし。
今日は修理に出し、代わりのスマホで何の不都合もありません。
便利と不便は紙一重ですねぇ





春真っ盛りの頃の、実演!広島市内神楽団で初披露となった、綾西神楽団の新演目「出雲建」をご紹介します。
古事記で綴られる倭建御子の物語。
熊襲征伐の後、都へ帰る途中の出雲が舞台となります。
事前に伺っていた油目 高団長のお話では『出雲建は決して悪い人間ではなかったと思うのですが・・』と、出雲建に少し同情されていて。
神楽でどんな風に描かれるのかとても楽しみにしていました。


出雲で大きな勢力を誇る豪族。
~綾西神楽団 出雲建~
悲劇の英雄と伝えられるヤマトタケル。
この度『出雲建』に着目することで。
誰もが知る古代日本ヒーローの“光と陰”を描きたかったとお話されました。
“光と陰”は、倭建の内面の複雑さでもあり。。。
そして、倭建と出雲建のことでもあり、古事記に伝えられる歴史上の[光と影]なのかもしれません。
出雲建を描くことで、英雄・倭建の別の顔が浮かび上がるのかなと思います。
神楽の物語は、笑いと華やかさ、激しい太刀舞でとてもシンプルに仕上げられています。
これから綾西神楽団の「出雲建」として育てられます



○あらすじ○
九州熊襲を平らげた倭建御子は、都へ帰る途中、豪族出雲の首長“出雲建”を討伐するため、一計を案じます。
まず親交を結び、密かに偽の太刀を制作した倭建御子は、出雲建と肥河で水浴びをします。
倭建御子は先に河からあがり、出雲建の太刀を身に付け「太刀を交換しよう」と言います。そして、偽の太刀を身に付けた出雲建に『立ちあわせをしよう』ともちかけますが、偽の太刀は抜くことが出来ず、出雲建は討たれてしまいます。
倭建は「やつめさす 出雲建が佩(は)ける大刀 葛多纏(つづらさはま)き さ身無しにあはれ(出雲建が腰に佩いた刀は、鞘に蔓草が沢山巻いてあり立派だが、中身がなくてあわれだ)」と歌い、出雲の地を平定します。
大太鼓:若林祐紀さん、小太鼓:若林洋子さん、
手打鉦:尾崎雅也さん、笛:佐々木もも子さん。
倭建御子:玉城啓一さん、出雲建:尾崎雄二さん、
山菅:若林弘志さん。

















2016,06,02 Thu 22:40
