

柿に始まって、柚子、レモン、ミカン等々。。。
今年もたわわに実りました。
豊穣の庭を羨ましいと思ってみたり。
その手入れが大変だなーと思ったり



今朝は、部屋が柑橘の香りでいっぱいです。
いくつかの柚子は、カットして冷凍しました。
レモンの代わりに紅茶に入れる柚子ティーは、とても美味しいですよ。


この公演が今年の舞い納めとなった、安野神楽団の皆さん。
幕間のお話は、沖野秋雄団長です。
今年は、様々な事情で団員さんの退団などが重なり。
気苦労も多い一年であったと伺いましたが。
『大変だったからこそ、周囲の皆さんの激励に希望を頂きました。人のあたたかみを本当に有難いと感じる貴重な1年でした。』と振り返られました。
そして『来年も頑張ります!』と力を込められました。
さて、この幕間では。
安野神楽団の希望の星となるお二人を、舞台でご紹介させて頂きました。
まずは4月に入団された、沖野団長の息子さん・高校1年生の沖野将希(まさき)さんです。
この定期公演では手打鉦と小太鼓をつとめ、父子共演。
沖野団長も感激一入だったでしょう

将希さんは、一見物静かな雰囲気を持っておられますが。
『これから沢山練習していい音を出したい。一生神楽を続けます!』と、誓いのご挨拶で、会場の皆さんを熱くさせました。
お父さんの一生懸命な背中を、これまでどんな気持ちで見ていたか。。。胸がギュッとなるひとときでした。
毎朝、6時半に起きて広島市内の高校に通う将希くんは、頑張っています。
遥か彼方続く神楽道、大きく羽ばたかれますように!!


松本 樹さんは、児屋根命の顏真似中

次に、安野神楽団のアイドル、伊田光希(あき)くん6歳です。
毎年、神楽の里の子供たちを代表して定期公演に出演してくれています。
えびす様を舞うことが好きな光希くん。
何歳から神楽を舞っているか?聞いてみると。
『生まれた時から舞っています。』と大きな声で答えてくれました。
そうだね。
お腹の中にいた時から、母さんの笛の音を聞いていたし。
お母さんの目を通して、お父さんが舞う姿を感じていたのでしょう。
いつか神を舞ってみたいと願う光希くんは、お父さんの神を恰好良い!と絶賛。
お父さん・伊田光志さんを、一番のファンが傍で応援しています

~第二幕 葛城山~


久しぶりに拝見できる葛城山を楽しみにしていました。
今年、調子を整え直し、新しい葛城山が誕生しています。
先輩方の時代から舞われていた葛城山。
時代と共に必要な変化と、残していきたい舞の融合は大仕事ですね。
安野の葛城山にとって記念の年でもあります。
大太鼓:沖野秋雄さん、小太鼓:沖野将希さん、
手打鉦:岡田信昭さん、笛:伊田智世さん。
源頼光:松本 樹さん、碓井貞光:辰川和樹さん、
卜部季武:伊田光志さん、胡蝶:西川正典さん、
土蜘蛛の精魂:沖 正紀さん。
















2019,11,23 Sat 11:07
