

早速、明日は節分。
4年ぶりの2月2日の節分です。
今年の恵方(歳徳神がいらっしゃる方向)は西南西だそうで。
今年も恵方巻のあの面白い儀式をやってみましょうかねぇ

《恵方巻を無言で一気に食べる》
福を巻き込んだ恵方巻を、願い事に集中しながら、無言で食べきる!のですね。
途中で喋ってしまうと、口から福が漏れてしまうそうです。
恵方巻も、四方・季節の神様の5色の食べ物を巻いてあるものが良さそう。
以外に条件が色々ありますが「神事の一つ」と聞くと納得ですね。



浮世絵師の歌川国芳が描く、猫を主役にした擬人化作品が並びます。
“猫が人だったら、人が猫だったら”。
生々しい人の営みも、主役が猫や動物に変わると、妙味が増して興味が湧いてきます。
展示数は136点で、ゆっくり味わおうと思うと半日はかかりますよ。
※今回の企画展は写真撮影可です。


国芳も猫好きで、5匹の猫を大切にしていたと伝わります。
国芳の擬人化手法の魅力を探る企画展ですが。
猫だけでなく、あらゆる動物や虫、魚、道具たちが表情豊かに語りかけてきます。
江戸のファッションも素敵

奇想の絵師・歌川国芳の世界、その才能は現代に輝きまくっています。


猫はお相撲さんも似合う。


幕政の風刺画とも説かれます。
ずっーと見ていたい作品がいくつもあったのですが。
神楽に重なる2つをご紹介します。
『朧月猫の草紙(おぼろづきねこのそうし)(1842-49刊)』
物語は山東京山、画は歌川国芳という、猫好きの二大巨匠のコラボで生まれた長編戯作です。
『主役は鰹節問屋のメス猫・おこまちゃん。
恋しいとらさん(もちろん、猫)と駆け落ちしたおこまちゃんは、運命の糸に翻弄され波乱万丈の猫生を送るのです。
様々な出会いと別れを繰り返して、おこまちゃんは最後「尾の上」という名前をつけられます。そして意地悪な先輩猫「岩ぶち」にいじめられ、とうとう・・・という結末です。』




『龍宮城 田原藤太秀郷に三種の土産を贈(1853年頃)』
琵琶湖に住む竜神一族を苦しめていた大ムカデを退治した秀郷は、竜宮に招かれる。
この竜神の力を得て、秀郷は平将門を討つことが出来たとも伝えられています。


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もしも猫展
2月9日(日)まで。
広島県立美術館 3階企画展示室
開館時間:9時~17時
※金曜日は19時まで (入場は閉館30分前まで)
チケット:一般 1500円
高・大学生:1000円
小・中学生 700円
広島県立美術館(もしも猫展案内)

https://www.hpam.jp/museum/exhibitions/%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%82%E7%8C%AB%E5%B1%95/
2025,02,01 Sat 13:16
