新しい双眼鏡が届きました
これまで、人様から譲り受けた古い双眼鏡を使ってきましたが。
新しい双眼鏡は、視野が広くて、明るくて、はっきり見えます。
さすが、野鳥の会の先輩おススメの双眼鏡です。
娘に自慢して「これから長い付き合いになるから、名前をつけようかな」と話したところ。
『みえ~るくん』という名前を付けてくれました。
名前というか?よくある商品名っぽいな・・まぁいいか。
はじめは「ゆうこの右目」って言う、とんでもなく気持ち悪い名前を付けられそうだったから、それよりはよっぽど良い
ニューパートナーです
ということで。
みえ~るくんの初仕事は、夕方の古川での野鳥探し。
・・・だったのですが、初めて捉えた生き物はヌートリアでした。
川の向こうからスイスイ、前歯むき出しで泳いで目の前の巣の中へツルッと入っていきました。
でも新しい双眼鏡だと、ブサイクなヌートリアも輝いて見えるんですよー。
また、会いに行こうっと
そしてその後は、みえーるくんの活躍のお陰で、初対面のヒクイナさんの姿を確認することが出来ました。
ヒクイナ(緋水鶏)は、ツル目、クイナ科。
夜行性で、川や水田などで「キョキョキョキョ」と連続して鳴く声は、まるで戸をたたくようだと昔から親しまれ、古典でも「水鶏・くいな」と読まれる歌が数多く残ります。
藤原道長と紫式部の、艶っぽい謎めくドラマにも登場しています。
道長が送った歌は・・・
《夜もすがら 水鶏よりけに なくなくぞ まきの戸ぐちに たたきわびつる》(あなたが戸を開けてくれないから、私は水鶏よりも激しく泣きながら戸を叩き続けたんだよ)
紫式部の返歌は・・・
《ただならじ とばかりたたく 水鶏ゆゑ あけてはいかに くやしからまし》(道長様相手に戸を開けてしまっていたら、どんなに後悔したことでしょう)
時の権力者・道長ですが、その夜は紫式部にフラれたようですね
唱歌「夏は来ぬ」の中にも《水鶏声して夕月すずしく夏は来ぬ。水鶏なき 卯の花咲きて早苗植えわたす夏は来ぬ》と歌われます。
さて!「第47回広島県神楽競演大会」
続いては、46回大会で優勝された栗栖神楽団の皆さんの凱旋上演からです。
この凱旋公演が終わり、開会式の後、競演の部に入っていくので。
会場は、まだ何ともいえない、はじまりの緊張感が漂っています。
今日も上演前の紹介文から、ほんの一部を抜粋して掲載します。
写真は途中からですが、雰囲気を感じて頂ければ幸いです
~プログラム2番 特別出演 栗栖神楽団 天の岩戸~
『この大会へは前々回も天の岩戸で臨み、昨年念願の優勝を飾らせて頂きました。
この度は、競演独特の緊張感とは異なりますが、優勝の誇りを胸に精いっぱい演じます。
見所は沢山ありますが、ぜひ鈿女明神のひとり舞の場面の、笛に耳を傾けてください。
軽やかに、又、艶やかに舞う栗栖の女神を輝かせるのは、この笛でなければなりません。』
天照大御神:岩崎義隆さん、天児屋根命:松村和信さん
天太玉命:藤原 響(きょう)さん、天鈿女明神:吉本登志充さん、天手力男命:山崎大介さん。
大太鼓:山本洋治さん、小太鼓:板村 駿さん
手打金:益田雅史さん、笛:山崎雅也さん。
~プログラム3番 中川戸神楽団 土蜘蛛~
『今から20年以上も前に、それまで演じていた土蜘蛛を、より観客の皆さんに分かり易く楽しんでいただけるようにと、ストーリー等を整え直して発表した演目です。
これ以降中川戸では、滝夜叉姫や紅葉狩など、それぞれ保持する演目を再度整え直すことによって、中川戸独自の世界観を作り上げてきました。
この土蜘蛛は、現在の中川戸神楽団の活動の原点ともいえる演目であり、中川戸の代表演目であると思っています。』
源頼光:能海 剛さん、卜部季武:室﨑 輝さん、
坂田金時:藤井真則さん、胡蝶:前長直哉さん、
土蜘蛛:海佐竜太さん。
大太鼓:反田一生さん、小太鼓:反田賢太郎さん、
手打鉦:河内洋介さん、笛:藤田絵美さん。
これまで、人様から譲り受けた古い双眼鏡を使ってきましたが。
新しい双眼鏡は、視野が広くて、明るくて、はっきり見えます。
さすが、野鳥の会の先輩おススメの双眼鏡です。
娘に自慢して「これから長い付き合いになるから、名前をつけようかな」と話したところ。
『みえ~るくん』という名前を付けてくれました。
名前というか?よくある商品名っぽいな・・まぁいいか。
はじめは「ゆうこの右目」って言う、とんでもなく気持ち悪い名前を付けられそうだったから、それよりはよっぽど良い
ニューパートナーです
ということで。
みえ~るくんの初仕事は、夕方の古川での野鳥探し。
・・・だったのですが、初めて捉えた生き物はヌートリアでした。
川の向こうからスイスイ、前歯むき出しで泳いで目の前の巣の中へツルッと入っていきました。
でも新しい双眼鏡だと、ブサイクなヌートリアも輝いて見えるんですよー。
また、会いに行こうっと
そしてその後は、みえーるくんの活躍のお陰で、初対面のヒクイナさんの姿を確認することが出来ました。
ヒクイナ(緋水鶏)は、ツル目、クイナ科。
夜行性で、川や水田などで「キョキョキョキョ」と連続して鳴く声は、まるで戸をたたくようだと昔から親しまれ、古典でも「水鶏・くいな」と読まれる歌が数多く残ります。
藤原道長と紫式部の、艶っぽい謎めくドラマにも登場しています。
道長が送った歌は・・・
《夜もすがら 水鶏よりけに なくなくぞ まきの戸ぐちに たたきわびつる》(あなたが戸を開けてくれないから、私は水鶏よりも激しく泣きながら戸を叩き続けたんだよ)
紫式部の返歌は・・・
《ただならじ とばかりたたく 水鶏ゆゑ あけてはいかに くやしからまし》(道長様相手に戸を開けてしまっていたら、どんなに後悔したことでしょう)
時の権力者・道長ですが、その夜は紫式部にフラれたようですね
唱歌「夏は来ぬ」の中にも《水鶏声して夕月すずしく夏は来ぬ。水鶏なき 卯の花咲きて早苗植えわたす夏は来ぬ》と歌われます。
さて!「第47回広島県神楽競演大会」
続いては、46回大会で優勝された栗栖神楽団の皆さんの凱旋上演からです。
この凱旋公演が終わり、開会式の後、競演の部に入っていくので。
会場は、まだ何ともいえない、はじまりの緊張感が漂っています。
今日も上演前の紹介文から、ほんの一部を抜粋して掲載します。
写真は途中からですが、雰囲気を感じて頂ければ幸いです
~プログラム2番 特別出演 栗栖神楽団 天の岩戸~
『この大会へは前々回も天の岩戸で臨み、昨年念願の優勝を飾らせて頂きました。
この度は、競演独特の緊張感とは異なりますが、優勝の誇りを胸に精いっぱい演じます。
見所は沢山ありますが、ぜひ鈿女明神のひとり舞の場面の、笛に耳を傾けてください。
軽やかに、又、艶やかに舞う栗栖の女神を輝かせるのは、この笛でなければなりません。』
天照大御神:岩崎義隆さん、天児屋根命:松村和信さん
天太玉命:藤原 響(きょう)さん、天鈿女明神:吉本登志充さん、天手力男命:山崎大介さん。
大太鼓:山本洋治さん、小太鼓:板村 駿さん
手打金:益田雅史さん、笛:山崎雅也さん。
~プログラム3番 中川戸神楽団 土蜘蛛~
『今から20年以上も前に、それまで演じていた土蜘蛛を、より観客の皆さんに分かり易く楽しんでいただけるようにと、ストーリー等を整え直して発表した演目です。
これ以降中川戸では、滝夜叉姫や紅葉狩など、それぞれ保持する演目を再度整え直すことによって、中川戸独自の世界観を作り上げてきました。
この土蜘蛛は、現在の中川戸神楽団の活動の原点ともいえる演目であり、中川戸の代表演目であると思っています。』
源頼光:能海 剛さん、卜部季武:室﨑 輝さん、
坂田金時:藤井真則さん、胡蝶:前長直哉さん、
土蜘蛛:海佐竜太さん。
大太鼓:反田一生さん、小太鼓:反田賢太郎さん、
手打鉦:河内洋介さん、笛:藤田絵美さん。
2018,02,02 Fri 23:06