今夜は、みずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大日
どんよりしていて難しそうです・・・
今夜を過ぎても、2~3日は見ごろが続きますので、晴れた時は夜空を見上げてみてください。
もともと数は少ない(1H5個~10個)と言われる流星群ですから、見つけたらかなりラッキーです!
8月はペルセウス座流星群。
12日の夜半頃から13日の明け方頃がピークとなり、1Hおよそ35個と予測されています。
「正」の字がいくつも書けるほど流れると良いですね
では昨夜に続いて
浜田の石見神楽検定事前講習会の神楽上演から。
亀山社中の皆さんの「鞨鼓」「切目」をご紹介します。
浜田の社中・保存会で、ほぼ保持されているにも関わらず、これまで拝見することが叶わなかった、この両演目・・・。
昨日たまたま、奉納が“夜明かし”から“半夜舞“”へ変わってきた現状に少し触れましたが。
時間が限られた半夜舞では、華やかな演目が優先される傾向にあり。
この両演目は、なかなかピックアップされることが少ないのだろうというお話でした。
加えて、時間が短くなった奉納神楽では、よく舞われる舞、徐々に舞われなくなっている舞があり。
伝統的な渋さ、土臭さを誇る“舞いたくても舞えない舞”があると伺いました。
しかし、この度拝見した、鞨鼓・切目の、なんと胸躍ること
先人たちの残してくれた「逸品」に出会えました。
浜田の神禰宜さんの面は、口が横に広がり、歯が並んで、いーっとなっているものが一般的なのだそうです。
~鞨鼓~
六調子、八調子、または地域によって個性豊かな演目。
浜田では、以前、長浜社中に鞨鼓の達人がおられたようで、ここで“浜田の鞨鼓”が確立したと伝えられるそうです。
長浜社中では、現在も鞨鼓を十八番演目として、まつりでもよく舞われていると伺っています。
亀山社中の皆さんも長浜社中に師事され、これを誇りに舞っておられ。
『あれ以上でも、あれ以下でも良いことにならない。』と醍醐味を語られます。
神禰宜さんの、ひょうきんで懸命な舞は、観衆の心を明るく和ませ。
滑稽と気品の共存する、神禰宜さん唯一の魅力を放ちます。
〇鞨鼓あらすじ〇
「切目」との一連の舞。切目の王子に仕える神禰宜が、高天原から熊野大社に降りた宝の太鼓を、祭礼神楽のため適当な所へ据えようとします。
なかなか神様の気に入るところに据えることができず、何度も据え替える様子を、リズムカルナ太鼓の調子にのって滑稽な仕草で舞うのが特徴です。
※ガイドブック参照
何処が良いかな~?
ここはどうかな~?
ちょっと違ったみたい。
『高ければ高いと言われるし、低ければ低いと言われるし、ホント難しいわじゃあ、高き低きの真ん中あたりにもう一度置いてみるから、楽人の皆さんお囃子をよろしくね。』という感じの口上。
おっと!あの辺り良いんじゃないの?
いやここでしょ、ここしかないわ、どんぴしゃだわ。
ん~、どこから見てもいい感じじゃない?
丁度良いところ、あったあった
喜びの舞。『やっと良いところに鞨鼓を据え置くことが出来ました!ということで、これから切目の王子が村中安全のご祈祷をされますよ。』という感じの口上。
~切目~
〇切目 あらすじ〇
鞨鼓の舞で、据えた太鼓の前で切目の王子と介添えの二人が問答し、切目の王子が太鼓を叩きながら舞う舞です。
※ガイドブック参照
初めに介添えさんが登場します。
ここの舞は、切目さんが進まれる前の祓いの舞ではないかということです。
いよいよ切目の王子登場。鞨鼓の謂れなどの問答が繰り広げられます。この問答も味わいのある内容なのですが、それはまた、別の機会に。
切目王子の採物は「あそび」と呼ばれ(※地域性あり)、切目さんのバチ、日本武尊の松明に使用されます。
五穀豊穣や天下泰平などを願い、鞨鼓を打ち響かせます。
徐々に激しく打ち鳴らされ、奏楽、観客ともに気持ちを一つにし、めでたく結ばれます。
どんよりしていて難しそうです・・・
今夜を過ぎても、2~3日は見ごろが続きますので、晴れた時は夜空を見上げてみてください。
もともと数は少ない(1H5個~10個)と言われる流星群ですから、見つけたらかなりラッキーです!
8月はペルセウス座流星群。
12日の夜半頃から13日の明け方頃がピークとなり、1Hおよそ35個と予測されています。
「正」の字がいくつも書けるほど流れると良いですね
では昨夜に続いて
浜田の石見神楽検定事前講習会の神楽上演から。
亀山社中の皆さんの「鞨鼓」「切目」をご紹介します。
浜田の社中・保存会で、ほぼ保持されているにも関わらず、これまで拝見することが叶わなかった、この両演目・・・。
昨日たまたま、奉納が“夜明かし”から“半夜舞“”へ変わってきた現状に少し触れましたが。
時間が限られた半夜舞では、華やかな演目が優先される傾向にあり。
この両演目は、なかなかピックアップされることが少ないのだろうというお話でした。
加えて、時間が短くなった奉納神楽では、よく舞われる舞、徐々に舞われなくなっている舞があり。
伝統的な渋さ、土臭さを誇る“舞いたくても舞えない舞”があると伺いました。
しかし、この度拝見した、鞨鼓・切目の、なんと胸躍ること
先人たちの残してくれた「逸品」に出会えました。
浜田の神禰宜さんの面は、口が横に広がり、歯が並んで、いーっとなっているものが一般的なのだそうです。
~鞨鼓~
六調子、八調子、または地域によって個性豊かな演目。
浜田では、以前、長浜社中に鞨鼓の達人がおられたようで、ここで“浜田の鞨鼓”が確立したと伝えられるそうです。
長浜社中では、現在も鞨鼓を十八番演目として、まつりでもよく舞われていると伺っています。
亀山社中の皆さんも長浜社中に師事され、これを誇りに舞っておられ。
『あれ以上でも、あれ以下でも良いことにならない。』と醍醐味を語られます。
神禰宜さんの、ひょうきんで懸命な舞は、観衆の心を明るく和ませ。
滑稽と気品の共存する、神禰宜さん唯一の魅力を放ちます。
〇鞨鼓あらすじ〇
「切目」との一連の舞。切目の王子に仕える神禰宜が、高天原から熊野大社に降りた宝の太鼓を、祭礼神楽のため適当な所へ据えようとします。
なかなか神様の気に入るところに据えることができず、何度も据え替える様子を、リズムカルナ太鼓の調子にのって滑稽な仕草で舞うのが特徴です。
※ガイドブック参照
何処が良いかな~?
ここはどうかな~?
ちょっと違ったみたい。
『高ければ高いと言われるし、低ければ低いと言われるし、ホント難しいわじゃあ、高き低きの真ん中あたりにもう一度置いてみるから、楽人の皆さんお囃子をよろしくね。』という感じの口上。
おっと!あの辺り良いんじゃないの?
いやここでしょ、ここしかないわ、どんぴしゃだわ。
ん~、どこから見てもいい感じじゃない?
丁度良いところ、あったあった
喜びの舞。『やっと良いところに鞨鼓を据え置くことが出来ました!ということで、これから切目の王子が村中安全のご祈祷をされますよ。』という感じの口上。
~切目~
〇切目 あらすじ〇
鞨鼓の舞で、据えた太鼓の前で切目の王子と介添えの二人が問答し、切目の王子が太鼓を叩きながら舞う舞です。
※ガイドブック参照
初めに介添えさんが登場します。
ここの舞は、切目さんが進まれる前の祓いの舞ではないかということです。
いよいよ切目の王子登場。鞨鼓の謂れなどの問答が繰り広げられます。この問答も味わいのある内容なのですが、それはまた、別の機会に。
切目王子の採物は「あそび」と呼ばれ(※地域性あり)、切目さんのバチ、日本武尊の松明に使用されます。
五穀豊穣や天下泰平などを願い、鞨鼓を打ち響かせます。
徐々に激しく打ち鳴らされ、奏楽、観客ともに気持ちを一つにし、めでたく結ばれます。
2017,07,30 Sun 21:40