十三夜
月の上を薄雲が次々に通り過ぎていきます。
明るくなったり薄暗くなったり、これも面白い。
明後日17日(火)は中秋の名月です。
ここ3年、満月と中秋の名月は同じ日でしたが。
今年の満月は、一日遅れの18日(水)。
「名月必ずしも満月ならず」
昔の人は、人生の不確実性を名月に重ねたようです。
9月も折り返しとなるところで
10月の芸石が近づいて参りました。
昨年の第75回、芸石神楽競演大会の様子をご紹介して参ります。
私は競演が好きですが。
特に個人賞が好きです。
個人賞は、その方の神楽人生の過去と未来を照らしてくれるように感じます。
一方で、共に舞う相方に個人賞をとって欲しいと、力を注ぐ方もいらっしゃると聞いて驚きました。
今年も一緒に緊張し、感じたいと思います
では、節目の75回大会の儀式舞をつとめられた、上本地神楽団の皆様からスタートです。
まつりに足を運ばないと、儀式舞を見る機会は、実はそんなに多くありません。
しかし、儀式舞はその神楽団を凝縮した形に見えますね。
どこでも気に入った場所にどうぞ
~プログラム1番 上本地神楽団 神降し~
厳粛な神楽ですが、胸が逸るような軽快な囃子が強く印象に残っています。
この囃子と舞で、神さんたちが喜んで集まってこられるように感じました。
(表現おかしいかもですが)見ていて楽しくなる神降しでした。
神:金平義政さん。
大太鼓:岩本 学さん、小太鼓:小野川 諒さん、
手打鉦:天野加奈さん、笛:中島 葵さん。
今年の儀式舞(神降し)は曙神楽団の皆様です。
※写真撮影・掲載、主催者許可有。
2024,09,15 Sun 23:51