今年最後の満月。12月の満月の呼び名はコールドムーン。
夜の月の表面温度は、マイナス170℃前後だそうです。
想像できない。。。
今年もカウントダウンが始まって
ここにきてやっと。
『掃除でもしますか』という気持ちになりました。
待っていましたよ、この気持ちになるのを!
ということで、アクセサリーやらキッチン用品やら。
使わなくなったものをメルカリに出したところ、それぞれ30秒もしないうちに売れていきました。
不思議ですね、どんなタイミングで閲覧しておられるのか。。。
まだ使えるものは「すぐに捨てる」世界ではなくなりましたね
今年最後に、ご紹介したいのは
昨年秋の、第17回あさきた神楽発表会です。
だいぶ巻き巻きします。
コロナを挟んで大きく形が変わったこの大会は、フジグラン高陽の特設ステージで。
高陽地区の十二神祇神楽6団体による上演でした。
地域自慢の神楽ですから。
それはもう!満杯以上のお客さまをお迎えして盛大に開かれたのでした。
コロナ明けて、数年ぶりの公演となりました。
代表者の皆様が並ばれた開会式。
私は進行をつとめながら、祈りの舞に唸りっぱなしの7演目で。。。
今でも、動画などで答え合わせをしながら復習したい気持ちでいっぱいです。
(そんな余裕ないし、撮る場所もないし)
さて、会の始まりには。
そもそも十二神祇神楽ってなーに?という基本のお話からスタートしました。
会の幹事をつとめられる大沢繁治さんのお話では。
『“12演目構成から十二神祇神楽”という話が広く知られているが、もともとは天の神7柱・地の神5柱から派生していると聞く』という、一つの解釈が説かれ、初めて聞くお話にのけぞったのです。
神話の天神七代(てんじんしちだい)、地神五代(ちじんごだい)の事なのでしょうかねぇ。。。
後世に継承すべく、十二神祇に伝わる全てを、書き残して欲しいっ
資料として、私も写真を撮らせてもらおうと必死でしたが。
お客様に埋もれて、写真は惨敗だったので。
ワクワクわくちゃんに、無理を言って写真を提供してもらいました。
これで当日の様子をご紹介できます。
(わくちゃんのお陰で紹介できます、ありがとう)
~第1幕・第3幕 諸木郷土芸能保存会~
天保年間(1830)年頃には、諸木地区で神楽が舞われており、大原山吉備津神社の秋祭りに吹き火と神楽を奉納してきました。
2004年、広島市の文化財指定を受け、厳島神社や春日大社への神楽奉納、又、韓国やハワイのイベントなどにも参加しています。
地元小学校で神楽指導なども行い、神楽を通じて故郷を愛する心を育て人材育成に貢献したいと考えています。
〇第一幕 神降し〇
神聖な神の座とするための祓い清めの舞です。
『ベテランの舞方が、神のご降臨を願い粛々と舞う姿をご覧ください。』
舞方:山竹 剛さん、舞手:中川幸法さん。
太鼓:重本翔太郎さん、笛:大後戸裕美さん、鉦:重本敬子さん。
〇第三幕 岩戸の舞〇
ご存知、岩戸開きの神話を舞う神楽ですが。
その流れは、よく知る流れとは全く異なり。
舞も採物も、アンコールと叫びたいほど魅力的。
露払いさんとお月さんが登場し。
太鼓隠しは、舞台狭しと暗闇で悪さをし。
姫は艶やかに舞う。
この姫の佇まい、鳥肌立つほど美しい。
そして、迫力ある面で岩戸(戸隠明神とも多力男神とも言われるそうです)が舞うのです。
露払い:谷川知優(ちひろ)さん、お月さん:内田好葉(このは)さん、姫:佃 八重子さん、太鼓隠し:小島政俊さん・小島匠翔(たくと)さん、岩戸:中川幸法さん。
太鼓:重本翔太郎さん、笛:大後戸裕美さん、鉦:重本敬子さん。
お月さんが蠟燭を持っています。灯が消えてしまわないように。蝋燭は暗闇の世界を象徴します。
おっとりとした姫の舞は、雰囲気があり過ぎても~う釘付け。
闇を利用して悪さを働く太鼓隠し。躍動感ある舞です。
舞台上で、二人がかりで姫のお召替えが行われました。
岩戸のこの面、又役柄についても想像を掻き立てられますね。
続いてくよ~ん
2023,12,27 Wed 21:31