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そのはじまりは。
ダイヤGWの準備アレコレダイヤ

今日は缶詰と決めていたのに。

行ってしまった・・・飯室神楽団の滝夜叉姫。

日程表見ると、気持ちが揺れるよね。

おかげで、おしりは炎上。

ファイヤー! ヾ(;゚□゚)ノ  アチアチ

でも、行って良かったです四葉



上野見山渉さんの滝夜叉姫、新鮮っ!改めてご紹介します。


ダイヤそりでは~ダイヤ

「十二神祇神楽大会」後半に入ります。


~プログラム6 上矢口郷土芸能保存会(広島市安佐北区)「世鬼」~

この日2つめの荒平の舞。まずは、この場面から。



上荒平の衣裳を持って進まれます。上矢口さんの世鬼は、ここから始まっています。



上およそ90年前の衣裳。幾人の先輩がこの衣装で舞われたのか。
本当に、本当に!大切にされてきたのでしょう。




上天蓋の下で行われる衣装の着付け仕上げ。衣装を敬い、感謝する気持ちが伝わってきます。


保存会紹介
平成5年に、上矢口十二神祇を30年ぶりに復活し、今年で23年。
新宮神社の奉納を主とし、地元のまつりやあさきた神楽発表会にも出演。
又、保存会は神楽だけでなく、どじょうすくいや和太鼓など他の伝統芸能の伝承も行い、地域住民との交流を図っている。
会員は小学生から社会人までおよそ50名。

世鬼について
荒ぶる神と太夫が山中で遭遇し、互いに自己主張しながら榊や杖などの由来や効力、神仏の関わりについて問答する。
荒平の魔力を象徴する杖と、正義の象徴である太夫の剣を交換し、荒平は良き神となって天下泰平・五穀豊穣を祈り舞う。



上荒平の大四半丈の杖。
『大き方あり、小さき方があり。大き方には天津神をこもらせたもう。小さき方には国津神をこもらせたもう・・・』すごいねっ!



太夫の吉川柊陽(よしかわとうよう)さん(中2)、歯切れよく澄み渡る声が清々しいです。親子3代、神楽一家だそうです。

さて、世鬼(せき)。

荒平という名は各団体共通のようですが、その正体の解釈はそれぞれ。

関所の門番であったり、外部者(魔界や海外等)であったり様々。

上矢口では、八万四千の鬼の大将として台本に刻まれます。

大沢繁治代表が、台本を手にお話されるには。

『言葉自体の意味が不明で頭を抱えることがある。昔の人の聞き取りによる苦労が伺える。』

『受け継ぐものが、“恐らくこうであろう”と割り切り、口上を整え直す時が来ているのかもしれませんね。』

それでも荒平は、優雅でいて快活。十二神祇神楽の憧れ、超人気者でありますグー








上近い。



上地元・佐伯区の女の子・2歳。
荒平が右に行けばニコニコ右に。左に行けばニコニコ左に。
舞えばニコニコくるくる周る。もう、かわいくてたまらんっ
love







上天下泰平・国土安全・五穀豊穣を願い、舞い納めました。

| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |
未知との遭遇。
ダイヤGW突入ですっダイヤ

飛び石3・3・2連休か、10連休か。。。

何しましょ?



上モンシロチョウに大人気、ネギの花。辛くないの?


ダイヤ続いて「十二神祇神楽大会」ですよ~ダイヤ

ここでは2団体をご紹介します太陽

~プログラム4 河津原(かわづはら)神楽団(廿日市市河津原)「注連口」~

神楽団紹介
河津原の神楽舞は、明治10年頃から130年あまりの歴史を持つ。
元来「十二神祇神楽」で、河津原八幡神社への奉納神楽であり、幣や幡、扇等による払い清めを基調とし、舞の美を魅せるものであった。
近年、髙田系八調子や石見系八調子を取り入れ、独自の新たな舞の創造・研究に力を注ぐ。


注連口について
八百万の神々をお迎えする「斎庭(ゆにわ)」を他と区画し、清浄な地に禍神(まががみ)が入らないよう、四方に張る注連縄の由来やそれを讃える和歌を詠ずる。
和歌朗詠の妙なる節回し、三本の幡が舞い遊ぶ優雅な舞振りが見所となる。




上囃子の人数が増えると華やか。


およそ10年ほど前に復活された注連口。

先輩たちが30年くらい前に舞われていた映像と台本が残っていたそうで、「恵まれている」とお話されながら、残して頂いたものを忠実に舞っておられます。

これまで拝見した十二神祇の中では、一味違った趣でした。

とても優雅で、神を迎え神楽する喜びを高らかに歌いあげる様は、言霊の力を知る日本人の形と思います。




上採物のしなやかさ、観ていて気持が落ち着きます。
熊笹は神の依り代。幡の先の△は刃物を形取る魔除け。
幡の3色は「天(てん)・恵(ち)・人(じん)」。天の恵みと人の和(輪)を表すと伝えられます。








上和歌朗詠。




~プログラム5 北中山子供神楽団(山代白羽神楽保存会)(岩国市美和)「三鬼」~

神楽団紹介
美和の里に古くから伝わり、無形民俗文化財である「山代白羽神楽」に触れ、神楽を通じ子供たちの地域交流を目的に昭和59年に発足。
5つの小中学校生から成り立つ。「三鬼」「恵比須」「小太刀」の3演目を保持する。

三鬼について
ある目的を達成させようとする太夫と、その心の闇に隠れた欲望が争う、悪魔祓いの舞。
目標達成の途中、困難や苦労により、様々な誘惑があり、一時的な快楽を求めてしまうその弱さを鬼に例え、人の心の中の問答を神楽化した演目。




上太夫さん、大役ですが本当にしっかり、よく舞われましたねにかっ


ななな・・・なんだろうこの神楽!ぎょ

子供の可愛らしさに盛り上がる一方、この神楽の意味する深さに驚きます。

いつごろ作られた舞なのか、誰が伝えた舞なのか興味をそそります。

目標を月に例え、意欲を弓に例える等、細部に渡ってメッセージ性も豊か。

魔が差すとはよく言ったものですね。

目標を持ち生きる尊さと、人間の心の弱さが引き起こす葛藤。

子供たちがユニークに、又、活き活きと魅せてくれました。






上よからぬ思いに苛まれているのか・・・



上下自分の弱さに向き合い、ひとつひとつに決着をつけていくような姿です。





上欲望に取り喰らわれちゃう・・・



上が、しかし、意志の強さで撥ね退ける!









上拍手喝采。楽しかった!ぜひまた拝見したいです。
| 斉藤裕子 | comments (x) | trackback (x) | 携帯より |

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