県民文化センター前の呼びこみ神楽。
“怖っ” でも、怖い狐も人気者でした
では先週の広島神楽定期公演
吉和神楽団の皆さんをご紹介します。
昨日も競演での活躍を取り上げたばかりですね。
さて!
その吉和競演のひとこまですが。
あの日は本当に、麗らかな春模様のいちにちで。
ウグイスが一際大きく囀る声に、足を止め、聞き惚れていました。
そこへちょうど通りかかった、吉和神楽団の能島(のじま)文範団長に。
吉和のウグイスは歌が上手ですね!と声をおかけしましたら。
『うん、あれらぁはプロじゃけぇね。』とひとことおっしゃいました。
あれからウグイスの声を聴くたびに“あ、プロが歌ってる”とほっこりします
郷土で育てられた日本の“美”です。
菅原道真:深瀬憲司さん、随身:真田健太さん。
~第一幕 天神~
天神は吉和の十八番演目でした。
時代の流れの中で舞う機会を失い、10年くらい経ってしまいましたが。
新配役で、これから再び力を注ぎます。
又、吉和神楽団の旧舞は、堀神楽団より師事され、当時習った神武を天神として整え舞っている、というお話もありました。
道真を都へと促す随身。随身って大事ですよね~。
奏楽の皆さんも、随身の言葉に賛同するような、神妙な表情です。
大太鼓:矢崎翔太さん、小太鼓:山本博之さん、
手打鉦:山崎 幸(こう)さん、笛:佐藤信治さん。
合戦を“舞う”。
※合戦は、上手には撮れていませんが、雰囲気だけ・・・
両者互角の勝負が続きます。
藤原時平:山本正也さん、賊:小田真也さん。
採物などを変えながら、ヒートアップ。
翻る衣装の裾も綺麗だぁ。
権力の鬼と化した時平は討ち取られます。
天を仰ぐ嬉し舞。
例の、あの演目に続く。。。。
明日・27日(水)の定期公演は
栗栖神楽団の皆さんです。
塵倫と八岐大蛇。おまつりのポピュラー部門の柱となる2演目ですね!
ぜひ声を掛け合ってお運びください。
広島県民文化センター(中区大手町)
(082)245-2311
6時開場・7時開演
もちろん撮影会もあります。
このお時間、ぜひ神楽団の方とお話もしてくださいね
2015,05,26 Tue 22:32