


(恵比須さん、1枚しか撮れませんでした



もう定かではないのですが。
14,5歳の頃の巫女舞では。
学校をはじめ、イベントや施設の慰問など、頼まれてはよく出かけていました。
同じ学校の生徒4人、地域も学年も違っていたような気がします。
特に印象深いのは、西村八幡さんのお正月。
お参りに来る氏子さんのために、総代さんたちが順番でストーブ当番をつとめられます。
ある年、総代長さんに巫女舞を頼まれ。
寒い中息を切らせて階段を上り、ガタガタ震えながら境内の隅で白衣袴に着替えて。
・・いつも4人で舞っているところを、一人でどう舞ったのかな。
・・奏楽もないのに、どう舞ったのかな。
観客もなく、ストーブのチリチリという音と、神楽鈴の響きだけ。
氏神様だけに見てもらう舞だったのだと、今ごろになって分かります。
神楽鈴も五色の意味も分からないまま舞っていたけれど。
それでも、総代長さんがすごく褒めてくれて。
ご褒美に。
アルファベットチョコレート1袋とみかん、福米袋を受け取り。
喜んで家まで走って帰った、むかーし昔のお話



が!こちらも充電がほとんどなくて、トホホでした。
では、西村八幡さんの秋奉納を続けます。
~天神~
西村社中の十八番演目のひとつでしょう!
しかし、スリリングな立ち回りに目を奪われ、衣装の早変わりを見逃した。
・・・次回の楽しみがあった方が良いのかっ?!




全て、稽古と経験のたまものでしょうね。


~大蛇~
とうとう、今年の奉納もこれで結ばれます。
帰りの車の中で、おばあちゃん(90歳)が。
『昔に比べてスサノオさんは、大蛇退治に苦労するようになったねぇ』とポツリ。
いくら相手が手強い大蛇でも、神楽は神さんの力と強さは絶対的だろうに、と続けます。
ばあちゃん・・・これから朝まで神楽談義する



近すぎて、何をしているかあんまり見えないけど、やっぱり大蛇。











幣を頂きました。ありがとうございました。
2014,10,14 Tue 20:12


でもどうしても、あの掛け合いを期待しちゃうよねっ


続きの3演目です。
~日本武尊~
観客を巻き込みながら、まったりと進む前半によく笑い。
後半の激しい合戦は、夢中になって手を叩きました。
途中面を外すと、更に気持が昂るからね~。









力強い舞は、そのまま氏子さんの活力となります。
~塵輪~
石見の子供たちは「鬼」を思い浮かべる時、たいてい塵輪の般若ではないでしょうか。
時々お話するのですが、私の小さいころ、狐だけではなく塵輪にさらわれたりして、本当に怖かった事を覚えています。
きっとその舞子さんが愉快にお酒を呑み、自らも楽しみながら、境内を湧かせておられたのでしょう。
たった一晩の、ちょっとしたひとコマも、故郷を象徴する記憶に昇華していくんですね。









弓がこちらに向かっていると、ドキドキ緊張します。
~黒塚~
石見の黒塚でした~

あのアクロバットは西村の黒塚の見どころのひとつだと思いますが、バク転が出来る方が他にもおられるとは・・・
又、子供神楽から進んでこられた若手さんが揃う中。
舞台を引き締める、脂のりのり中堅さん。
結成当初から西村社中を守り続けてこられた、重みあるベテラン勢と。
偏りなく幅広い年齢層が舞われ、持ち味を発揮されていることが素晴らしいと思います。














ここでカメラ充電切れ



続くよ~
2014,10,14 Tue 11:33
